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ボクシング

ボクシング三浦隆司!米国でボンバーレフトが炸裂!12回KO勝ちで王座挑戦へ!

2018/01/03

 

ボクシングのWBC世界スーパーフェザー級挑戦者決定12回戦は28日(日本時間29日)、米カリフォルニア州インディオのファンタジー・スプリング・リゾート・カジノで行われました。

元同級王者で現同級1位の三浦隆司選手(帝拳)は同級2位のミゲル・ローマン選手(メキシコ)と対戦し3度のダウンを奪う活躍で12回53秒KOで勝利しました。

この勝利により同日のメインイベントで行われたWBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチの勝者と次戦で戦うことになりました。

勝った三浦隆司選手は36戦31勝(24KO)3敗2分け、敗れたミゲル・ローマン選手は68戦56勝(43KO)12敗となりました。

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■試合展開

序盤は足を使ったり上体を振るなどディフェンスを意識しながら戦う三浦選手。

若干の硬さと慎重さがうかがえました。

中盤はローマン選手の回転の速い連打に手を焼き被弾する場面も。

しかし、中盤に積み重ねたボディブローにローマン選手の動きが次第に鈍り始める。

迎えた10回、三浦選手の必殺の「ボンバーレフト」が炸裂!

ローマン選手のボディに鋭くめり込む。

たまらず膝をついたローマン選手はそのままキャンバスに転がるようにダウン。

続く11回にもボディを執拗に攻め続け2度目のダウンを奪う。

そして最終12回に今度は「ボンバーレフト」を顔面に叩き込み3度目のダウンを奪う。

仰向けに倒れたローマン選手はそのまま10カウントとなった。

9回まではポイントでリードされており、まさに逆転KOとなりました。

三浦選手自身も試合後のインタビューで「中盤、スコアで負けていると感じていたので10、11ラウンドは倒すのを意識して前に出た。」とコメントしていました。

最後は狙い通りのKO勝利となりました。

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■次戦はタイトルマッチ!

今回の勝利により次戦は自身が以前保持していたWBC世界スーパーフェザー級王座に挑戦することになりました。

三浦選手の希望は王座を奪われたフランシスコ・バルガス選手との再戦でした。

ところがバルガス選手がこの日対戦したWBO世界スーパーフェザー級暫定王者のミゲール・ベルチェルト選手にまさかの敗北を喫しました。

そのためリベンジマッチは叶いませんでしたが、ターゲットをベルチェルト選手に変更して王座に挑戦です!

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■さいごに

ボクシングの本場米国のリングで強豪を相手に勝利した三浦隆司選手。

日本人選手がこの舞台に立つことすらものすごいことです。

しかも圧巻のKO勝利とはお見事としか言えません。

少し前の話になりますが、三浦選手と同じ帝拳ジムの西岡利晃選手も米国のリングで強豪を相手に戦いました。

野球に例えるとメジャーリーグのような世界最高の舞台です。

彼らのように海外のリングで活躍する選手をもっと日本でも取り上げてもらいたいと思います。

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