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ボクシング

ボクシング・小西伶弥!初の世界戦!相手は田口苦しめたカニサレス!

 

ボクシングのWBA世界ライトフライ級2位の小西伶弥選手が3月18日に初の世界戦に挑みます。

小西伶弥選手は元3階級王者の長谷川穂積さん、前WBAスーパーバンタム級王者の久保準選手、現WBOミニマム級王者山中竜也選手と同じ真正ジムに所属する無敗のホープです。

さて、小西伶弥選手とはどんなボクサーなのでしょうか?

そこで今回は3月18日に初の世界戦に挑む小西伶弥選手についてチェックしていきたいと思います。

 

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■小西伶弥選手の戦績

まずは小西伶弥選手の戦績やプロフィールから見ていきましょう。

小西伶弥(こにしれいや)

年齢:24歳
出身地:神戸市灘区
身長:
スタイル:右ボクサーファイター
戦績:15戦15勝(5KO)

2013/08/24 ○4R判定 3-0 村上 博英(大阪帝拳)
2013/11/15 ○1RKO 坂元 竜也(堺東ミツキ)
2014/05/06 ○1RKO 勝江 仁(高砂)
2014/06/01 ○4RTKO 清水 勇希(橋口)
2014/09/14 ○2RTKO 吉村 尚樹(尼崎亀谷)
2014/11/09 ○5R判定 3-0 滝川 潤(薬師寺)

【2014年度全日本ミニマム級新人王決定戦】
2014/12/21 ○5R判定 3-0 久保 裕希(セレス)
※全日本新人王獲得

2015/04/22 ○8R判定 3-0 清水 健太(渥美)
2015/08/28 ○8R判定 3-0 春口 直也(橋口)
2015/12/11 ○8R判定 3-0 林 翔吾(ハラダ)
2016/06/17 ○8R判定 3-0 寺次 孝有希(ミサイル工藤)
2016/08/24 ○1RKO カノンメック・シットクルコン(タイ)

【日本ミニマム級王座決定戦】
2017/04/09 ○10R判定 2-0 谷口 将隆(ワタナベ)
※日本ミニマム級王座獲得

【日本ミニマム級タイトルマッチ】
2017/09/03 ○10R判定 2-0 小野 心(ワタナベ)
※日本ミニマム級王座防衛①

【日本ミニマム級タイトルマッチ】
2017/12/26 ○10R判定 3-0 松井 謙太(三河)
※日本ミニマム級王座防衛②

■主な獲得タイトル

・2014年度全日本ミニマム級新人王

・第28代日本ミニマム級王座

 

小西選手は鷹匠中時代に陸上で活躍し、3年の時に兵庫県中学校選手権400メートルリレーで同校の3位に貢献。

六甲アイランド高に進学する前に元世界3階級王者長谷川穂積さんのボクシングに憧れて真正ジムの門をたたきました。

プロ入りにあたっては両親から猛反対があったものの熱い思いで説得。

プロ入り後は陸上で鍛え上げた強靭な下半身を武器に無敗街道をひた走り、全日本新人王日本タイトルを獲得し着実に階段を上り、ついに念願の世界挑戦へとたどり着きました。

小西選手の試合を観ていると、右と左の構えはちがうものの長谷川穂積さんのスタイルに似ていると感じるんですよね。

同じジムの偉大な先輩で憧れの選手だった長谷川穂積さんのボクシングは小西選手の脳裏にインプットされているんでしょう。

長谷川穂積さんのような記憶に残る選手になってほしいですね。

 

■WBAのライトフライ級王者って田口良一じゃないの?

今回、小西伶弥選手が対戦する相手は同級1位のカルロス・カニサレス選手。

カルロス・カニサレス選手といえば2016年の大晦日にWBA世界ライトフライ級王者の田口良一選手を苦しめ引分けた強者です。

この強敵・カニサレス選手と王座決定戦という形でベルトを争います。

あれ?ちょっと待って?

WBAライトフライ級王者って田口良一選手じゃなかったっけ?

2017年の大晦日にIBF王者のミラン・メリンド選手を破って統一王者になったはずでは?

このように疑問に感じる方もいると思いますので今回の小西VSカニサレスの王座決定戦への経緯についてお話ししておきます。

これまでWBA世界ライトフライ級の王座は田口良一選手が保持しており、昨年大晦日のIBF王者との統一戦にも勝利して7度目の防衛にも成功しています。

そんな矢先、WBAは田口良一選手をスーパー王者に格上げし、正規王座を空位としました。

このスーパー王者制度はWBAが2001年から始めたものでWBA王者でありながら他の団体の王座も保持した選手をスーパー王者という扱いにし、正規王者と別に王座を設ける制度です。

つまり1つの階級にスーパー王者、正規王者と二人の王者が存在することになります。

今回この制度が適用されたことにより空位となったライトフライ級正規王座を1位のカニサレス選手と2位の小西選手とで争うこととなったのです。

ルールの上ではスーパー王者と正規王者は年に1度統一戦を行うことになっています。

(実際にはあまり守られていないのが現状ですが。)

小西選手が勝利して正規王者となり、2018年の年末に田口良一選手とのスーパー王者VS正規王者の統一戦が見れたら面白いと思います。

 

■対戦相手カニサレス選手とは?

小西選手と対戦する同級1位のカルロス・カニサレス選手とはどんなボクサーなのでしょうか?

カルロス・カニサレス

国籍:ベネズエラ

スタイル:右ボクサー・ファイター

戦績:20戦19勝(16KO)1分

2016年大晦日にWBA世界ライトフライ級王者・田口良一選手に挑戦し12回引分けで王座獲得に失敗しました。

その後は3試合連続KO勝利中と絶好調。

 

KO率は84.2%!

 

驚異的なKO率はでこの階級にしては飛び抜けています。

いまだ無敗であり、のちに統一王者となった田口選手と互角に戦ったカニサレス選手。

かなりの強敵ですね。

小西選手にとって厳しい試合になることは間違いなさそうです。

 

■さいごに

今回は3月18日に初の世界戦に望むWBAライトフライ級2位・小西伶弥選手に焦点をあててみました。

正規王者だった田口良一選手がスーパー王者に繰り上がったことにより巡ってきた今回の大チャンス。

カニサレス選手は非常に手強く、正直なところ小西選手有利とは言い難いですが、なんとかものにしてほしいですね。

昨年に引き続き今年もライトフライ級戦線を日本人ボクサーが盛り上げてくれることに期待したい。

 

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