恵方巻はいつ食べる?正しい食べ方とは?
冬のイベントの一つである節分。
節分といえば豆まきや鬼退治というイメージですが、もう一つ忘れてはならないものが恵方巻です。
恵方巻について2月が近づいてくるとスーパーやコンビニなどでチラシやポスターなどでよく見かけると思います。
ところでこの恵方巻には正しい食べ方があるのをご存知でしょうか?
そこで今回は2017年の恵方巻についてお話ししたいと思います。
恵方巻はいつ食べるのか?
恵方巻の正しい食べ方とは?
これらにスポットを当ててみたいと思います。
■恵方巻を食べる時期
2017年の恵方巻を食べる日は2月3日です。
あれれ?前回の2016年もその前の2015年も2月3日だったような気がするけど、、、と感じてはいませんか?
2月3日といえば節分の日にあたるのですがそもそも節分とは季節(冬と春)の分かれ目となる立春の前日にあたる日となります。
実は、この立春の日が近い将来変わってしまうようです!
2025年頃から1日ずれてしまい、それによって節分が2月2日になる年も出てくるそうです。
つまり、今年の節分はいつだっけ?と毎年確認する必要が出てくることになりそうです。
この恵方巻、節分の日に食べるのが縁起が良いとされており、そして今年の恵方は『北北西のちょっと北』になります。
ちなみに毎年の恵方は干支にちなんで決まるそうです。
恵方巻を売っているお店の人が勝手に決めているわけではありません(^^;
■恵方巻の食べ方
・節分の日に食べる(2017年は2月3日)
・恵方に向かって食べる(2017年は北北西のちょい北)
・心の中で願い事をしながら食べる
・途中で切らずに黙って一気に食べる!
少し補足しますと、まず恵方というのはその年の福を司る福徳神といわれる神様のいる方向でとても縁起のいい方向だそうです。
恵方巻を通して身体に福を取り入れているため途中で喋ったり、食べるのをやめたりするのは神様に失礼にあたるということで
NGとされています。
食べやすいように切ってしまうのも神様との縁を切ることになってしまうとのことでこれまたNGのようです。
また、恵方巻を食べている最中はお願いごとをしている最中なのでその間、恵方から目をそらすのも禁物です。
なぜならお願いしながらよそ見をするのは失礼にあたるからです。
■恵方巻の中身はきまりがあるの?
いまではスーパーやコンビニで手軽に手に入る恵方巻。
お店によってオリジナルな具材を使ってるところも多いです。
中身の具材にはとくにきまりはありませんが、7種類の品目を入れるのが縁起がよいとされています。
7種類が良いとされる由来は福の神である『七福神』にちなんでいるようです。
一般的には厚焼き玉子、かんぴょう、椎茸などが使われますが、ご自宅で作る場合はどうぞご自由にお好きなものを入れてください(^^;
家族みんなで作ったり、お子さんと一緒に作ったりすると楽しめそうですね。
■まとめ
今回は2017年の恵方巻はいつ食べるのか?また恵方巻の食べ方についてお伝えしました。
まとめるとこのようになります。
・2017年の節分は2月3日
・恵方の方角は北北西のちょい北
・黙って一気に食べる!
・具材は7種類好きなものでOK
いかがでしたでしょうか?
ちなみにこの恵方巻の風習ですが、いつからはじまったかについては戦国時代という説やら江戸時代後期など色々な説があります。
ところが近年ブレークしだしたきっかけは某コンビニエンスストアが全国的に販売を始めた事だという説も。
そう言われて見ると私が子供のころは恵方巻ってあまり聞かなかった気もします。
それはさておき、一年の中の楽しい行事の一つですので美味しくいただきましょう!
2月3日は恵方巻を食べて、豆まきをして家族の健康と幸せを呼び込みましょう!