八重樫東　試合結果！最終ラウンドTKO勝利で2016年を締めくくる！

2016年12月30日有明コロシアムで行われたボクシングフェス2016のセミファイナルでＩＢＦ世界ライトフライ級タイトルマッチに王者の八重樫東選手が登場！

挑戦者でタイのサマートレック・ゴーキャットジム選手を12回2分13秒TＫＯで下し2度目の防衛に成功！

2016年を鮮やかなTＫＯ勝ちで締めくくりました。

勝った八重樫東選手の戦績は30戦25勝（13KO）5敗。

■試合経過

1ラウンド

両者ともにスピードがあり、軽快な動き。
比較的静かな立ち上がりでともに様子見程度に左を突き合う。

2ラウンド

八重樫選手は非常に軽快に足が動きスピードが際立ち調子の良さがうかがえる。
両者ともにクリーンヒットはない。

3ラウンド

追うサマートレック選手に対し足を使ってサークリングする八重樫選手。
時折、八重樫選手のパンチがヒットし出す。

4ラウンド

ラウンド開始後にサマートレックの右フックが八重樫選手にヒット。
しかし八重樫選手は足を使って追撃を許さない。
このラウンド後半から徐々に両者の距離が接近してきて両者のパンチが交錯し出す。

5ラウンド

追ってくるサマートレック選手に応戦したり足を使ったりと巧みに戦い、次第に八重樫選手のパンチがヒットしていく。
サマートレック選手は若干攻めあぐねている様子。

6ラウンド

八重樫選手のパンチが的確にヒットを重ねていく。
徐々に試合を支配しつつある。

7ラウンド

ラウンド開始早々から接近戦を仕掛けてくるサマートレック選手に真っ向から応じる八重樫選手。
仕掛けてきたサマートレック選手を逆に後退させる。
ラウンド終盤にはカウンターでアッパーを合わせ優勢に試合を進める。

8ラウンド

八重樫選手がプレッシャーをかけてサマートレック選手をロープに追い詰めていく展開。
ロープ際でパンチをまとめる場面もあり上下に打ち分けていく。
八重樫選手が放つパンチのほとんどがヒットしていく。

9ラウンド

前のラウンドに続いて八重樫選手のパンチがさらにヒットを重ねる。
八重樫選手は焦ることなく冷静にヒットを積み重ねていく。

10ラウンド

後退するサマートレック選手を追いかけながらこのラウンドも的確にヒットを積み重ねる。

11ラウンド

八重樫選手の強烈な左ボディが何度も挑戦者をとらえる。
挑戦者も叫び声をあげながら応戦するが八重樫選手が打ち勝つ。
ラウンド終盤にはコーナーで激しく打ち合う。

12ラウンド

玉砕覚悟でKO狙いの挑戦者に打ち合いで応戦。
ダメージを蓄積した挑戦者に強烈な右を打ち込みグラつかせる。
ロープ際へ後退した挑戦者に連打を浴びせたところでレフェリーが試合を止め見事八重樫選手のTKO勝ち！

■2016年はKO締め！

今回は試合直前で対戦相手が変更となるトラブルがあったものの見事に勝利を納めました。

ここ2戦は判定での勝利が続いており、前回は2-1の判定と苦戦を強いられましたが、今回は終始攻め続ける展開でスッキリとKOで勝利し３階級制覇王者の貫禄を示しました。

いい形で2016年を終えた八重樫東選手。

来年も持ち前の気迫あふれるファイトを見せてくれることを期待します！

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