ボクシング拳四朗!次戦は10月22日のトリプル世界戦!初防衛戦の相手は元王者!
2018/01/03
10月22日に東京・両国国技館でボクシングのトリプル世界戦でWBC世界ライトフライ級タイトルマッチが行われます。
この試合で王者・拳四朗選手が元同級王者で1位のペドロ・ゲバラ選手を迎え討ちます。
タイトル獲得よりも難しいと言われる初防衛戦でいきなり強敵を迎えることになった拳四朗選手。
果たして初防衛に成功することはできるのでしょうか?
そこで今回は拳四朗選手の初防衛戦の相手となるぺドロ・ゲバラ選手や試合展開の予想についてお話ししていきたいと思います。
10月22日の衆議院総選挙と同日に行われるこの試合。
選挙の結果も気になりますが試合の行方も非常に気になりますね。
■ペドロ・ゲバラ選手とはどんなボクサー?
ペドロ・ゲバラ
出身地:メキシコ
身長:163㎝
リーチ:172㎝
年齢:26歳
スタイル:オーソドックス
戦績:30戦27勝(17KO)2敗1分
拳四朗選手のプロでのキャリアは10戦。
その3倍のキャリアを持つペドロ・ゲバラ選手。
実は過去にも日本のリングに登場しています。
最初の来日は2014年12月30日。
元2階級制覇王者の八重樫東選手(後に3階級を制覇)を相手にWBC世界ライトフライ級王座決定戦を行いました。
この試合でなんと、八重樫東選手を7回2分45秒にKOで仕留め王座奪取に成功。
さらには2015年7月には前回、拳四朗選手と対戦したガニガン・ロペス選手を相手に3-0の判定勝利をおさめました。
2015年11月28日の2度目の来日では同級3位の木村悠選手と対戦しこの時は1-2の判定で3度目の王座防衛に失敗しタイトルを手離しました。
しかし拳四朗選手の3倍のキャリアを誇り、八重樫選手、ロペス選手と強豪を退けてきた実力者です。
王座を獲得した前回よりも厳しい戦いとなるかもしれません。
■拳四朗選手の初防衛戦の展開予想!?
今回、拳四朗選手が迎え撃つゲバラ選手を攻略するために参考となるのはやはり木村悠選手との試合ではないでしょうか。
あの試合を見て感じたのは、木村選手のように接近戦でグイグイ押してくるタイプが結構苦手なのかなと。
韓国のブルファイター型の選手を苦手とする中南米の選手が結構いるようにゲバラ選手も苦手であるように感じました。
逆に、八重樫選手のように中間距離で戦う選手に対しては滅法強く、伸び伸びと戦っていました。
攻略の鍵は距離にあると私は見ています。
拳四朗選手も得意としている距離は長距離~中距離といったところです。
おそらく今回もその距離で戦うことになるでしょう。
つまり両者が得意とする距離での戦いとなりそうです。
ゲバラ選手が八重樫戦で見せたような中間距離での力強さを見せるのか。
拳四朗選手がスピードを活かし出入りの激しいボクシングで翻弄するのか。
勝敗予想の難しい試合ですが、ゲバラ選手が勝つなら中間距離で放つ的確で力強い右でKO勝ちなんて展開も充分ありえそう。
また、拳四朗選手が勝つならスピードで圧倒しフルラウンド戦い抜き判定で勝利を掴む展開が思い浮かびます。
私の予想は、贔屓目に見て後者が有力だと感じています。
10月22日は衆議院総選挙で日本中が熱くなります.
しかしそれに負けないくらい両国国技館のトリプル世界戦は豪華なカードが揃っています。
村田諒太選手とアッサン・エンダム選手のリターンマッチ。
全戦全勝全KOの比嘉大吾選手の初防衛戦。
そして拳四朗選手!
年末を待たずしてこんな豪華な世界戦ラッシュが見れてボクシングファンとしては本当に最高です!