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大谷翔平のメジャー移籍先、エンゼルスとはどんなチーム?成績や現状は?

 

メジャー移籍を目指していた日本ハムの大谷翔平選手の移籍先がロサンゼルス・エンゼルスに決定しました。

背番号も「17」に決まりました。

来年にはエンゼルスの本拠地、エンゼル・スタジアムのマウンドに、そしてバッターボックスに立つ背番号「17」が見られそうです。

さて、大谷選手の移籍するメジャーリーグ球団「ロサンゼルス・エンゼルス」とはどのようなチームなのでしょうか?

 

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■ロサンゼルス・エンゼルスとはどんなチームか

 

◇球団名:ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム(Los Angeles Angels of Anaheim)

◇創設:1961年

◇本拠地:カリフォルニア州ロサンゼルス・アナハイム

◇獲得タイトル

・ワールドシリーズ優勝(2002年)

・リーグ優勝(2002年)

・地区優勝(1979・1982・1986・2004・2005・2007・2008・2009・2014年)

・ワイルドカード出場(2002年)

 

ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムはMLBの6地区の内、アメリカンリーグ西地区に所属するチームです。

アメリカンリーグ西地区と言えば2012年までは全地区最少の4チームで構成されていましたが、現在は以下の5チームが所属しています。

・ヒューストン・アストロズ

・オークランド・アスレチックス

・シアトル・マリナーズ

・テキサス・レンジャーズ

・ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム

2004年~2009年の間には5度の地区優勝を果たすなど、この時期はまさに黄金期と言えました。

それ以降は2014年に5年ぶりの地区優勝を果たしましたが2015年以降は3位、4位、2位と地区優勝を逃しています。

大谷翔平投手の加入で4年ぶりの地区優勝を手にすることができるか?!

二桁勝利が期待できることから優勝の可能性はグンと上がることでしょう。

※エンゼルス 最近15年の成績

2003年 西地区3位 77勝85敗

2004年 西地区1位 92勝70敗

2005年 西地区1位 95勝67敗

2006年 西地区2位 89勝73敗

2007年 西地区1位 94勝68敗

2008年 西地区1位 100勝62敗

2009年 西地区1位 97勝65敗

2010年 西地区3位 80勝82敗

2011年 西地区2位 86勝76敗

2012年 西地区3位 89勝73敗

2013年 西地区3位 78勝84敗

2014年 西地区1位 98勝64敗

2015年 西地区3位 85勝77敗

2016年 西地区4位 74勝88敗

2017年 西地区2位 80勝82敗

 

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■本拠地は左打者に不利?!

エンゼルスの本拠地となる「エンゼル・スタジアム・オブ・アナハイム」は通称「The Big A」とも呼ばれる球場で1966年に完成。

両翼は約100メートル、中堅約121メートル。

外野は左右が非対称となっており、左中間に比べて右中間がやや狭くなっているのが特徴。

そのため右中間側のフェンスが高くなっており、左打者には不利と言われています。

左打者である大谷選手には不利な条件ですが、彼の規格外のスケールなら難なく柵越えを見せてくれると期待しています。

 

■エンゼルスに所属した日本人メジャーリーガー

 

現在、大谷翔平選手を除いてエンゼルスに所属する日本人選手はいません。

しかし、過去には3人の日本人メジャーリーガーがエンゼルスに所属していました。

かつてエンゼルスに所属した選手たちを見ていきましょう。

 

・松井秀喜 (2010年)

「ゴジラ」のニックネームでお馴染みの松井秀喜選手。

巨人からヤンキースを経て2009年12月にはロサンゼルス・エンゼルスと年俸600万ドルで1年契約を結び入団。

エンゼルスの赤いユニホームにちなんで日本のマスコミからは「赤ゴジラ」と呼ばれていました。

シーズン開幕戦では4番で出場。

なんと自信4度目となる開幕戦ホームランを放ち、ファンへ存在感をアピールすることに成功しました。

松井秀喜選手のエンゼルス時代の成績

【2010年】試合:145 打席:554 打数:482 打率:.274 安打:130 本塁打:21 打点:58

 

 

・長谷川滋利 (1997年~2001年)

1997年1月に日本人史上初の金銭トレードでのメジャー移籍を果たした長谷川滋利投手。

年俸57万ドルでエンゼルスと1年契約を結びますが翌年以降も契約し1997年~2001年と5シーズンに渡りエンゼルスでプレーしました。

2001年4月13日にはオリックス時代そしてのちにマリナーズで再びチームメイトとなるイチロー選手と初対戦し内野安打を許す場面も。

長谷川滋利投手のエンゼルス時代の成績

【1997年】登板:50 投球回:116.2 3勝7敗 防御率:3.93

【1998年】登板:61 投球回:97.1 8勝3敗5S 防御率:3.14

【1999年】登板:64 投球回:77.0 4勝6敗2S6H 防御率:4.91

【2000年】登板:66 投球回:95.2 10勝5敗9S19H 防御率:3.48

【2001年】登板:46 投球回:55.2 5勝6敗2H 防御率:4.04

 

 

・高橋尚成 (2011年~2012年)

高橋尚成投手は巨人からニューヨーク・メッツに移籍した後、2010年12月2日に総額800万ドルでエンゼルスと2年契約を結びました。

主に中継ぎとして登板。

エンゼルス時代の2011年にはイチロー選手・松井秀喜選手・西岡剛選手ら日本人打者と対戦しすべて無安打に抑える好投を見せました。

高橋尚成投手のエンゼルス時代の成績

【2011年】登板:61 投球回:68.0 4勝3敗2S7H 防御率:3.44

【2012年】登板:42 投球回:42.0 0勝3敗0S3H 防御率:4.93

 

■エンゼルスの現状は?

現在のエンゼルスの台所事情について見てみたいと思います。

大谷選手は打者・投手としてどのような立ち位置となるのでしょうか。

主力打者には豪華な顔ぶれが揃っています。

 

■マイク・トラウト選手

・右打ち

・リーグ最優秀選手(MVP)を2度獲得

・走攻守ともにハイレベルな選手

 

■アルバート・プホルス選手

・右投げ右打ち

・デビューから10年連続で打率3割、30本塁打、100打点を達成

・通算614本塁打

・アメリカ合衆国出身選手最多本塁打記録を持つパワーヒッター

 

■ジャスティン・アップトン選手

・右投げ右打ち

・高い身体能力で走攻守を兼ね備えた選手

・将来の殿堂入り候補と期待されている

 

主力打者はいずれも右打ちの選手です。

このため左の主砲である大谷選手は貴重な存在となりそうです。

また、主力投手については今シーズン、パーカー投手が10勝3敗、ラミレス投手が11勝10敗と二桁勝利を挙げるものの、エース格のギャレット投手は故障明けで本調子ではないことなどからコマ不足の感は拭えません。

大谷投手が加入すればいきなりエース級の存在となりそうです。

これらの事から、大谷選手が二刀流でプレーするにはチームの現状は非常に適していると言えそうです。

 

■さいごに

注目されていた日本ハム・大谷翔平選手のメジャー移籍先が決まったことから、加入先であるロサンゼルス・エンゼルスについて見ていきました。

伝統があり、優勝争いにも手の届くチームであることから大谷選手の加入による影響はチームにとって大きなものとなりそうです。

来シーズンは背番号「17」の赤いユニフォームを纏った大谷選手がワールドシリーズで打って投げてと大活躍する姿が見れるといいですね。

 

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