自己啓発本を読みまくっても効果がなかった私がはじめた読書法!

書店のベストセラーコーナーを覗くと必ずといっていいほどいつも並んでいる自己啓発本。
次から次へと新しいものが出版されていますね。
私も自己啓発本は好きでそこそこ読んでいます。
一時期は早朝、通勤途中、寝る前と時間を作り次から次へと読みまくっていました。
特に仕事で悩みを抱えたときや壁にぶつかったときには何かヒントはないものかとガンガン読みまくっていました。
そんなある時、本棚を整理していてふと思ったのです。
「こんなにたくさん読んだのに内容を全然覚えてないや・・・」
そして、こんなふうに思いました。
「だから何も変わっていないんだ・・・」
読んだことでその本に書いてあったことを理解し、身に着けたように錯覚してしまっていたのですが結局のところ目を通しただけで終わってしまっていたんです。
世の中には同じようなジャンル、同じような内容の自己啓発本が次々と登場し、書店には所せましと並んでいます。
理由は私と同じように次から次へと読み漁っている多いからなのではないでしょうか。
それ以降、読み方を少し変えることで少しずつ自己啓発本に書かれていることを身に着けることができるようになってきました。
そこで今回は自己啓発本を読みまくっても効果がなかった私がはじめた読書法についてお話ししたいと思います。
もし、以前の私のように自己啓発本を読みまくり、何かの答えを探しているけれど見つからない、全く何も変わっていないという方はご参考にしていただければ幸いです。
■読んだだけで満足していた
1冊の本にはその著者のありとあらゆる理論が詰まっています。
しかし、全部を実践し身に着けている人はほとんど皆無に等しいことでしょう。
それだけの行動力のある人ならそんなに自己啓発本を読む前にきっと成功していることでしょう。
それどころか、
読んでおしまい。
読んで満足。
読んだことでなんか自信が沸いてきた。
こんな感じでろくに実践しない人の方が実は多いのではないでしょうか。
まさに私がそうでした!
■1冊から全てを学ぼうとしない
まず大事なのは、実践すること。
とはいえ、本1冊に書かれていることを丸々実践するのは相当大変です。
そのような鋼のメンタルや行動力を持っていたらおそらく自己啓発本なんて読んでいません。
また、その本に書かれているすべてが自分の求めているものとはかぎりません。
このことから、まずは1冊の中から最低1つの事を実践し身に付けていくことを心掛けました。
やってみるとたった1つのことでも継続し習慣化することは思ったよりも大変であることに気づきました。
こうして1つずつ実践していくことでゆっくりではありますが自分を成長させていくことができいると実感しています。
また、無駄な読書をする時間とお金を削ることができました。
以前、禁煙した時にも感じましたが長年の習慣を変えることって本当に大変です。
何冊も読み漁り、バンバン実践していくなんて絶対無理です。
出来たら全く違う人になってしまいますよ。
スーパーマンみたいな。
■読む前に目的をはっきりさせる
さらに読む前に心掛けたのがその本から自分が何を得たいのか、その本を読む「目的」をはっきりさせることでした。
例えば最近、「節約」など暮らしに役立つ方法などを紹介するテレビ番組って多いですよね。
これらの番組が流す情報もただぼんやり視聴していると、その時は「へえ~!そうなんだ~!」と感心するものです。
しかし、その番組が終わって次の番組が始まるとすぐに忘れてしまいます。
結局は実践することもなくその場限りでおしまいです。
せっかくのお役立ち情報も全く役に立ちません。
しかし、事前にその番組を「よし!使えるものがあれば実践するぞ!」と目的意識をもって視聴した場合はどうでしょうか。
メモを用意したり、録画して繰り返し見たりと行動も変わってきます。
読書も同じです。
なんとなく読んで「へえ~!そうなんだ~!」と感心してすぐ次の本を読む。
これではぼんやりテレビを見ているのと一緒で内容が頭に残りません。
■まとめ

ここまで長々とお話しさせていただきましたが、まとめるとたったの2つ。
・自分の今取り入れたい情報、悩みを解決するヒントなど「目的」を意識してから読む。
・そして参考となったことをまずは1つ実践していく。
このたった2つのことを実践しただけで今まで以上に読書が役立つようになりました。
たくさんの自己啓発本を次から次へと読みまくる労力を考えると、シンプルで楽になったと実感しています。
もし参考になりそうであれば一度試してみてください。