ぽけっといんふぉ

ちょっとしたお得な情報などをお届けします。スキマ時間にぜひお立ち寄りください。

スポーツ

松坂大輔・中日で入団テストへ!獲得に動く球団側の思惑とは?

 

ソフトバンクを退団した松坂大輔投手が来年1月に中日ドラゴンズで入団テストに臨むことが発表されました。

松坂大輔投手といえば、かつて「平成の怪物」と称され、WBC2大会連続MVPを獲得するなど日本球界を代表するスーパースターです。

しかし、かつてのスーパースターも日本球界復帰後は3年間でわずか1試合の登板と低迷しています。

全盛期のあの剛腕の面影はほとんど失われてしまっていますね。

しかし中日側が松坂投手に最も求めるものはかつての剛腕や投球術ではないと思います。

そこで今回は松坂大輔投手を獲得に動く中日ドラゴンズ・球団側の思惑について考察してみたいと思います。

 

Sponsored Link

■求めるものは集客力!

中日ドラゴンズが松坂大輔投手に求めるもの、それはズバリこれでしょう。

 

集客力!!

 

正直、ピークを過ぎたとはいえ、かつてのスーパースター・松坂大輔投手が中日ドラゴンズのユニフォームを着てナゴヤドームのマウンドに立つならば観に行きたいと思うファンは大勢いるでしょう。

私もその一人です。

さて、ここ最近の中日球団の抱える大きな悩み、それは「観客動員数の低迷」にあります。

まずは近年の中日ドラゴンズのホームゲームでの観客動員数を見てみましょう。

2017年 2,010,772人 72試合(平均27,927人)
2016年 2,058,381人 71試合(平均28,991人)
2015年 2,049,784人 72試合(平均28,469人)
2014年 2,000,912人 72試合(平均27,790人)
2013年 1,998,188人 72試合(平均27,753人)
2012年 2,080,530人 72試合(平均28,896人)
2011年 2,143,963人 72試合(平均29,777人)
2010年 2,193,124人 72試合(平均30,460人)
2009年 2,298,405人 72試合(平均31,922人)

 

最下位だった昨年に比べ1試合平均でおよそ1,000人を下回っています。

しかし数字を並べて見ると今年だけが悪いわけではないように思えます。

落合政権下の黄金期は1試合平均およそ30,000人を超える観客動員数だったたけにそれ以降は下降しています。

特に目立ったのは今年7月。

ナゴヤドームでの観客動員数2万人割れが3度もあり、しかもそのうちの1試合は人気カードである巨人戦でした。

ナゴヤドームでの観客動員数2万人割れは、NPBが観客の実数発表を行うようになった05年からこれまで12年間で1度しかありませんでした。

落合政権時代の中日ドラゴンズは毎年優勝争いに加わる強いチームだったこともありましたが、「この選手のプレーが見たい!」とファンに思わせるような選手が多かったことも観客数が多かった要因として考えられます。

アライバコンビ、浅尾拓也投手、川上憲伸投手、タイロン・ウッズ選手、福留孝介選手、立浪和義選手、山本昌投手、谷繁元信選手などなど。

挙げらたきりがないくらいです。

世代交代、若返りをはかっている現在のチーム状況であるだけに、黄金期の主力のようなスター選手がこれから登場することを期待したいところではありますが、手っ取り早く客を呼べる選手を用意するにはやはり他球団から獲得するのが近道でしょう。

その点、「松坂大輔」というビッグネームはうってつけの存在ではないでしょうか?

観客増を望む球団と活躍の場を望む松坂投手はまさにウインウインの関係と言えます。

ソフトバンク移籍後の3年間の事情は分かっていても、もし登板となれば観に行きたいというファンがたくさんいることは間違いないでしょう。

私ももちろん、観に行きます!

そして間違いなくユニホームも買いますね。

 

■問題は1軍マウンドに立てる状態かどうか

 

松坂投手がナゴヤドームのマウンドに立つことができれば観客増という球団の願いは叶うことでしょう。

しかし、問題は1軍のマウンドに立てる状態かどうか?

ナゴヤドームのマウンドに立てなければ彼を見ることはできませんから。

1月下旬の入団テスト時点では無理でもシーズン中にはマウンドに立てる状態が期待できるかどうか、首脳陣のチェックポイントはここにあると言えますね。

 

■先発に空きはある!ジョーダン・バルデス2本の柱が退団!

昨シーズン、一時は中4日とハイペースで稼働してくれたバルデス投手、先発、中継ぎと二刀流で活躍したジョーダン投手の二人の外国人投手がそろって退団。

シーズン前半は特にこの二人の働きに支えられました。

バルデスおじさん大好きだっただけにとても残念です。

2本の柱が去り、先発投手の不足が否めない来季のドラゴンズ。

再び又吉投手が先発にまわる可能性も充分考えられます。

となると中継ぎもコマ不足となるおそれもあります。

投手陣の層の厚いソフトバンクでは出番のなかった松坂投手ですが現状のドラゴンズなら先発もしくは中継ぎでチャンスがあるかもしれません。

 

Sponsored Link

■松坂入団はほぼ決まりか。とにかく話題にはなる!

さて、来年1月下旬に松坂大輔投手の入団テストが行われますが、入団はほぼ確実といえるのではないでしょうか。

即日回答もあると話す球団オーナーの発言からも獲得への前向きさが感じられますし。

集客のためにもマウンドに立つことが求まられますが、仮に試合に出られなかったとしても、年俸は2000万+出来高と見られていることから球団のリスクはそれほど高くありません。

松坂大輔というビッグネームが加入すれば話題となることは間違いなく、チームの注目度が上がることは間違いないでしょう。

さらに復活してくれれば球団としては儲けものです。

一躍、チームの看板選手になってしまいますね。

もう、こうなったら移籍先の決まっていない村田修一選手も獲得して、さらにチームの注目度を上げてみてはどうですかね。

 

Sponsored Link

-スポーツ