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ボクシング

ボクシング大森将平!4月23日に因縁の相手タパレスへ世界挑戦決定!

2018/01/03

 

 

ボクシングのWBO世界バンタム級7位の大森将平選手(ウォズジム)が22日、京都市の所属ジムで会見し、4月23日にエディオンアリーナ大阪で同級王者のマーロン・タパレス選手(フィリピン)に挑戦することを発表しました。

大森将平選手は昨年の大みそかに世界挑戦する予定でしたが、王者のけがのために試合中止となり世界挑戦は幻となってしまいました。

ところが、早くも世界挑戦のチャンスがやってきました。

しか対戦する王者はおよそ1年半前に唯一の黒星を喫した相手、マーロン・タパレス選手。

実は王者のマーロン・タパレス選手も年末に現WBO世界スーパーフライ級王者、井上尚弥選手の弟、井上拓真選手と対戦する予定でした。

しかしこちらも井上選手のケガのため流れてしまいました。

今回、運命の糸に導かれたかのように二人の対戦が決まったようです。

大森選手としては世界挑戦とリベンジの2つを果たす願ってもないチャンスとなりました。

はたして大森選手はおよそ1年半前の雪辱をはらすことができるのでしょうか!?

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■前回の対戦

2015年12月16日、WBO世界バンタム級挑戦者決定戦として2人は顔を合わせました。

開始早々にダウンを奪われてしまう大森選手。

ダウンを奪った勢いからかどんどん出てくるタパレス選手に攻め続けられ、立て続けにダウンを奪われてしまいます。

その後立て直せないまま劣勢が続き、2ラウンド1分35秒TKO負けとなってしまいました。

プロ16戦目で初の黒星となってしまいました。

この試合、開始早々に出鼻をくじかれてしまいそのままの流れで終わってしまった感じです。

タパレス選手の良いところが存分に発揮され、大森選手の良いところが全く出ないまま終わってしまった印象でした。

確かにタパレス選手は強い!と素直にそう思います。

しかし、第1ラウンドが違った展開であったら全く違った試合展開になっていたかもしれません。

 

■復帰後は3連続KO勝ち

タパレス選手に敗れたあと、2016年4月16日に復帰戦を行った大森選手。

インドネシアバンタム級チャンピオンのエスピノス・サブ選手を相手に4回2分31秒KO勝ちで再起を果たします。

その後2戦もKO勝ちを飾り現在3連続KO勝ち。

本人も「成長した姿を見せたい」と言っているように前回からどれだけの成長を見せられるかが今回の試合の鍵となりそうです。

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■マーロン・タパレス選手のプロフィール

マーロン・タナン・タパレス

出身地:フィリピン

身長:163㎝

スタイル:サウスポー

戦績:31戦29勝(12KO)2敗

現在、WBO世界バンタム級王者

大森選手と対戦したあとは王者プルンアン選手(タイ)に挑戦し2度のダウンを奪われながらも逆転KOで勝利しました。

王者の地元で敵地のタイで逆転勝利したことにより地力のある選手のようです。

大森選手との試合を見てもKO率以上にキレのあるパンチでした。

しかも非常にアグレッシブ。

フィリピンの世界王者といえば超有名なマニー・パッキャオ選手やノニト・ドネア選手、少し前ではジェリー・ペニャロサ選手など非常に強い選手が思い出されます。

タパレス選手もひょっとすると彼らのようなフィリピンの名王者として名を連ねる選手になるかもしれません。

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■さいごに

今回の大森将平選手VSマーロン・タパレス選手の試合について、前回の試合内容を考えると正直なところ王者のタパレス選手が有利であると感じてしまいます。

しかし、昨年末に行われた世界戦ではライトフライ級の田中恒成選手やスーパーバンタム級の小國以載選手は下馬評では不利とささやかれる中、両者とも前評判を覆し見事タイトルを獲得しました。

それも圧勝で!

今回の大森選手にも下馬評を覆すような劇的な勝利を是非とも見せてもらいたいものです。

夢の三階級制覇に向けてまずは1つ目を4月23日に獲得する姿を見せてもらいましょう。

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