笑うと健康にいいってホント？笑いの効果とは？
笑顔や笑いにあふれる環境はとても素敵ですよね。
最近の研究では笑うことが健康にとてもいいことがわかってきました。
では笑うことでどんな効果が得られるのでしょうか？
今回は笑いと健康についてお話ししたいと思います。
■笑いの効果とは？
・免疫力がアップする
私たちは毎日多くのウィルスや体内に発生するがん細胞の脅威に曝されています。
これらの健康を脅かす物質から体を守ってくれているのがリンパ球の一種であるNK（ナチュラルキラー）細胞です。
笑うことで体内のNK細胞が活性化し免疫力がアップします。
・ストレス解消
自律神経の交換神経と副交感神経のバランスが崩れてしまうとうつ病などの精神疾患を招いてしまいます。
笑うことでこの交感神経と副交感神経のバランスを整える効果があります。
それにより安定した精神状態を保つことができストレスも軽減する効果が得られます。
・脳の働きが良くなる
笑うことにより脳への血液循環が良くなりさらには脳波の中でもα波を増加させます。
これにより脳の海馬や側頭葉など学習や記憶力を司る器官が活性化されます。
・ポジティブになる
笑うことにより脳内物質のエンドルフィンやドーパミンが分泌されます。
エンドルフィンは脳内麻薬とも言われ幸福感を与えてくれる効果があります。
また、ドーパミンはやる気の出てくる快楽物質で元気の源です。
これらの効果によりポジティブ思考が高まります。
・血行促進効果
大きく笑うことにより腹式呼吸となり、体内に酸素がたくさん取り込まれたり血管が拡張されます。
それにより血液循環が良くなり血行促進効果が得られます。
・リウマチ改善
ある実験により『笑い』がリウマチを悪化させる物質を減少させる効果があることがわかりました。
また、多くの人が関節の痛みが和らいだという結果も出たそうです。
■まとめ
今回は笑いと健康についてお話ししました。
毎日忙しくストレスの多い現代社会ですが、最近笑っていますか？
たまには時間を作って仲のいい友人や家族とのおしゃべり、お笑い番組を観るなどして生活に笑いを取り入れてみてはどうでしょう。
時間のないときは作り笑いをするだけでも効果があります。
身体と心の健康のためにもぜひとも笑いのある生活を送りましょう。