風邪の予防対策に効果的な食材と生活習慣をご紹介。
2016/12/30
季節の変わり目や冬場の寒い時期など体調を崩てしまいがちです。
そんなときに気を付けなければいけないのが風邪やインフルエンザ。
家族一人が感染するとたちまち家族全員に蔓延するなんてこともよく聞きます。
逆に毎年風邪をひかない鉄人のような人もいます。
今回はそんな鉄人に少しでも近づき、風邪とはなるべく縁がなくなるよう風邪を予防する食材・栄養素や生活習慣をご紹介したいと思います。
■風邪を予防する食材
まずは風邪の予防に効果的な栄養素と食材についてご紹介します。
タンパク質
基礎体力をつけ体の抵抗力を高めます。
主な食材:お肉、魚介類、卵、大豆食品、乳製品など。
ビタミンA
のどや鼻の粘膜を保護しウィルスから守る働きがあります。
主な食材:ニンジン、ほうれん草、かぼちゃ、鶏レバー、うなぎ、卵など。
ビタミンAにはほかにも目の健康や美肌効果も期待できます。
ビタミンAは脂溶性であるため油を使って炒めるなどの調理法が体への吸収を効果的にします。
ビタミンB1
疲労回復効果、健康維持に効果があります。
主な食材:豚肉、大豆食品、昆布、うなぎ、たらこなど。
ビタミンB1には他にも集中力アップの効果があると言われています。
ビタミンC
免疫力を高める効果があります。
主な食材:パプリカ、パセリ、レモン、イチゴ、みかん、キウイフルーツなど。
ビタミンCは水に流れやすく熱に弱い性質があるためなるべく茹でない調理法でいただきましょう。
ビタミンCには老化予防の効果があると言われています。
亜鉛
疲労回復効果、新陳代謝を促進し体調を整える効果があります。
主な食材:カキ、アワビ、スルメなどの魚介類、牛肉の赤身、レバー、うなぎなど。
また亜鉛には抜け毛予防や老化防止効果があると言われています。
■風邪を予防する生活習慣
続いて風邪を予防するための生活習慣をご紹介していきます。
手洗い・うがいをする
外出時に触れた電車のつり革やドアノブ、エレベータのボタンなどあらゆるところにウィルスは付着しています。
外から持ち帰ったウィルスを洗い流すためにも帰宅したらすぐ手洗いうがいをしましょう。
水だけではウィルスを除菌し辛いため石鹸やハンドソープを使ってしっかり洗い流しましょう。
アルコールジェルなどと併用すると非常に効果的です。
睡眠をしっかりとる
睡眠をしっかりとることで疲労回復やストレスを軽減して体調を整え、ウィルスに負けない体を作りましょう。
マスクを着用する
残念ながらマスク自体がウィルスの侵入を防ぐことはできないようです。
なぜならマスクの繊維よりもウィルスは小さいため侵入が可能となってしまいます。
ではマスクをするメリットとは?
①マスクをすることによりマスク内の湿度が保たれます。
②それにより喉の粘膜が乾いてしまうのを防ぎ、ウィルスが付着しにくい環境を作ります。
③自分自身が風邪をひいた際に咳やくしゃみにより唾液をまき散らすことを防ぎ周囲への感染リスクを下げる効果があります。
部屋の乾燥を防ぐ
部屋が乾燥することにより喉が乾燥してしまいます。
喉が乾燥するとウィルスが喉の粘膜に付着しやすい環境となってしまいます。
加湿器の利用が効果的です。
加湿器がない場合には、室内に洗濯物を干す、コップに水を入れて室内に置いておく、ストーブを利用するなどして湿度を上げることが可能です。
■最後に
風邪の予防効果のある食材、生活習慣についてご紹介させていただきました。
このほかにも、サプリメントを利用して栄養補給するなども良いでしょう。
風邪は突然やってきます。
ビジネスマンの方は大事な会議や取引の当日に。
学生の方は試験前や試験当日、部活の試合当日などにいきなり襲ってくるかもしれません。
そんなことの無いように日ごろから対策を打っていきましょう。
それでも風邪をひいてしまったときには速やかにお医者さんに診てもらい十分な栄養と睡眠をとることをお勧めします。