中日ドラ1鈴木博志投手が好調!ルーキーイヤーで守護神の可能性も!!
中日ドラゴンズのドラフト1位ルーキー鈴木博志投手の調子が非常に良さそうです。
オープン戦でもここまで5試合に登板して失点0。
キャンプの実戦登板から連続無失点が続いています。
松坂大輔投手をはじめジー投手、ガルシア投手など新加入の選手で投手陣の厚みが増した2018年のドラゴンズ。
その中でも鈴木博志投手の活躍が一際目立っています。
そこで今回は中日ドラゴンズ期待のドラフト1位ルーキーの鈴木博志投手にスポットを当ててみました。
■鈴木博志投手のプロフィール
鈴木博志
ポジション:投手
出身地:静岡県掛川市
年齢:20歳
身長181㎝
投打:右投右打
2017年ドラフト1位
2018年年俸1500万円
経歴
・磐田東高等学校
・ヤマハ
・中日ドラゴンズ(2018〜)
小3の時に大坂野球少年団に入団し野球を始める。
当初の守備は捕手だったが投手へ転向。
掛川市立大浜中学校へ進学。
中3の頃に軟式野球から硬式野球へ移行。
磐田東高等学校へ進学し1年夏から控え投手としてベンチ入り。
1年秋には143キロを記録。
2年夏に右上腕に打球を受け筋挫傷の診断を受ける。さらには肘を痛めるなど2~3年時にはけがの影響から投球らしい投球ができず球速も130キロ台へと落ちてしまう。
そして3年生の10月には疲労骨折も判明し右ひじを手術。
このように高校時代は怪我に苦しんだようです。
高校卒業後はヤマハへ入社し社会人野球へと進みます。
手術した右ひじのリハビリを行いウエイトトレーニングなどで身体づくりを行い体重10kg、球速も11キロ上げることに成功。
1年目の秋から登板機会を得るようになり2年目には第42回社会人野球日本選手権大会で6回途中1失点と好投を見せチームの優勝に貢献。
その後も主にリリーフとして活躍。
社会人日本代表にも選出されたことがあり、第28回BFAアジア選手権大会に出場し優勝に貢献しました。
2017年秋のドラフト会議で中日ドラゴンズから1巡目で指名され入団。
背番号は「46」に決定しました。
■鈴木投手の持ち味は?
鈴木投手の持ち味はやはりストレート。
常時150キロ台を連発し、最速157キロを記録。
もしかするとナゴヤドームで初の160キロにお目にかかれるかもしれません。
そしてまだ3月にもかかわらず21日のヤフオクドームでなんと156キロを計測!
暖かくなって本領発揮したときが楽しみです。
持ち玉はストレート以外にもカットボール、スライダー、フォーク、カーブと多彩。
■開幕1軍の可能性は??
鈴木博志投手の開幕1軍の可能性はいかほどでしょうか。
2018年ドラゴンズの中継ぎ陣候補のここまでのオープン戦成績はこんな感じです。
・田島慎二 登板3、失点5、防御率16.88
・岩瀬仁紀 登板5、失点5、防御率9.00
・谷元圭介 登板4、失点0、防御率0.00
・丸山泰資 登板1、失点3、防御率27.00
・祖父江大輔 登板5、失点0、防御率0.00
・浅尾拓也 登板1、失点0、防御率0.00
・三ツ間拓也 登板3、失点3、防御率2.08
・鈴木博志 登板5、失点0、防御率0.00
・伊藤準規 登板2、失点0、防御率0.00
・木下雄介 登板5、失点6、防御率9.00
この記事を書いている3月23日までに鈴木博志投手は登板数が5試合と岩瀬投手、祖父江投手と並び最も多い中、失点0という好成績。
この成績を見れば開幕1軍は今のところ濃厚と言えるのではないでしょうか。
田島投手、岩瀬投手が本調子でないことから、もしかすると開幕1軍どころかいきなり守護神の位置に座ることもあり得るのではないでしょうか?
昨シーズンは前半戦でかなり中継ぎ陣がフル稼働していた中日ドラゴンズ。
鈴木投手は過去にケガで苦労していただけにそのあたりが少し心配要素ではありますね。
■中日から2年連続の新人王に期待!!
今回は中日ドラゴンズのドラフト1位ルーキー、鈴木博志投手にスポットを当ててみました。
オープン戦のここまでの状態を見る限り、期待通りの選手と見て良さそうですね。
鈴木投手の投球を見て思ったことは、マウンド上で非常に落ち着いているなと。
がっちりしたガタイで非常に貫禄があり、まるでベテラン投手のようでした。
もはや新人には見えませんでしたね(笑)。
あの貫禄でまだ21歳という若さ!
将来、不動の守護神になってくれそうな雰囲気は十分です。
中日の新人選手といえば、昨シーズンは京田陽太選手が俊足を活かした素晴らしい活躍で新人王の座を獲得しました。
中日・京田陽太!俊足を武器に活躍!「35億」やブルゾンちえみとの関係は?
チームのBクラス入りがほぼ確定した夏の終わりごろ、正直なところ私は試合の勝ち負けよりも京田選手がヒットを打ったのか、盗塁をしたのかと京田選手の成績しか見ていませんでした。
今シーズンはチームが最後までAクラス争いに加わってくれることを願っていますが、ファンが「今日の鈴木投手はどうだった?」と注目するような活躍を見せてほしいですね。
昨年の京田選手のように。
そして球団史上初の2年連続新人王の輩出に是非とも期待したいと思います。