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ハロウィンのカボチャ、もともとはあの野菜だった!?

2016/12/23

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ハロウィンの仮装やオブジェなどで代表的なものといえばやはりカボチャのお化けが真っ先に挙げられるかと思います。

実はこのカボチャ、もともとは別のものだったことはご存知でしょうか?

それは何かといいますと、、、、

 

 

実はカブだったそうです。

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■ハロウィンの起源

ハロウィンのもともとの起源はかなり古く、紀元前5世紀頃まで遡ります。

古代ケルト人のサムハイン祭りから始まったといわれています。

サムハインとは死の神を意味し、いわゆる幽霊や悪霊のことを指します。

当時ケルト人は10月31日を1年の終わりの日と定めており、1年の終わりである10月31日に死者の霊や悪霊が訪ねてきて生きている人や動物に憑依すると考えられていました。

そこで人々は逆に自分たちがお化けや魔女の格好をして悪霊たちを脅かして返り討ちしてやろうと考えたわけです。

現在のように子供たちがかわいらしく行う祭りではなく、結構ガチで大人が行っていたようです。

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■カボチャのお化けジャック・オ-・ランタンについて

ハロウィンのメインキャラと言っても過言ではないカボチャのお化け提灯ジャック・オー・ランタン。

皆さんご存知のかぼちゃをくり抜いてお化けの顔に見立てて中にろうそくを灯した提灯です。

魔除けとして玄関先に飾られたりしています。

このジャック・オー・ランタンの由来となった伝説について。

その昔、ずる賢く乱暴者でうそつきのジャックという悪党がいました。

彼は大酒のみで夜な夜な酒場に繰り出していたある日、悪魔と出会ってしまいます。

悪魔はジャックの魂を奪い地獄に落とそうとしましたが、逆に悪魔をだましてジャックを地獄に落とさないよう約束させました。

やがてジャックも年をとりこの世を去ることになりました。

しかし悪いことばかりしていたため、天国には入れてもらえず、悪魔との約束により地獄にも行けず彷徨ってしまいます。

暗闇の中彷徨っていたジャックに悪魔が少しだけ火を与えてくれ、そのわずかな火を消さないために道端にあったカブをくり抜いてその中に火を灯しランタンとして使いこの世を彷徨い歩いたとか。

 

■なぜカブがカボチャになったのか

1840年代のアイルランドでは主食とされていたジャガイモが凶作となったため食料不足により多くの人々がアメリカに移住することになりました。

彼らによりハロウィンの習慣がアメリカに広められたのですが、実はアメリカではカブの栽培がされておらず、ジャック・オー・ランタンを作ろうにもカブがない。

これは困ったということになり、豊富にあったカボチャで代用したのが始まりだとか。

作ってみるとカブより大きく作りやすいことや見た目もカラフルで良いとのことで定着していったようです。

しかし地域によっては現在もカブを使っている地域もあるようです。

 

■最後に一言

クリスマスの装飾などのイメージカラーといえば赤や緑が使われるようにハロウィンのイメージカラーといえば黒やオレンジが主に使われています。

このオレンジ色はやはりカボチャに由来していると思いますが、今なおカブがメインで使われていたらイメージカラーはどうなっていたでしょうか。

日本人としては白と黒ってのはお葬式っぽくてちょっと使い辛い気がしますね、、、

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