コーヒーって健康にいいの?効果とデメリットとは?
世界中で多くの人に愛されている飲み物、コーヒー。
最近では様々な効果があることがわかってきました。
今回はコーヒーがもたらす効果とは?
健康やダイエットに適している理由は?
デメリットはあるのか?
それらについてまとめてみました。
■コーヒーの効果
・ダイエット効果
コーヒーに含まれるカフェインとクロロゲン酸には脂肪の燃焼を促進させる効果があります。
また、カフェインには血行を促進する働きもあり血液循環が良くなることにより基礎代謝が上がります。
運動を行う30分〜1時間前に飲むとより効果的に脂肪の燃焼を促します。
・リラックス効果
コーヒーの香りにはリラックス効果があると言われています。
ある実験でコーヒーの香りを嗅いだ人の脳波を図った際にリラックスした際に脳から出るα波が活性化されたそうです。
また、焙煎方法によっても効果が変わるようで浅焙りと深焙りでは深焙りのほうがより効果的なようです。
イライラすると感じた時にはコーヒーを飲んで心を落ち着かせましょう。
・脳を活性化させる
香りによるα波の活性化やカフェインによる血液循環の効果で脳の血流も良くなります。
頭の回転を活性化したり集中力もアップすると言われています。
・肝臓に良い
コーヒーは脂肪肝を抑制したり肝機能を改善する働きがあるそうです。
また、2013年10月のメタ解析では「コーヒーを1日3杯以上飲むと肝細胞がんのリスクが半分になる」という結果も出ているそうです。
・糖尿病予防
2型糖尿病の予防に効果的と言われています。
カフェインは脂肪の新陳代謝を高める、インスリンの働きを悪くする高脂肪の状態を防ぐことが効果の要因のようです。
・消化促進
コーヒーに含まれるカフェインとポリフェノールが胃の働きを活発化し消化促進の効果があります。
食後のコーヒーはまさに効果的です。
・運動能力を高める
運動を行う30分ほど前にコーヒーを飲むと筋肉を助ける働きがあり、また筋肉痛を和らげる効果があるそうです。
■コーヒーのデメリット
ここまでコーヒーの効果についてご説明しましたが逆にデメリットとしてはどんな事が挙げられるのでしょうか?
・睡眠障害
カフェインの過剰摂取により、カフェインの持つ興奮作用が働きすぎて「眠れない」「睡眠が浅い」などの症状が出てしまうことも。
寝る前の摂取や過剰摂取には気を付けましょう。
・胃が荒れる
先ほど消化促進の効果をお伝えしましたが、空腹時の摂取や過剰摂取は逆に胃を刺激しすぎてしまい、胃が荒れてしまう原因となってしまいます。
・口臭
コーヒーの成分が口腔内に残り、時間が経つと悪臭に変わってしまいます。
コーヒーを飲んだ後には水を飲むなどして口腔内を軽く洗浄しましょう。
・歯が黄ばむ
コーヒーの成分、ポリフェノールが歯に付着することで着色してしまい歯が黄ばんでしまいます。
歯のエナメル質にイオン結合してしまうため、なかなか落とすことができません。
黄ばみを落とすには専用の歯磨き粉を使ったり歯医者さんでのクリーニングでの対応が必要となります。
■まとめ
ひと昔前はコーヒーを飲むとガンになるなどと言われていたこともありましたが、どうやらその噂はコーヒーを飲む人に喫煙者が多かったからであって、コーヒーが原因ではないということがわかってきました。
コーヒーには多くのメリットがあることが解明されてきました。
しかし、過剰摂取をすると逆に副作用があることもわかりました。
おいしく、効果的に飲むには適度な量を飲むことが良いようですね。