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ボクシング

年末ボクシングに村田諒太選手が参戦!来年いよいよ世界挑戦か?!

2018/01/03

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12月30日、有明コロシアムで行われるボクシングフェスにあの男が参戦!

今年も好カードが並ぶ中、年末ボクシングがさらに豪華になりました。

なんと、ロンドンオリンピック金メダリスト村田諒太選手が緊急参戦することになりました。

12月30日の有明コロシアムのボクシングフェスといえばメインは井上尚弥選手VS河野公平選手の世界戦日本人対決です。

そしてアンダーカードでは井上尚弥選手の弟、井上拓真選手がフィリピンの強豪、マーロン・タパレス選手の王座に挑戦する予定でした。

ところが井上拓真選手がケガにより世界戦を見送ることになりその穴埋めとして村田諒太選手が参戦することとなりました。

普通にメインでもおかしくない村田諒太選手の参戦でますます盛り上がる年末のボクシング!

さて来年世界挑戦が期待される村田諒太選手の今回のお相手はどんな選手なのでしょうか?



■村田諒太選手の世界前哨戦のお相手は?

今回村田選手と対戦するのはメキシコの25歳、ブルーノ・サンドバル選手。

戦績は21戦19勝(15KO)1敗1分で元WBC米国ミドル級王者。

身長は187センチと182センチの村田選手より5センチ大きいようです。

KO率が7割8分と高く村田選手と同じファイタータイプで大きなフック、アッパーを上下に巧みに打ち分ける非常にアグレッシブな選手です。

25歳という若さも怖い要素です。

体格も村田選手と似たようなタイプでさらに攻撃的なタイプのブルーノ・サンドバル選手に対していつも通り、強烈なプレッシャーを与え相手を下がらせながら追い詰めていく村田選手の闘い方ができるでしょうか。

万が一相手が引かない場合はリング中央でバチバチの打ち合いとなるのでしょうか。

これから世界を見据える村田選手の対応の仕方にも注目です。

 

■村田諒太選手の今後の展望

ロンドンオリンピックから4年が経ち現在は世界ランクもWBO・IBF3位となり、キャリアも11戦を重ね11勝(8KO)と申し分のない成績です。

今回の試合に勝てばいよいよ来年、世界挑戦の期待が高まります。

しかし、村田選手の狙うミドル級王座にはとんでもない怪物王者が存在します。

それは現在、WBA、WBC、IBFの3つのタイトルを保持するカザフスタン出身の王者、

 

ゲンナジー・ゴロフスキン選手!

現在の戦績は36戦36勝(33KO)無敗とパーフェクト!

タイトルの防衛回数はWBA16回、WBC5回、IBF2回

プロ入り前のアマチュア時代のキャリアも村田選手の138戦119勝(89KO・RSC)19敗を大きく上回る350戦345勝5敗

プロアマ通じて400戦近く闘っており、ボクシングを知り尽くしている選手です。

ボクシングでよく話題となる全階級のチャンピオンで誰が最も強いのか?

いわゆる『パウンド・フォー・パウンド』は誰か?

という問いかけに対し、筆者なら迷わずこのゲンナシー・ゴロフスキン選手を選びます。

日本で認められているボクシングの主要団体はWBA、WBC、IBF、WBOの4団体ですが、そのうちの3つをゴロフスキン選手が保持していますが、オリンピック金メダリストの村田選手といえどゴロフスキン選手に勝つのは現状では厳しいでしょう。

 

それでは残るもう1つの王座はWBOタイトルを保持しているのは、

 

ビリー・ジョー・ソンダース選手!

現在23戦23勝(12KO)でこちらも無敗のチャンピオンです。

イギリス出身の現在27歳のサウスポースタイル。

KO率はあまり高くはなくそれほど攻撃的な選手ではない印象です。

2015年12月に王座を獲得しましたが未だに防衛戦は行っていません。

ゴロフスキン選手と比較すると村田選手にも十分チャンスはあるのではないかと思います。



■最後に

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村田選手の参加でますます年末が楽しみになってきました。

この試合で村田選手の強さを見せてもらい、来年の活躍を期待したいと思います。

竹原慎二さん以来の日本人ミドル級世界王者はやはり村田選手しかいないでしょう。

4年前のロンドンオリンピックでアマチュア世界の頂点に輝いた実力は伊達ではありません。

ぜひプロの世界でも頂点に立つ姿が見てみたいものです。




 

 

 

 

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