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ギャンブル依存症を克服するには?私が実行した依存症克服法5つ!

 

日本人の「ギャンブル依存症疑い人口」は2017年の調査ではおよそ320万人にのぼるとのことで世界でもトップクラスの依存率と言われています。

非常に不名誉なことですね。

ちなみに少し前まではおよそ536万人と言われていましたがこの数字の違いは一体何なんでしょうね。

さて、お金に余裕もあり、楽しんでやっている人はいいと思いますが、この数字が物語るようにやめたいのに苦しみながらギャンブルを続けていて、どうしてもやめられずに悩んでいる人はいまだ多いようです。

実は私も一時期、異常なほどギャンブルに狂っていた時期がありました。

何度もやめようと思いましたがなかなか抜け出せなくて自己嫌悪の毎日でしたね。

おそらくギャンブルは一生やめられないだろうと半ば諦めていました。

しかし何度も挫折しながらもどうにか克服することができました。

そこで今回は私が実践したギャンブル依存症克服の方法をご紹介したいと思います。

私の方法が貴方に適しているかはわかりませんが、少しでも参考になればと思います。

 

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■依存度MAXの頃

私がハマっていたギャンブルは主にパチスロでした。

爆裂4号機の全盛期には友人との遊びはパチスロ彼女とのデートもパチスロ仕事終わりに同僚とパチスロ

こんな毎日を繰り返していました。

爆裂4号機時代が終わり、また、年齢も30代に近づいていく中、周囲のマトモな友人たちはパチスロからだんだんと離れていき、別の趣味に時間やお金を遣うようになりました。

ホンっとお金なくなりましたよ。

それでも自分は相変わらずハマり続けていました。

 

■なぜパチスロを打ちたいのか考えてみた

自己嫌悪に陥る毎日が続く中、急に冷静になったときがありました。

自分はなぜこんなに負けてもパチスロを打ちに行くのだろうか。

自分が打ちに行く動機は一体何なのだろうか?

ここのヤめるためのヒントがあるのではないだろうか?

そう思い、少し考えてみました。

そして出た答えが以下の3つでした。

  • お金が欲しい
  • ヒマだったから
  • 大当たりの感覚が病みつきに

この3つをもう少し深く見ていきたいと思います。

 

お金が欲しい

単純にお金が欲しいという理由からギャンブルをやっていました。

金が欲しいなら働けよ!と突っ込みが入りそうですね。

ギャンブル依存者にありがちですが、会社のお給料とは別に楽しんでお金を稼ぎたいという甘い考えからパチスロに行っていました。

しかし現実は、お金を稼ぎに行きながら毎回のように大金を捨てていました。

そして何度も何度も負けを繰り返します。

今日こそは勝てるかもしれない打ちに行く負ける自己嫌悪・もう辞めるぞと決意!でも今日こそは勝てるかもしれない!

これの繰り返しでした。

身も心もボロボロになりながらもまた打ちに行く。

ハイ、馬鹿です。

もうね、パチンコやらない人からすれば理解不能で「なんで?」って思うでしょうね。

でもこのスパイラルから抜けられないのがギャンブル依存症の怖いところなのです。

また、ギャンブルの負けはギャンブルで取り返す!という考えが拭えなかったのも要因でしたね。

 

ヒマだったから

当時良く遊んでいた友人の多くが、また付き合っていた彼女が土日休みなのに対し、私は平日休みの仕事だったためヒマを持て余していてその時間をパチスロにあてていました。

これといった趣味がなかったため、休みの日に起きたらとりあえずパチ屋に足を運んでいましたね。

しかし、末期の時はヒマがなくても行っていた気がします。

閉店15分前のジャグラー勝負とか。

うーん、病んでいましたね。

 

大当たりの感覚が病みつきに

パチンコ・パチスロで当たるとアドレナリンが脳内に放出されて快感を得ると言われています。

この感覚、ものすっごいわかります。

今でも昔っハマった機種の大当たりシーンをユーチューブで見るとゾクゾクしますから。

辞めたのなら見るなよ!と突っ込まれそうですね。

こまかい動機は他にもあったように思えますが、大きくはこの3つが私には当てはまっていたと考えました。

そしてこれらについて対策を立てました。

 

