華原朋美、馬術ジャパンオープン優勝!次は国際馬術大会で世界が相手だ!
2017/03/05

1月14日放送のTBS系「炎の体育会TV 2時間スペシャル」で、同番組の馬術部部長である華原朋美さんが昨年10月に開催された馬術の国内大会ジャパンオープンに挑戦した様子が放送され、見事に優勝していたことが明らかになりました。
これにより今年3月23日から静岡で開催される国際大会『国際馬術大会 in掛川』の出場権を獲得したことが発表されました。
高校時代、国体で4位に入賞するほどの馬術の腕を誇る華原さんですが、番組の企画によりなんと23年ものブランクを経て競技を再開しました。
2016年5月に出場した大会では12位という結果に終わり涙をのんでいました。
その後「プライベートなんてどこにもない」と語るほど馬術に専念し猛練習の末に本大会に臨んだそうです。
そして迎えた本戦は全日本優勝者など強豪22選手の猛者が集う中で行われました。
「トップスコア」という飛びこえた障害物の「高さ」で点数を競う種目で、成功率30%の障害物も2回成功させるなどノーミスを達成。
圧巻のパフォーマンスで1220点という高得点をマークし、1位の栄冠と世界の舞台への切符を手にしました。
VTRのあとスタジオで共演者から快挙を祝福される中、「本当奇跡で、、、多分もう無理だなって気持ちもあって、、、でも絶対優勝したくてもうギャーってなって、、、」と号泣しながら語っていました。
さらに「練習でもミスばっかりで、、、人生もミスばっかりで、、、」と出演者と笑わせる場面や「歌手をやめて」と口走り周囲をびっくりさせる場面もありました。
スタジオは笑いと拍手で一杯になりました。
3月に掛川で行われる『国際馬術大会』は五輪メダルを狙う外国人選手らが多く参加する大会でさらにレベルの高い大舞台です。
同大会に向けて「命をかけて一生懸命頑張りたい」と力強く語っていました。
優勝おめでとうございます!
■華原朋美さんの乗馬との出会い

華原朋美さんの乗馬との出会いは3歳の頃だそうです。
「あれ乗りたい」の一言で乗馬を趣味としてはじめたのがきっかけとのこと。
その後、高校3年のときにべにばな国体で4位入賞の好成績をおさめました。
■国際馬術大会とは?
国際馬術掛川 2017
開催日程:2017年3月23日(木)〜3月26日(日)
開催地:ヤマハリゾートつま恋「つま恋乗馬倶楽部」 静岡県掛川市溝水2000
3月に華原さんが挑戦する国際馬術大会とはどのような大会なのでしょうか?
この大会は国際馬術連盟(FEI)から、CSI2★の認定を受けた大会です。
国際馬術大会では、★の数が多いほどレベルが高いそうで、最高レベルの世界選手権やオリンピックは5★となります。
この大会のように海外の一流選手も参加する国際大会は、日本国内では2003年のCSI東京(東京国際馬術大会)以来、約10年ぶりに、2013年の本大会によって復活したそうです。
復活してから今回で5回目の開催となります。
国際馬術連盟(FEI)公認によるCSI 2★というレベルの日本で開催される大会は現時点で唯一この大会のみ。
つまり日本国内最高峰の大会になるわけですね。
昨年度の大会では日本人選手20〜30人、海外からはオランダ、ドイツ、イタリア、アメリカ、韓国から7選手が集い競技が行われました。
■さいごに
日本の乗馬人口は現在100万人を超えているそうです。
ところが日本国内では優秀な選手を育てる環境が海外に追いついていないようです。
華原さんの活躍をきっかけに馬術をはじめる人も増えるかもしれません。
日本の馬術の発展にも一役買うことになるかもしれませんね。
そして国内や海外の猛者を相手に華原朋美さんがどんな奮闘を見せてくれるのか今から楽しみです。
歌手として輝いていた華原朋美さんも素敵でしたが、馬術でアスリートとして輝いている華原朋美さんも素敵ですね。
3月の国際馬術大会、ぜひ頑張っていただきたい!