二日酔いの対処法!頭痛や吐き気に効果的なものとは!?

忘年会などお酒を飲む機会の多いこの時期、楽しんだ後に悩まされるのが二日酔いによる頭痛や吐き気。
飲んでいるときは平気でも翌朝、ツライ頭痛や吐き気と奮闘した経験が誰しもあるのではないでしょうか。
翌日が休みならまだしも仕事の場合は特に一刻も早くなんとかしたいものですよね。
そこで今回はこの時期に多い悩みの一つである二日酔いの対処方法についてご紹介したいと思います。
■二日酔いの対処法
・水分補給

二日酔いの朝は喉や口の中がカラカラに渇いている経験はありませんか?
実はアルコールの分解には水分を要するため体内の水分を使ってしまい全身が脱水状態になりやすいようです。
まずはコップに1〜2杯の水分を摂取しましょう。
水分を摂る際に効果的な方法は体温程度に温めてから飲むことです。
なぜなら冷水に比べて体内への吸収効率が良いことや冷水をとりすぎるとお腹を壊しやすいためです。
爽快感を得るために冷たい飲み物を摂る際はなるべく少量にしておき、温めたものを中心に摂取していきましょう。
また、スポーツドリンクは体内に水分を保持する効果が高く脱水症状改善にはうってつけの飲み物です。
二日酔いの朝は温かい白湯、お茶、スポーツドリンクなどで水分補給を行いましょう。
・吐き気がひどければ吐いてしまう

吐き気に襲われしまったときには我慢せず吐いてしまってスッキリしましょう。
宴会の席でよく出される揚げ物やお肉類などは消化しづらく重たいものが多いため胃に負担がかかりやすいものです。
胃が弱っている状態の中、我慢して無理に胃の中のものを消化させることは更なる負担となります。
吐いてしまって胃の中を軽くすることで胃の負担を軽減しましょう。
ただし吐き気がないのに無理やり喉に指を突っ込んで吐くなどの行為はしないでください。
■二日酔いにおススメの飲み物
◆頭痛にはコーヒーがおススメ

二日酔いによる頭痛の原因はアルコール分解時に発生する『アセドアルデヒド』と呼ばれる毒素が脳の血管を拡張することによるものです。
これを抑えるのにおススメなのがコーヒーです。
コーヒーに含まれているカフェインには血管の拡張を抑える働きがあります。
またコーヒーには利尿作用があり、体内の毒素を排出する効果があります。
二日酔い解消にコーヒーを飲む際には、ブラックでは胃に与える刺激が強いため、砂糖やミルクを入れて飲むことをお勧めします。
◆吐き気にはグレープフルーツジュースを

果物に含まれるビタミンにはアルコールを分解する効果があります。
果汁100%のジュースはビタミンと水分が同時に補給できるので一石二鳥です。
中でもグレープフルーツジュースはビタミンが豊富で効果的です。
スプーン一杯のハチミツを入れるとさらに効果的です。
ハチミツにはアルコールを分解する肝臓の機能を助ける効果があるため二日酔いに効果があると言われています。
グレープフルーツジュース&ハチミツのコンビは非常におススメです。
◆しじみ&とうふの味噌汁

二日酔いには味噌汁がいいとよく言われています。(飲み物ではなく食べ物の部類かもしれませんが、、)
その理由として味噌にはアルコールを分解する肝臓の機能を高める効果があります。
さらにおススメの具材は『しじみ』と『豆腐』です!
しじみに含まれるオルチニンという物質が肝臓の機能を高めるのに非常に高い効果があります。
また、豆腐に含まれるカルシウムやマグネシウムは体内のアルコールと結びついて体の外へ排出する効果があります。
しじみ&豆腐のお味噌汁は二日酔いにはまさにうってつけです!
飲んだ後の締めの一杯に、朝食時にぜひ摂りましょう。
■最後に
今回は二日酔いの対処法についてお伝えしました。
1月は正月や新年会に始まり、春には歓送迎会、締めには忘年会など1年を通してお酒を飲む機会は多々あります。
そのたびに二日酔いに悩まされるのはツライものですよね。
そんなときには今回ご紹介したものを一度試してみてはいかがでしょうか。