ニンニクの臭いを消す効果的な方法は?翌日を気にしないために!
2017/01/26

ラーメンや焼き肉など様々な食べ物をさらに美味しくさせてくれるニンニク。
美味しいだけじゃなく栄養価が高く身体にもいいニンニク。
しかし!
ニンニクといえば強烈なあの臭い!
食べたいけれどその後なかなか消えてくれない強烈なあの臭いが気になってしまい食べるのをためらってしまう、、、
なんて経験誰しもあるのではないでしょうか?
また、食べてしまったあとに臭いが消せずに後悔したなんてことも。
そこで今回は悩めるニンニクの臭いについてお伝えしていきたいと思います。
ニンニクの臭いの原因や臭いを消す方法を知ることで思う存分ニンニクを味わいましょう。
■原因は?

まずはニンニクの臭いの原因とは何でしょうか?
にんにくの臭いの原因はにんにくに含まれるアリインという成分です。
アリイン自体は無臭なのですが、ニンニクを切ったりすり潰したりすることによってこのアリインがアリシンという成分に変化します。
このアリシンに変化することによってあのニンニクの強烈な臭いを発することになるのです。
すりおろしニンニクが特に臭いを発する理由がまさにこれです。
■持続時間は?
ニンニクの臭いはどれくらい続くのでしょうか?
ニンニクを食べたあと、臭いを発する場所は主に口と体内です。
口臭は約3時間程度で消えていきます。
しかし、体内の胃腸、肺などからの臭いはなかなか消えてくれません。
なぜならにんにくは消化・吸収された後、血液を通して全身を巡っていきます。
その間、残っているニンニクの臭い成分が全身から臭いを発するのです。
体内のニンニクの臭いが消えるまでには食べた量や体質など個人差がありますが15時間から48時間ほどかかるようです。
■ニンニクの臭いを消すには?

・調理前に加熱する
ニンニクは加熱することにより臭いを抑えることが出来ます。
オリーブオイルなど油を使って炒める方法や電子レンジでの加熱も簡単にできて効果的です。
・リンゴを食べる
リンゴはニンニクの臭いを消す果実としてよく知られています。
これはリンゴに含まれるポリフェノールに消臭効果があります。
さらにリンゴ酸にはニンニクの臭いの原因である「アリシン」を分解する働きがあります。
ニンニク料理の締めに摂取すると効果的です。
リンゴがない場合にはリンゴジュースでもOKです。
・牛乳を飲む
ニンニクの臭い成分が腸で分解されたあと血液によって全身に運ばれるため体内に臭い成分が充満してしまうのですが、牛乳を飲むことにより腸に膜が張りニンニクの臭い成分が腸に吸収されるのを防いでくれる効果があるようです。
牛乳には消臭効果が長く続く効果があるようですので夜ニンニク料理を食べたあと牛乳を飲んでおくと翌朝にも消臭効果が持続し効果的です。
・ブレスケアを摂る
ガムとは違い胃の中で作用するため体内の臭いに効果的です。
但し血液を通して体内を回っている臭い成分には届きそうにありません。
・ガムを噛む
ガムによって口腔内の臭いを消したり爽快感を感じることができます。
ただし、口腔内のみにしか効果は得られないので体内の奥からの臭いには効果がありません
・運動やサウナで汗をかく
運動や半身浴、サウナなどで汗をかくことでニンニクの臭い成分を体外へ排出します。
ただし、即効性はないことや、脱水症状にならないよう必ず水分補給を忘れないようご注意ください。
■まとめ
今回はニンニクの臭いの原因やニンニクの臭いを消す方法についてご紹介しました。
さいごにニンニクの臭いの消す方法を簡単にまとめてみます。
調理時:ニンニクを加熱する(事前に消臭)
食後1時間~2時間:リンゴ、牛乳、ブレスケアを摂取(体内への臭いの拡散を抑える)
その後:ガムを噛んだり汗をかく(さらに念を押す)
このように食前の調理時から対策をはじめていけばかなり臭いを消すことが出来るでしょう。
まずは、休日前にどれくらいの効果があるか試してみてください。