中日・岩瀬仁紀!12年ぶり月間MVP獲得!ドラゴンズから3か月連続選出!
2017年6月の月間MVPが7日、セ・パ両リーグで発表されました。
セ・リーグ投手部門には中日ドラゴンズ、岩瀬仁紀投手が選出されました!
岩瀬投手の受賞はなんと12年ぶりとなる久々の受賞となりました。
12年ぶりの受賞はセ・パ両リーグ通じて最長のブランクです。
42歳7か月での受賞は同じ中日ドラゴンズの「レジェンド」山本昌さんの43歳0か月に次ぐ年長受賞となりました。
今シーズンの復活で中日ドラゴンズの新たなレジェンドとなりつつある岩瀬仁紀投手。
早くもカムバック賞受賞の声もファンから挙がっています。
そこで今回は12年ぶりの月間MVPを獲得した中日ドラゴンズ・岩瀬仁紀投手にスポットを当ててみました。
■岩瀬投手6月の成績
まずは6月の岩瀬仁紀投手の活躍ぶりを振り返ってみたいと思います。
14試合登板
投球回11.2回
1勝0敗1セーブ、10ホールド
奪三振11
自責点0、防御率0.00
安定感抜群の成績ですね。
この間に記録した10ホールドはリーグトップ。
6月23日には自身3年ぶりとなるセーブも記録。
連続試合無失点記録は5月24日から6月29日まで16試合続きました。
岩瀬投手の活躍もあり、チームは6月、14勝9敗と好調で最下位から4位まで浮上しました。
■過去の月間MP
今回で自身2度目の受賞となった岩瀬投手。
前回は2005年4月の受賞でした。
このときは11試合に登板し1勝0敗8セーブ、防御率0.00という実績でした。
チームの月間16勝のうち9試合に登板し勝利に貢献したことが評価されての受賞でした。
4月に最高の滑り出しをしたこのシーズンは本格的に守護神として活躍し、60試合に登板、1勝2敗、防御率1.88。
シーズン通じて被本塁打は0本!
そして日本記録となる46セーブを挙げました!
■3か月連続中日から選出
今回の岩瀬投手の受賞により、今シーズンここまで中日ドラゴンズからは3か月連続の受賞となりました。
・3、4月 大島洋平選手 (打者部門)
・5月 ダヤン・ビシエド選手 (打者部門)
・6月 岩瀬仁紀投手 (投手部門)
ちなみに中日ドラゴンズの選手が3か月連続で受賞したのは2009年以来となります。
2009年
・6月 川井雄太投手 (投手部門)、和田一浩選手(打者部門)
・7月 浅尾拓也投手 (投手部門)
・8月 チェン・ウィン投手 (投手部門)
この年、6月は川井投手・和田選手の活躍により投手・打者両部門で受賞。
さらに7月は浅尾投手、8月はチェン投手と3か月連続で投手部門での受賞は当時投手王国と呼ばれていたことを物語りますね。
浅尾投手にも岩瀬投手のような復活をぜひとも期待したいですね!
■さいごに
ナゴヤドームで開かれた記者会見の中で「この年齢でも取れるっていうのは、若い人たちに”やれるんだ!”と示すことができた。」とコメントした岩瀬投手。
42歳の岩瀬投手のこの言葉,そして活躍はプロ野球の世界だけではなく、ほかの業界のベテランたちにも勇気を与えてくれますね。
今なお進化を遂げる姿は40代でもまだまだやれることを証明してくれました。
きっと同世代の人たちにとって刺激となることは間違いないでしょう。
まさに「おじさんたちのヒーロー」です!
今シーズンも残り半分。
怪我なく無事シーズンを乗り切ってもらいたいですね。
シーズン終了後にはカムバック賞を受賞し、同世代の人たちにふたたび勇気を与えてくれることを期待します!
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