中日、岡田俊哉!侍ジャパンの貴重な左腕として選出!

中日ドラゴンズの岡田俊哉投手が2017年WBC侍ジャパンのメンバーに選出されました。
昨年11月の強化試合のメキシコ戦、オランダ戦で見せたボールへの適正と勝負強さが高く評価されたようです。
侍ジャパン強化試合のメキシコ戦では1死満塁の場面で登場し無失点でシャットアウト。
続くオランダ戦でも無死1、2塁で登板し無失点と火消しに成功して勝ち投手となりお立ち台に上がりました。
本大会でも同様の活躍が期待されます。
そこで今回は侍ジャパンに選出された中日ドラゴンズ岡田俊哉投手にスポットを当ててみたいと思います。
■岡田俊哉選手の年度別成績
2013年 66試合 87回 防御率2.79
2014年 38試合 72.2回 防御率4.33
2015年 50試合 57.1回 防御率1.57
2016年 57試合 64.2回 防御率3.20
岡田俊哉選手のプロ入り後の1軍での年度別成績です。
シーズン前半を先発として活動した2014年は少々苦しんだものの、中継ぎとして毎年安定した成績を残しています。
昨年も57試合、64.2イニングに出場し、最下位とチームが低迷している中でも奮闘を見せてくれました。
■実は過去にも日本代表の経験が
岡田俊哉選手は過去にも日本代表として日の丸を背負った経験があります。
まずは中学時代にボーイズ関西選抜に選出され、同級生である現在横浜Denaの筒香嘉智選手とともに世界大会に出場しました。
続いて高校時代にも全日本代表メンバーとなり、現西武の菊池雄星投手らとともに戦いました。
昨年の強化試合で見せたマウンドでの落ち着きぶりはこれらの経験によるものかもしれませんね。
■侍ジャパンの貴重な左腕
今回選出された侍ジャパンの投手陣は以下の13選手です。
松井裕樹(楽天)左
菅野智之(巨人)右
秋吉亮(ヤクルト)右
則本昴大(楽天)右
宮西尚生(日本ハム)左
大谷翔平(日本ハム)右
藤波晋太郎(阪神)右
増井浩俊(日本ハム)右
石川歩(ロッテ)右
岡田俊哉(中日)左
牧田和久(西武)右
千賀滉大(ソフトバンク)右
平野佳寿(オリックス)右
残念なことにメジャー組からの参加はゼロとなってはしまいましたがどの選手も各球団を代表する主力投手が集まりました。
そんな13投手の中、右投手が10人、左投手がわずか3人となりました。
わずか3人の貴重な左投手の一人となった岡田俊哉選手。
間違いなく出番が回ってくることでしょう。
■背番号はあの左腕と同じ「34」
シーズン中は背番号21番をつけている岡田投手ですが、侍ジャパンでは「34」番を選びました。
その理由は中日ドラゴンズの大先輩で同じ左腕の山本昌さんにちなんで選んだそうです。
■まとめ
侍ジャパンの貴重な左腕として選出された岡田俊哉投手。
今回の2017年WBCでも昨年の強化試合やシーズン中のように中継ぎとしてフル回転となることが予想されます。
また、厳しい場面からマウンドに上がることもあるでしょう。
中日ファンの私としては嬉しい反面、シーズンに影響しないか心配なところも正直あります。
しかし出場するからにはぜひとも活躍して全国に、いや世界に岡田俊哉をアピールしてほしいですね!