筋トレをするとはげるってホント？筋トレと薄毛の関連性とは？
筋トレをするとはげるって噂をよく聞きませんか？
筆者はもともと痩せ型の体系で貧弱に見えるというコンプレックスを抱えているため週に２～３日ほど筋トレを行いそれなりの体型を維持しています。
マッチョと言えるほどムキムキしてはいませんがそれでも最近気になっているのが筋トレと薄毛の関係について。
もしこの噂が本当であるならば筋トレを中止して貧弱体型を選ぶか筋トレを続行し薄毛を選ぶかの決断をしなければなりません。
年齢も３０代後半となり以前よりおでこが広くなってきた気がします。
いや、確実に面積は広がっています。
年齢的にもそろそろ薄毛について気になってきましたのでここらであの噂について調査が必要だと感じております。
筋トレをするとはげるという噂は事実かどうか真相に迫ってみたいと思います。
■そもそも根拠は？？
確かに筋肉ムキムキマッチョで薄毛のおじさんを時折テレビなどで見かけます。
しかし、野球やサッカーなどのスポーツ選手はみんな体が大きく筋肉ムキムキの選手がたくさんいます。
最近は科学的なトレーニングやボディケアなどのおかげで選手生命が長くなっていて以前より年齢の高い選手も多数います。
では彼らがみな薄毛かというとそんなことはありません。
では筋トレをするとはげるという噂に根拠はあるのでしょうか？
・筋トレの影響で男性ホルモンが増加する
噂の根拠として有力なものが筋トレをすることにより男性ホルモンが増加するためだと言われています。
では男性ホルモンが増加すると何ではげるのでしょうか？
実は筋トレによって男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロン（DHT）が発生することが原因と言われています。
このジヒドロテストステロン（DHT)には薄毛、体毛の増加、精力減退という働きがあります。
なんという不要なホルモンでしょう。
全くいいところがない！
元々はテストステロン（TH)という精力増加、骨格・筋力の成長、行動力や活力の増進を促す効果があるホルモンでしたが、筋トレによりジヒドロテストステロン（DHT）に変化するようです。
・実験でも実証済み？
１９４２年にアメリカのジョージ・ハミルトン博士が行った実験では去勢した男性は薄毛にならず、元々薄毛の男性は去勢した後、薄毛の進行がとまったとのこと。
また、元々薄毛で去勢して薄毛の進行が止まっている男性にテストステロンを注入したところ薄毛の進行が再開したとのこと。
さらに元々薄毛ではない男性にテストステロンを注入しても薄毛にはならなかったそうです。
この実験をまとめるとこのようになります。
- 男性ホルモンが薄毛に影響を与える
- 薄毛の人の男性ホルモンが増すと薄毛の進行を招く
- 薄毛ではない人の男性ホルモンが増しても薄毛に影響がない
しかし、この実験の被験者にたまたまそのような影響が出ただけかもしれません。
なんせ去勢をするなんて相当覚悟のいる実験ですのでそれほど被験者が多くいるとは考えにくいもの。
ちょっと引っかかるのが、元々薄毛の人が進行したというのも本当に男性ホルモンが原因かどうか何とも言えない気がします。
■真実は如何に？
検証してみてわかったこととしては、筋トレが男性ホルモンを増加しはげる可能性があるということがわかりました。
しかし真相については浅田真央ちゃん風に言うとハーフハーフといったところではないでしょうか？
ちなみに筋トレ以外でも薄毛の原因はあります。
・不規則な生活
寝ている間が髪の成長を促進するため睡眠不足は髪によろしくありません。
また、食生活の乱れによる栄養不足は髪にも栄養が行き届かず抜け毛の原因となってしまいます。
・ストレス
抜け毛や円形脱毛症など髪に与える影響は大きいです。
普段からストレスを溜めないよう何かしら解消する方法を持ちましょう。
・喫煙
喫煙は毛細血管の収縮を招きます。
頭皮の血行不良により薄毛の原因となります。
・シャンプー
自身の頭皮に合わないシャンプーを使っているとフケやかゆみ、抜け毛の原因となります。
筆者も以前、安物のシャンプーを使用していた時にやたら抜け毛が多く、最初は季節の変わり目だからかなと思っていたのですがオールシーズン抜け毛が気になりだしてシャンプーを変えたとたん抜け毛が気にならなくなった経験があります。
■最後に
結果として明確な真相はわかりませんでしたが可能性の一つとしては挙げられますが他にも様々な要因はあるようです。
一概に筋トレ＝薄毛とは言えないようです。
また、芸能人やスポーツ選手でも筋肉ムキムキのマッチョにもかかわらず髪の毛フサフサな方も沢山いますのであまり気にしない方が良いかもしれません。