村田諒太、試合結果!世界前哨前を3回KOで快勝!来年の世界挑戦に弾み!
2018/01/03

2016年12月30日有明コロシアムで行われたボクシングフェス2016でロンドンオリンピック金メダリストの村田諒太選手がブルーノ・サンドバル選手(メキシコ)と世界前哨戦を行い、3回KO勝ちで快勝!
来年目標とされている世界挑戦に弾みをつけました。
勝った村田諒太選手の戦績は12戦12勝(9KO)無敗。
■試合経過
1ラウンド
初回から村田選手が強烈なプレッシャーをサンドバル選手へかけていく。
後退するサンドバル選手に対し手数は少ないものの思いパンチをガードの上からヒットしていく。
2ラウンド
ジャブを放ちながら動き回るサンドバル選手に対しプレッシャーをかけていく。
時折、ロープ際へ追い詰め右をヒットさせる。
3ラウンド
軽快に足を使いながら手数を出してくるサンドバル選手に対しガードを固めジリジリと詰め寄る。
迎えた2分過ぎに村田選手の右ストレートがさく裂!
クリンチをしに行ったサンドバル選手がそのまま仰向けに倒れる。
スリップと判定され、立ち上がろうとするが足元ふらつき立つことができず、そのままノックアウトとなりました。
■いよいよ世界挑戦か!?
今回、村田諒太選手が対戦したブルーノ・サンドバル選手は25歳と若く、体格も村田選手より大きい選手で過去に対戦した相手の中では一番の強敵だったのではないでしょうか。
そんな相手を3ラウンドでキッチリ倒し1年半ぶりの日本のリングで日本のファンに力強さを見せました。
今回の勝利で今年は4戦全勝(4KO)となり、いよいよ世界挑戦が視野に入ってきました。
現在ミドル級の王者と言えば怪物王者ゲンナジー・ゴロフスキン選手がWBA・WBC・IBFの3つの団体の王座を保持しており、勝利どころか対戦すること自体も難しい状況。
残るWBO王者ビリー・ジョー・サンダース選手がもつベルトがターゲットになります。
ところがこのサンダース選手へWBOは現スーパーウェルター級王者のサウル・カネロ・アルバレス選手を指名挑戦者に決定。
また、カネロ選手がサンダース選手に挑戦せず、他の選手と対戦した場合にはミドル級1位のアブタンディル・クルツィゼ選手が指名挑戦者となる予定。
このように強豪がサンダース選手のベルトを狙っている中、村田選手に挑戦の機会が回って来るのか?
今後の交渉に注目です!