ピエロで大騒動!欧米で恐怖のピエロが徘徊!原因はピエロ恐怖症?
2016/12/30

ここ最近、映画のような事件が欧米で多発しているようです。
なんと道化師、ピエロが欧米に恐怖を巻き起こしているとか。
本来、人々を楽しませるエンターテイナーのピエロがなぜそのようなことになっているのでしょうか?
■騒動の内容
欧米や米国でピエロの格好をして子供たちを脅かす騒動が相次ぎ、ついには逮捕者まで出てしまったようです。
発端は8月。
米国のサウスカロライナ州でピエロの格好をした男らが子供を森へ誘い込もうとしたとの通報があった。
その後他の州でも同様の案件が多発し武器を持ったピエロの情報や怪しく徘徊するピエロなどが目撃され米当局が対応に迫られる事態に。
なんと連邦捜査局(FBI)までもが捜査に乗り出すことになったようです。
スウェーデンではピエロの格好をした何者かに刺されるという傷害事件や、女性を脅迫する事件も発生。
その他にも欧米各地でピエロの格好をした者による犯罪が起こっているようです。
さらにこれらの報道を受け米国のマクドナルドは看板キャラクターであるドナルドの米国内での活動を自粛する旨を発表したそうです。
なんとも迷惑な話ですね。
■専門家の見解は?
これらの現象に関して一部の専門家は思い込みによる目撃情報も多数あるため「ピエロ恐怖症」が原因ではないか?
との見解を示しています。
実は過去にもこのよう現象が起こったことがあるようです。
1986年にアメリカの作家スティーブン・キング氏が恐ろしいピエロのホラー小説「IT」を発表。
その後各地でピエロ恐怖症が拡散しました。
小説は大ヒットし後に映画化されました。
このようなピエロ恐怖症やSNSによる情報の拡散によるものが原因ではないかとのこと。
まあ、ピエロ恐怖症ではなくてもピエロの格好をした人が無表情で武器持ってたら相当怖いですけどね。
■意外と多いピエロ恐怖症
実はピエロ恐怖症で悩んでいる人は結構多く、あの大スター「ジョニー・デップ」さんもピエロ恐怖症だとか。
真っ白な顔、真っ赤な鼻と口。
表情が読めず何を考えているかわからないところが恐怖を煽るのでしょうか。
恐怖症の多くは過去のトラウマが原因ではないかと考えられています。
先程の映画「IT」などピエロによる恐怖を描いたホラー作品や幼い頃に家にあったピエロの人形。
サーカスで見たピエロなどに恐怖を覚えてしまったなど原因は色々あるようです。
ちなみに私もピエロはちょっとおっかないですね。
■まとめ

「IT」の作者であるスティーブン・キング氏はツイッターでこのように語っています。
「ピエロの多くは善人で子供たちを元気づけ、人を笑わせる存在だ」
まさにその通りです。
今回の事件でイメージが悪くなったピエロですが本来は人を楽しませる存在です。
早く騒動がおさまり本来のピエロのイメージが回復するといいですね。
でもやっぱり見た目は少し怖いな~。