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ボクシング

井岡一翔!具志堅用高に並んだ!世界戦14勝目で日本記録タイに!

2018/01/03

 

4月23日に行われたボクシングのWBA世界フライ級タイトルマッチで王者の井岡一翔選手が12回判定で勝利し5度目の防衛に成功。

この勝利により具志堅用高さんに並ぶ世界戦14勝という日本記録に並びました。

1980年10月の具志堅用高さん以来およそ26年ぶりの快挙となりました。

これまで井岡選手はミニマム級4勝ライトフライ級4勝、そして今回の勝利でフライ級6勝となり世界戦で14回目の勝利を積み上げました。

まだまだこれでは終わりそうにない井岡一翔選手。

この先、どこまでこの記録を伸ばしていくのでしょうか?

非常に楽しみです。

それでは今回の試合を振り返ってみたいと思います。

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■試合経過

今回井岡選手が迎えた相手は同級2位でタイのノクノイ・シットプラサート選手。

なんとこのノクノイ選手は12年間無敗で現在61連勝中とのこと!

豊富なキャリアを持つノクノイ選手を相手にどんな戦いをみせてくれるのでしょうか。

第1ラウンド 

慎重な立ち上がりに感じられる井岡選手。

対するノクノイ選手もさすがに豊富なキャリアの持ち主であるだけに落ち着いた雰囲気で時々不敵な笑みを見せる。

お互い探るだけの静かな展開のまま終了のゴング。

 

第2ラウンド

お互いに少しずつギアをあげて手数を増やしていく。

両者接近した際にパンチをまとめるもともにクリーンヒットは無し。

まだ膠着状態といった感じ。

 

第3ラウンド

この回序盤から前のラウンドより互いの距離が近づきパンチをまとめ合う。

ノクノイ選手がパンチをまとめ井岡選手にヒットする場面も。

対する井岡選手も得意のボディ打ちを返していく。

しかしこの回終了間際に井岡選手のボディが低めに入りローブローとなり減点1となってしまう。

 

第4ラウンド

互いにアグレッシブさが増しパンチが交錯し出す。

共にヒットし合うが井岡選手のパンチの方がより力強いパンチで優勢に進めていく。

 

第5ラウンド

井岡選手の得意のボディが徐々にノクノイ選手をとらえだす。

顔面へのパンチは巧みにかわすノクノイ選手。

しかし井岡選手のボディブローが効果的に決まっていく。

 

第6ラウンド

ボディへ意識を集中させた効果から顔面への攻撃もヒットし出した井岡選手。

ノクノイ選手も手を出してくるが井岡選手の固いガードでクリーンヒットを阻む。

 

第7ラウンド

試合を支配し出した井岡選手。

出すパンチが的確にヒットしていく。

完全に井岡選手がペースを握ったかに思えたが、ノクイノ選手も接近して打ち返してくる。

 

第8ラウンド

井岡選手の上下のパンチを再三もらいつつも打ち返してくるノクノイ選手。

身体の柔らかさ、パンチを殺すうまさ、タフさを感じさせる。

しかしラウンド終盤に井岡選手の右がクリーンヒット!

 

第9ラウンド

井岡選手がパンチをまとめながら終始優勢にすすめる。

しかし井岡選手の内終わりにパンチを打ち返してくるノクノイ選手。

 

第10ラウンド

慎重に攻めながらも隙を見ては連打をまとめる井岡選手。

ラウンド終盤、井岡選手の連打でノクノイ選手がのけぞる場面も。

スリップダウンをするなどノクノイ選手に疲労が見られる。

 

第11ラウンド

ラウンド開始から1分あたりに井岡選手の右がヒット!

明らかに効いたノクノイ選手を攻め立てる井岡選手。

KOを狙う井岡選手がラッシュを仕掛ける。

しかしノクノイ選手も執念で打ち返してこのラウンドを凌ぐ。

 

第12ラウンド

最終ラウンドも井岡選手が的確にパンチをヒットさせ攻め立てていく。

一方的な展開ではあるもののノクノイ選手もしぶとく粘り試合終了のゴング。

勝負の行方は判定に。

終わってみれば3-0(117-110、116-111、117-110)の判定で井岡選手の圧勝という結果となりました。

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■次はいよいよ統一戦?

世界戦14勝という快挙をKO勝利で飾ることはできませんでしたが、危なげない勝ち方で井岡一翔選手の強さが際立った試合でした。

まだ試合が終わったばかりではありますが我々ボクシングファンは次の展開が気になってしまいます。

井岡選手自身、他団体の王者との対戦に意欲的のようです。

次戦あたりはいよいよ他団体王者との統一戦を行うのでしょうか?

それとも統一戦は大晦日のイベントまで持ち越しとなるのでしょうか?

3階級制覇世界戦14勝という偉業を成し遂げただけに、ファンとしてはそろそろビッグマッチに期待してしまいます。

もちろんそれは井岡選手も望むところでしょう。

日本新記録となる世界戦15勝目が統一戦となれば非常に盛り上がること間違いないでしょうね。

 

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