山中慎介!次の試合は3月2日にV12戦!モレノ戦以上のインパクトを!
2018/01/03

ボクシングWBC世界バンタム級王者、山中慎介選手の12度目の防衛戦が決まりました。
3月2日に東京、両国国技館で同級9位のカルロス・カールソン選手(メキシコ)を迎えて試合を行うと発表されました。
この試合に勝てばV12となり防衛回数で国内歴代単独2位となります。
ということは元WBA世界ライトフライ級王者・具志堅用高さんの持つ世界王座13連続防衛の日本記録に王手を掛けることになります。
しかし、当の山中選手は記録にこだわりはないようで「いつも同じ答えですが、1戦1戦ですね。ただ、前回よりはいい試合にしたいといつも思っている」とのこと。
順調にいけば年内にも日本記録に届きそうなだけにここはキッチリと勝ってほしいところです。
■対戦相手のカルロス・カールソン選手ってどんなボクサー?
今回山中選手と対戦する挑戦者の同級9位のカルロス・カールソン選手(メキシコ)とはどんなボクサーなのでしょう?
26歳の右ボクサーファイターで、戦績は22勝(13KO)1敗。
敗戦はデビュー戦のみで、その後はなんと22連勝中。
現在は北米ボクシング連盟の同級王者のタイトルを保持しています。
世界ランキング9位の選手との防衛戦というと「楽な相手を選んだんじゃないの~?」と思うかもしれません。
実は今回、陣営は1位から15位までの選手に声をかけたところ、山中選手に挑戦を挑んできた相手はこのカルロス選手のみだったそうです。
それだけ山中選手の強打「神の左」が世界中から恐れられている証拠ですね。
■前回以上のインパクトを見せるとの意気込みも
前回の防衛戦は昨年9月。
元WBAスーパー王者のアンセル・モレノ選手(パナマ)との再戦。
1度目の試合は2-1と僅差の判定で山中選手の勝利でしたが非常に厳しい戦いでした。
再戦となったこの試合、世界的にも評価の高いモレノ選手を相手にお互いにダウンを奪い合う激しい展開でまさに漫画のような戦いでした。
最後は山中選手の「神の左」が火を噴きKO勝ちとなりました。
まだ発表前ですが、2016年度の年間最高試合はこの試合ではないかと私は勝手に予想しています。
今回のV12戦を迎えるにあたり山中選手は「モレノ戦以上のインパクトのある試合をしたい」と意気込みを見せていました。
■さいごに
今年はボクシングファンにとってぜひとも実現が期待されることが沢山あります。
- 井上尚弥選手とローマン・ゴンザレスの怪物対決
- 村田諒太選手のミドル級王座挑戦
- 田口良一選手と田中恒成選手の統一戦
- 井岡一翔選手の他団体王者との統一戦
これらに加えて山中慎介選手の防衛回数歴代1位という快挙が達成されるかどうか。
おそらくこれは実現してくれるでしょう(^^;
まずは3月2日のV12戦に注目です。