中日・大島洋平!1000本安打達成!2017年は最高のスタート!

2017年プロ野球ペナントレースも開幕から1か月が経ちました。
現在打率部門で首位に立つ中日ドラゴンズ、大島洋平選手。
4月終了時点で打率.372と開幕から好調が続いています。
4月最後の試合となった4月30日のタイガース戦ではプロ7年目で史上286人目となる1000本安打を達成しました。
現在最下位と苦しんでいる中日ドラゴンズの巻き返しに向けた明るい材料となりそうです!
そこで今回は今シーズン最高のスタートを決めている中日ドラゴンズ・大島洋平選手にスポットを当ててみました!
■今シーズンの活躍を予感させたオープン戦
好調を続ける大島選手。
その前兆は開幕前のオープン戦からあらわれていました。
オープン戦では15試合に出場。
打率.435と好成績を残します。
今シーズンに向けて十分な準備をしてきたことがうかがえますね。
この好調さを維持しシーズン突入時も最高のスタートを果たします。
■1番から3番への打順変更も
開幕当初は1番センターとしてスタートした大島洋平選手。
リードオフマンとしてチームを引っ張っていました。
しかし助っ人外国人選手の不調など得点力不足に悩むチーム事情から打順は3番へ変更となります。
3番打者となっても打撃の好調さは相変わらずで、クリーンナップとしての仕事をしっかり果たします。
3番の大島選手、そして4番の平田良介選手の新クリーンナップが的中し得点力がアップし、チームも波に乗っていきます。
4月30日までの26試合のうち、大島選手、平田選手の3.4番コンビで迎えたは10試合で成績は6勝3敗1分(1試合平均得点3.5点)と勝ち越しています。
ちなみにそれ以外の試合は16試合で3勝11敗2分(1試合平均得点2.37)とその差はハッキリと分かれています。
森監督の理想としては大島選手が1番を打つことなんでしょうがチームの事情を考えるとしばらくはこの打順しかなさそうですね。
大島選手が1番を打てるくらい助っ人外国人選手の復調がチーム躍進の鍵となりそうですね。
■惜しかった月間球団安打記録
中日ドラゴンズの月間球団安打記録は1954年に西沢道夫さん、64年に高木守道さんが記録した「42本」。
これまで大島選手の自己最高は2012年9月に記録した「38本」でした。
好調の2017年4月は29日に残り1試合を残して「39本」に達し自己記録を更新!
球団記録まであと「3本」と迫りました。
迎えた4月30日、ここ10試合3番としてスタメン出場が続いていた大島選手ですがこの日は1番センターで試合を迎えます。
1打席でも多く打席に立てるよう、おそらく記録更新に向けた首脳陣の配慮だったのでしょう。
第1打席ではピッチャーゴロに倒れるも、第2打席、第3打席にはレフトへのヒットを放ち球団記録まであと「1本」へ。
同点で迎えた7回の第4打席では無死1塁の場面で送りバント。
最終回の第5打席ではレフトフライに倒れ残念ながら球団記録に並ぶことはできませんでした。
悔やまれるのが7回の第4打席。
できればバントではなく大島選手に自由に打たせてあげてほしかったのですが、チームの勝利優先で考えると致し方ないのでしょうか。
まあ、大島選手ならこの先も球団記録へのチャンスはきっと訪れることでしょう。
リーグ記録の46本(村田修一選手)、日本記録の48本(イチロー選手)も夢ではないかも?!
■タイトル獲得に期待!

2012年には32盗塁を記録し盗塁王のタイトルを獲得した大島選手。
今シーズンは開幕から盗塁にも積極的で4月30日終了時点で5盗塁と広島・安倍選手の6盗塁に次いで2位。
また、絶好調な打撃部門では打率.372、安打数42はリーグトップ。
まだシーズンも始まったばかりではありますがファンとしては早くもタイトル獲得に期待してしまいますね。
まずは故障なく無事に今シーズンを終えてくれることを願います。
■残留してくれたことに感謝!
2016年シーズン中にFA権を取得した大島選手。
巨人などが関心を集めたなど、シーズン終了後に去就に注目が集まりました。
しかし森監督の熱い説得などもあり、中日ドラゴンズへの残留を決めました。
大島選手を残留に導いてくれた森監督の功績は今後のドラゴンズにとって非常に大きいですね。
ドラゴンズの主力であり、看板選手でもある大島選手の残留にファンも一安心となりました。
もし今期、大島選手がドラゴンズにいなかったら、、、
もし他球団のユニホームを着てドラゴンズと対戦していたら、、、
考えるだけでもゾッとしてしまいます。
残留してくれてた大島選手、森監督に本当に感謝です!
今年も、そしてこれからも「中日ドラゴンズの大島洋平選手」としてファンを魅了していただきたい!