村田諒太選手と対戦するアッサン・エンダム選手が来日！タイトル獲得に自信！

5月20日に有明コロシアムで行われるボクシングトリプル世界戦のメイン、WBA世界ミドル級タイトルマッチ王座決定戦で村田諒太選手と対戦する同級1位で暫定王者のアッサン・エンダム選手がフランスより来日しました。

羽田空港に到着したエンダム選手は紺色のスーツにボクシンググローブがデザインされた金色のペンダントを身に着けて報道陣の前に登場。

記者会見では村田選手について「（村田諒太選手は）オリンピックチャンピオンだということは知っている。とても強いパンチを持っている。世界のトップレベルの選手。」と評価のコメント。

しかし、「自分はこれまでの戦歴で勝っており、強い選手との対戦経験もある。」と自身のプロでのキャリアを強調。

「勝つ自身は100パーセント。」と自信たっぷりのコメント。

また、戦略のポイントの一つに「フットワーク」を挙げ、村田選手のハードパンチを「かわす自信はある！」と語りました。

終始落ち着いた雰囲気で語っていたエンダム選手。

自身については「リング上ではライオンのようになる」と語り、「自分は生まれつきの戦士だと思っている。KO負けなど考えたこともない！倒れるのは本当に死ぬときだ！」と解説していました。

■専門医の同伴や米国キャンプで準備万全！

来日したエンダム選手にはトレーナーのぺデロ・ディアス氏、そしてスポーツ医療を専門とする医師のオズワルド・ノルデロ氏が同伴。

このノルデロ医師は過去に元4階級制覇王者のミゲル・コット選手やWBA世界スーパーバンタム級王者ギジェルモ・リゴンドー選手といった有名選手にもついたことがあり、エンダム選手も「練習開始から試合が終わるまで一緒にいてくれ、毎日やりとりしている父親のよう。自分がどんな体調か日々管理してくれている。」と全幅の信頼を寄せている。

また、この試合に備えて米国、マイアミでキャンプを実施したそうです。

本場アメリカで仮想村田選手とスパーリングを重ねてきたとのこと。

村田諒太選手も帝拳ジム、フジテレビなどサポート体制は万全でしょうがエンダム選手も米国でのキャンプや充実なサポートメンバーの帯同など、戦う準備は万全に整っているようですね。

■勝手ながらエンダム選手についての印象

現在37戦35勝（21KO)2敗のアッサン・エンダム選手。

過去にはWBO世界ミドル級の暫定王者となり、その後正規王者に昇格しました。

さらに現在はWBA世界ミドル級暫定王者でもあります。

その実力はどれほどのものか？

最近の試合を見て私の勝手な印象としては、当然のことですが今まで村田選手がプロで対戦してきた相手とは格段にレベルが違いますね。

足を使って動き回り、長い手足を上手に活かすボクシングが非常にうまい印象です。

エンダム選手自身も言っていたように「フットワーク」がカギとなりそうです。

ジリジリとプレッシャーをかけてくる村田選手に対し徹底して足を使いポイントを取りに来る作戦ではないか？と勝手に予想しています。

KOはそれほど狙っていないのではないでしょうか。

当然チャンスがあれば狙ってくるでしょうが。

追う村田選手に逃げるエンダム選手といった、いつもの村田選手の戦い方で試合は展開していきそう。

両者にとって得意な展開で進むのではないでしょうか。

しかし過去の対戦相手は村田選手から逃げきれることができませんでしたが、エンダム選手レベルになるとそう簡単に捕まえることはできないでしょう。

ただし、村田選手もフットワークを巧みに使う選手とはアマで何戦も経験済み。

村田選手が捕まえるか？

エンダム選手が逃げ切るか？

勝負の鍵はここにあるのではないかというのが私の勝手な予想です。

判定決着も十分にありえるのではないでしょうか。

蓋を開けたら全く違う展開になるかもしれませんが。

決戦まであと1週間！

楽しみです！

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