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ボクシング

ボクシング木村翔が番狂わせ!金メダリストゾウ・シミンを破り新王者へ!

2018/01/03

 

海外で番狂わせが起きましたね。

2017年7月28日、中国・上海で行われたWBO世界フライ級タイトルマッチ。

王者ゾウ・シミン選手と同級6位で日本の木村翔選手の一戦。

王者圧倒的有利と言われ、さらに王者の地元上海での試合でした。

しかし結果は、、、

 

木村翔選手が圧巻の11回TKO勝ち!!

 

失礼ながら日本でもまだそれほど知名度の高くない木村選手でしたが、完全アウェーの中、

 

地元のスーパースターを倒す大金星!

 

まさにあっぱれですね!

そこで今回は7月28日に上海で行われたWBO世界フライ級タイトルマッチを振り返ってみたいと思います。

 

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■木村翔選手のプロフィール

まずは新王者となった木村翔選手のプロフィールについて見ていきたいと思います。

木村翔

生年月日:1988年11月24日
出身地:埼玉県熊谷市
スタイル:右ボクサーファイター
プロ戦績:18戦15勝(8KO)1敗2分

中学3年からボクシングを始めた木村選手。

ところが高校時代は一時期ボクシングから離れていたようです。

23歳でボクシングを再開し2013年4月22日にプロデビュー。

このデビュー戦で1R1分15秒KO負けでプロ唯一の黒星を喫してしまいます。

しかしその後は2度の引分を挟みながらも白星を重ねていきます。

その間、WBOアジア太平洋フライ級王座を獲得し世界ランク入りを果たします。

そしてWBO王者・ゾウ・シミン側からのオファーにより今回の世界挑戦へと繋げました。

 

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■王者ゾウ・シミン選手とは?

今回、木村選手が対戦したゾウ・シミン選手とはどんな選手だったのでしょうか?

プロ戦績は11戦9勝(2KO)2敗

前WBO世界フライ級王者です。

この選手の凄いところは豊富なアマチュア経験があり、オリンピックには3度出場。

しかも2008年北京・2012年ロンドンオリンピックでは2大会続けて金メダルを獲得。

正真正銘のゴールデンボーイです。

ゾウ・シミン選手の主なアマ獲得メダル

◇オリンピック
2004 アテネ 銅
2008 北京 金
2012 ロンドン 金

◇世界選手権
2003 バンコク 銀
2005 綿陽 金
2007 シカゴ 金

◇アジア大会
2006 ドーハ 金
2010 広州 金

まさに地元のスター選手に相応しい経歴ですね。

日本でいえば村田諒太選手や清水聡選手のような存在でしょうか。

おそらくプロでも安定王者への期待が高かったことでしょう。

 

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■試合展開

今回・王者ゾウ・ジミンサイドからのオファーにより今回の世界戦が実現したそうです。

つまり王者側からは「勝てる相手」見込んでとして招待されたのではないでしょうか。

中国人2人目の世界王者でオリンピック2大会連続で金メダル獲得の地元ではスーパースターの王者ゾウ・ジミン選手。

そのスーパースターがどんな勝ち方をするかを見に来た地元のファンで盛り上がる会場。

その中で木村選手の応援はわずか10名程度。

まさに完全アウェーの中ゴングは鳴りました。

オリンピック金メダリストの王者はスイッチしながら足を使いポイントを重ねていきます。

木村選手も前に出てプレッシャーをかけながら応戦していくも完全にポイントをとったというラウンドは少なく、判定なら地元である王者有利といった感じでラウンドは進んでいきます。

迎えた11ラウンドに木村選手のボディのがついにゾウ選手を捕える!

たまらずダウンを喫したゾウ選手!

立ち上がるもレフェリーがストップし11回TKO勝ち!

木村翔選手が新チャンピオンとなりました!

 

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■日本人フライ級王者が3人に!

現在日本ボクシング協会が認定している団体はWBA・WBC・IBF・WBOの4つ。

木村翔選手の世界王座奪取によりフライ級では4団体の内のWBA・WBC・WBOの3本のベルトが日本に集まりました。

 

・WBA世界フライ級王者:井岡一翔選手

ミニマム・ライトフライ・フライと3階級制覇王者で現在日本人最多タイとなる世界戦14勝をマーク。

今回、木村選手と対戦したゾウ・ジミン選手との対戦に興味を示していたようでしたが、、、

 

・WBC世界フライ級王者:比嘉大吾選手

13戦13勝13KOのパーフェクトレコードを誇るハードパンチャー。

「和製ローマンゴンザレス」のニックネームを持つ。

5月の世界初挑戦では王者から計6度のダウンを奪う圧勝劇を披露。

同じく3人の日本人王者が存在するライトフライ級では現在、6度防衛中のWBA王者田口良一選手、2階級制覇のWBO王者田中恒成選手が団体統一戦に向けて非常に盛り上げています。

やはり同じ階級に日本人王者が3人も存在すればファンとして気になることは「誰が一番強いの?」ってことになりますよね。

ライトフライ級と同じようにフライ級でも日本人王者対決に向けてぜひ盛り上げていってほしいですね~。

 

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