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スポーツ

1964年、日本中を感動させた東洋の魔女の強さ

2016/12/23

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先日行われたリオオリンピックの興奮もまだ覚めやらぬところですが、4年後の2020年にはここ日本で東京オリンピックが開催されます。

東京オリンピックといえば前回、1964年、この大会で初めて採用となったバレーボールで全日本女子チームが圧倒的な強さで金メダルを獲得しました。

東洋の魔女と呼ばれ世界中から恐れられた彼女たちの強さに迫ってみたいと思います。

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■戦績

1960年の欧州遠征で日紡貝塚チームがなんと22連勝を記録。

ソビエトのタス通信が東洋の台風、東洋の魔法使いと異名をつけ、いつしか東洋の魔女と呼ばれるようになった。

1962年のモスクワで開催された世界選手権では最強軍団のソビエトに勝利し世界制覇を果たし日本中が盛り上がりました。

2年後の1964年東京オリンピックでは大会全勝で金メダルを獲得。

またまた日本中が熱狂しました。

実はこのオリンピック前の世界選手権優勝後、監督の大松さんと優勝時の選手たちは引退を表明していました。

しかし日本全国のファンや関係からのオリンピック出場を願う声により引退を撤回しオリンピックへ出場することとなりました。

日紡貝塚チームは1959年から6年間無敗を誇り175連勝を達成しました。

また、国内の試合では258連勝を達成したという百戦錬磨を余裕で超える凄さでした。

 

■練習

最強を誇った彼女たちですが、その強さの裏側にはとてつもない練習量があったそうです。

オリンピック前の2年間は選手たちは毎日10時間の練習は当たり前で午前中仕事をし、午後3時から夜中の2時頃まで練習するという非常に過酷な日々を送っていたそうです。

今ではとても考えられませんね。

しかし打倒ソビエトを目標に一致団結し猛練習していたようです。

 

■回転レシーブ

全日本チームの得意としていた技が回転レシーブと呼ばれるもので飛びついて回転しながらレシーブをする技です。

アニメのアタックNO.1でも取り入れられていました。

全日本チームが発祥で世界的にも使われるようになったようです。

 

■最後に

東洋の魔女。

成績だけでなく練習量やそれをやり遂げる根性も含めすべてがレジェンドでした。

2020年に行われる東京オリンピックはどんなレジェンドが生まれるでしょうか。

今から待ち遠しいところです。

女子バレーに限らず新たな伝説を生み出す日本の選手が登場し日本中が興奮するような大会になるといいですね。

その前にオリンピック開催に向けての政治的なゴタゴタは勘弁してほしいです。

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