松坂大輔！7回を無安打無失点！復活間近も開幕ローテならず！？
今期に復活をかけるソフトバンクの松坂大輔投手が圧巻のピッチングを披露しました。
3月25日（土）にヤフオクドームで行われた広島とのオープン戦で7回を投げてなんとノーヒットピッチング！
許した走者は四球で出した2人のみ。
その後8回は五十嵐投手、9回はサファテ投手と繋ぎ3人の投手でノーヒットノーランを達成を達成しました。
先日18日の西武戦では4回途中に右内転筋に張りを訴えて降板し心配されていただけに非常に明るい材料となりました。
試合は7回の川島選手のタイムリーで1点を取ったソフトバンクが勝利し、松坂投手が勝ち投手となりました。
全盛期のような150キロを超える速球ではなく、動く球を巧みに使った投球術で広島打線を翻弄。
開幕へ向けて準備が整ったようです。
■松坂大輔投手の投球内容
1回
安倍・・・125キロのチェンジアップでセンターフライ。
小窪・・・120キロスライダーでレフトフライ。
丸・・・フルカウントから四球。しかし盗塁を狙い走塁死。
2回
新井・・・136キロでショートゴロ。
松山・・・120キロスライダーでサードファールフライ。
エルドレッド・・・142キロストレートで空振り三振。
3回
ペーニャ・・・ストレートの四球。
石原・・・サードゴロ
岡田・・・センターフライ。
安倍・・・サードゴロ。
4回
小窪・・・センターフライ。
丸・・・130キロのチェンジアップで空振り三振。
新井・・・130キロのストレートでサードゴロ。
5回
松山・・・137キロのカットボールでセカンドゴロ。
エルドレッド・・・137キロカットボールでライトフライ。
ペーニャ・・・カットボールで見逃し三振。
6回
相沢・・・インハイへの139キロのストレートで空振り三振。
岡田・・・内角低めのスライダーで空振り三振。
安倍・・・外角低めのカットボールで見逃し三振。
4者連続三振！
7回
小窪・・・ヒット性の当たりもサード明石のファインプレーでサードゴロに。
丸・・・レフトへの痛烈な当たりも中村晃のダイビングキャッチでレフトフライ。
新井・・・セカンドゴロ。
7回102球、被安打0、四球2、奪三振6と7回無安打無失点の好投！
4回以降はランナーを出さずパーフェクトピッチングを披露しました。
■7回無安打無失点も開幕ローテ入りならず！？
今回の好投に松坂投手本人も「結果も内容も求めらている中で最後の最後でいい形、いい内容になって良かった」と安堵の表情を浮かべていました。
工藤監督も「これからの期待をさせてもらった。新しい投球スタイルが出来たんじゃないかなと思います。」と高評価でした。
オープン戦最後の登板で最高のピッチング、最高の結果を残した松坂投手でした。
しかし、この日の試合後に松坂投手が開幕ローテから外れることが決まりました。
倉野信次投手統括コーチが松坂投手、摂津投手が開幕ローテから外れたことを明らかにしました。
しかし開幕ローテの6人に何かあったらすぐに投げられるように準備してほしいとも伝えたようです。
「今日の投球は1軍で十分戦力として抑えられる投球だった」と同コーチも評価しており、今後はファームで調整し、1軍登板のチャンスを待つことになりそうです。
それだけソフトバンクの投手陣は層が厚いということですね。
しかしシーズンは長いもの。
この調子を維持していれば必ずチャンスは訪れることでしょう。
今年は1軍のマウンドで松坂大輔投手のピッチングが見れそうな予感がしますね！