中日・岩瀬仁紀!全盛期「死神」を彷彿させる活躍で16試合連続無失点!
2017/07/08
中日ドラゴンズのベテラン左腕、岩瀬仁紀投手が全盛期を彷彿させる素晴らしいピッチングを続けています。
6月29日の対阪神戦で16試合連続無失点となり月間MVPの可能性も出てきました。
岩瀬投手の活躍でチームも現在上昇ムードです。
ところで岩瀬選手をネットで検索すると「死神」という言葉が浮上してきます。
なんだかちょっと怖い感じですね。
見た目は穏やかで優しい印象の岩瀬投手ですがなぜ「死神」と呼ばれているのでしょうか?
そこで今回は現在ノリにノッている中日ドラゴンズ岩瀬仁紀投手の「死神」と言われる由来や全盛期について調べてみました。
■「死神」と呼ばれる由来
岩瀬投手が全盛期、クローザーを務めていた頃についていたあだ名が「死神」でした。
岩瀬投手が死神と呼ばれた由来は2つあります。
まず一つ目は背番号が「13」であること。
これはタロットカードの死神のカードである「13」と同じ数字だからだそうです。
そしてもう一つは岩瀬投手の伝家の宝刀「スライダー」。
非常に鋭い切れ味と大きく曲がることからまるで「死神の鎌」を連想させられます。
なんせ、140キロのスライダーが左バッターの背中あたりから曲がってきていましたからね。
これらのことから「死神」と呼ばれるようになったようですね。
9回のマウンドに死神が現れ、クールに表情一つ変えずに切れ味の鋭い死神の鎌で試合を終わらせる。
「岩瀬投手がマウンドに上がったら終わりだ、、、」
相手チームからすれば怖い存在だったに違いないでしょう。
■今更言うまでもない岩瀬投手の全盛期
1999年にドラフト2位で中日ドラゴンズに入団した岩瀬仁紀投手。
ルーキーイヤーでいきなりの65試合に登板。
この年、10勝2敗1セーブ、防御率は1.57と大活躍しリーグ優勝に貢献。
同期の新人に20勝を挙げて最多勝を獲得した上原浩治投手(巨人・現カブス)がいたため新人王こそ逃しましたがルーキーながら最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得。
もうこの頃ころから全盛期は始まっていたと言えます。
その後2013年まで15年連続50試合以上に登板しています。
これまでに積み上げたセーブ数はなんと、
日本歴代1位の402!
これまでに獲得したタイトルは、、、
・最優秀中継ぎ投手:3度 (1999年、2000年、2003年)
・最多セーブ投手:5度(2005年、2006年、2009年、2010年、2012年)
2005年に記録した46セーブは阪神・藤川球児投手と並び日本記録タイ。
「岩瀬で打たれたら仕方ない、、、」
ドラゴンズ全盛期に落合監督、ファンが口をそろえて言っていた言葉です。
それだけ信頼感が高かったことを物語る言葉ですね。
■今シーズンは全盛期並みの登板
現在16試合連続無失点を継続中で36セーブを挙げた2013年の17試合連続にあと一つと迫りました。
今の岩瀬投手の安定感ならさらに継続しそうな予感がしますね。
交流戦明け頃から又吉投手→岩瀬投手→田島投手と勝利の方程式が出来上がってきました。
ここ最近は主砲二人、ビシエド選手と平田選手が抜けたことで得点力不足に喘ぎ接戦が続く中、継投で凌いできました。
岩瀬投手は交流戦後、昨日まで7試合中5試合に登板。
今期はここまで74試合で34試合とおよそ半分の試合に登板しています。
まさに全盛期並の登板ペースです。
42歳にしてこのペースとはまさに鉄人ですね。
プロ入りから昨年までの18シーズンの内、デビューから15年連続で50試合以上の登板。
ここ3年は苦しみましたが、今シーズンは久々の50試合以上の登板となるのではないでしょうか。
通算登板数も931(6月30日現在)で歴代3位。
1位は米田哲也さんの949試合、2位は金田正一さんの944試合。
このままいけば今シーズン中に歴代1位が狙えそうですね。
6月は14勝9敗と勝ち越し、上昇ムードの中日ドラゴンズ。
頼れるベテラン左腕の活躍で7月もこの調子をキープしてぜひともAクラス入りを果たしてもらいたい!
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