■私が実行した依存症克服法5つ

 

サイドビジネスをはじめる

お金が欲しいことが理由でパチスロをするのならもっと確実性のあることでお金稼ぎをするべきです。

ちょうどパチスロを辞めたいと思っていたタイミングで転売やライティングなどお小遣い稼ぎの方法を知りました。

それからはパチスロ以上にこれらのおこづかいかせぎというか、サイドビジネスにハマりましたね。

なにせ増えるばかりで減らなかったので。

これが一番大きなキッカケになったと感じています。

とくに転売でお小遣い稼ぎをしていた頃は資金を回転させて雪だるま式に増やすため、稼いでも無駄遣いは一切しませんでした。

また、ライティングやアンケートサイトなどをやっていたときは得られる単価が小さいため小銭を大事にするようになりました。

そのおかげでこの頃、かなりの節約グセが身に付きました。

結局はお金が欲しかった。

これが自分がパチスロにハマっていた一番の理由だったんだなと思いました。

 

絶対に勝てないと諦める

ギャンブルの負けはギャンブルで取り返す!

パチプロは存在するのだから勝つ方法はあるはず!

などと考えている人は少なからずいるでしょう。

現に私もそうでした。

現在はパチ屋もどんどん潰れている時代です。

現在営業しているホール側も必死なのです。

生き残りをかけ、経費を使って戦略的を練り、必死に狩りにきている企業を相手にイチ個人が勝てると思いますか?

答えはNOです。

失ったお金はこれからの人生で時間をかけて取り戻していくのが賢明です。

実際、私の周囲の人でもギャンブルで勝っている人よりギャンブルをやっていない人の方がお金を持っていて豊かな暮らしをしていますから。

 

人と約束をする

ヒマを持て余していたためにパチスロに時間を費やしてしまっていました。

このヒマを埋めるために無理やり人と会うようにスケジュールをはめ込んでいました。

依存症の頃は人との約束をキャンセルしてまでパチスロを打っていました。

しかし依存から脱却するために自分から誘って約束を断ることができないように仕向けていきました。

しかし、パチスロばかりやっていたせいか、会話のネタがなくて苦労しました。

パチスロにハマっていた頃、いかに人付き合いをおろそかにしていたことか。

このとき、人付き合いの大切さをあらためて認識することができました。

 

いつもより贅沢をする

パチスロを我慢した日には、普段よりワンランク上のランチを食べたり、発泡酒ではなくビールを飲んだりといつもよりちょっと贅沢をしても良いと決めました。

パチスロを我慢した自分へのちょっとしたご褒美でしたね。

 

パチスロ資金で物を買う

パチスロをやっていた時、手持ちのお金はとにかく次回のパチスロ資金とすることが最優先でした。

そのため例え勝ったとしても余分なものは買わず、次回の軍資金へと回していました。

そのおかげで洋服も年に1~2回しか買わず、カバンも靴も財布もボロボロになるまで使い続けていました。

ある意味、物持ちが良いと言われそうですが、いい大人がこれではちょっと恥ずかしいですよね。

どうせパチスロに行ったら無くなってしまうんだから!」とケチケチせずに欲しいものを買うようにしました。

欲しいものをいろいろと買いあさりましたがパチスロをやっていた時よりもお金は余っているんですよね。

そして今まで味わえなかったような満足感を味わうことができています。

 

■さいごに

今回は重度のギャンブル依存症だった私が依存症から脱出した方法についてお話しさせていただきました。

頭ではわかっていても辞められないのが依存症の怖いところです。

ギャンブルをする目的を認識し、別の行為にあてがったこと。

ギャンブルをできない習慣づくりを行ったこと。

これで依存症から抜け出すことができました。

今ではせいぜい、年に1回有馬記念で宝くじを買う感覚で勝負する程度です。

ギャンブルも普通の趣味と同様、使う時間・金額を決めて適度に楽しむ程度なら問題はないでしょう。

人によってギャンブルをする目的は違うでしょうから、私の方法が適していない方もいるかもしれません。

1人でも「この方法なら自分もイケるかも!」と思って下さりギャンブル依存から抜け出すことに役立てばうれしいですね。

 

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