亀田和毅選手が協栄ジムに移籍!気になる今後の展望は?
2018/01/03
亀田三兄弟の三男、元WBO世界バンタム級王者亀田和毅選手が協栄ジムに移籍することが発表されました。
今月7日に正式発表されました。
3兄弟は2013年12月の次男、大毅氏のタイトルマッチを巡る騒動で翌2014年2月に日本ボクシングコミッション(JBC)からライセンスを失効とされ国内で試合ができない状態となりました。
以降三兄弟は主に米国のリングで戦い続けたが2015年に長男の弘毅氏、次男の大毅氏が引退。
現役は三男の和毅選手のみとなりました。
この度、日本のジムに復帰したことにより日本のリングに上がることが認められました。
ひょっとすると日本のリングで日本人世界王者、山中慎介選手との対戦などが実現するかもしれません。
デビュー以来、主にメキシコを主戦場としていた和毅選手について長男の興毅氏や次男の大毅氏と比べ日本での知名度は若干劣るかもしれませんの。
今回は日本ボクシング界に復帰した亀田和毅選手について調べてみました。
■戦績
アマチュア戦績30戦27勝(10KO・RSC)1敗1分け1無効試合
プロ戦績33戦31勝(19KO)2敗
主なタイトル
- FECARBOXバンタム級王者
- COBAFEバンタム級王者
- WBCインターコンチネンタルバンタム級王者
- WBCバンタム級ユース王者
- NABF北米バンタム級王者
- WBC世界シルバーバンタム級王者
- WBO世界バンタム級王者
さすがメキシコを主戦場にしていただけあって日本国内ではあまり馴染みのないタイトルが多いですね。
どれくらいすごいのかちょっとわかり辛いところです。
しかしWBO世界バンタム級の2度目の防衛戦でのKO勝ちは現地アメリカでかなり高い評価を得た勝利でした。
その後防衛回数を3度まで伸ばしたあとWBOタイトルに続きWBAのタイトル獲得のためイギリスのジェームス・マクドネル選手と対戦。
ダウンを奪う健闘をするものの僅差の判定負け。
4か月後にリターンマッチを行うも判定負けで現在は2連敗中となっています。
■奥さんはメキシコ人ボクサー!?
メキシコでの試合後、和毅選手はとても流暢なスペイン語でインタビューに答えています。
そのスペイン語を教えたのが9年の交際を経てゴールインしたメキシコ人女性の奥さんだそうです。
このメキシコ人女性の奥さんですが、元アマチュアのボクサーだそうです。
中学を卒業し15歳で単身メキシコで生活していた和毅選手を支えた3歳年上の女性だそうです。
15歳で異国の地で一人暮らしとは相当寂しかったと思いますが、彼女が心の支えとなっていたことはとても大きな存在だったのではないでしょうか。
■今後の展望
国内のジムに移籍し日本のリングに戻ってきた和毅選手ですが、次戦は意外にもメキシコで試合をする予定だそうです。
10月15日(日本時間16日)にメキシコ市で行われます。
対戦相手は過去に長男興毅氏とも対戦したことがあるセシリオ・サントス選手と対戦します。
ここでスカッと勝って日本のリングでWBC世界王者の山中選手とのビッグマッチが決まれば滅茶苦茶盛り上がりそうですね。