中日ドラゴンズ吉見一起!2017年は2桁勝利と捕手育成に期待!
2017/02/27
中日ドラゴンズの吉見一起投手の調整が順調に進んでいるようです。
最下位からの巻き返しに燃える2017年シーズン。
エース吉見一起投手の復活はチームにとって欠かすことができません。
右ひじの手術後、フルシーズン投げることができずに苦しんできましたが、昨シーズンようやく復活の兆しが見えました。
ドラゴンズファンが待ちに待ったエースの完全復活が間近に迫ってきました!
そこで今回は順調な春キャンプを送っている中日ドラゴンズ吉見一起投手に注目してみました。
■吉見一起投手のプロフィール
吉見一起
生年月日:1984年9月19日(32歳)
身長:182㎝
右投右打
2005年希望入団枠で入団
背番号:19
◆通算成績
179試合 80勝39敗 防御率2.56
◆主なタイトル
・最多勝利:2回(2009年、2011年)
・最優秀防御率:1回(2011年)
吉見投手の最大の武器といえばやはりコントロール!
それを証明するかのように通算与四球率は1.46という数字で現役先発投手では武田勝投手(日本ハムファイターズ)についで2位。
またスライダー、シュート、フォーク、チェンジアップといった変化球を速球と同じ腕の振りでなげる投球術で打者を翻弄します。
08年〜12年まで5年連続で2桁勝利を挙げ、中日ドラゴンズのエースとして活躍します。
中でも09年に16勝、11年に18勝を挙げて最多勝に輝きます。
しかし13年に右肘のトミー・ジョン手術を受けて以降、2桁勝利から遠ざかっています。
■2017年キャンプは順調
キャンプ前には元同僚で現在メジャーリーガーのチェン投手と自主トレを行った吉見投手。
その後のキャンプも順調に進んでいるようです。
先日23日に行われた韓国プロ野球ネクセンとの練習試合に先発した吉見投手。
2回を2安打無失点で2三振を奪うなど順調な仕上がりを見せました。
昨年はこの時期、右ひじの手術明けだったため実戦練習が出来なかっただけにケガがなく投げられている今春は間違いなく昨年以上の出来。
現状に本人も収穫を感じているようです。
次回は3月4日のロッテとのオープン戦に登板予定。
早くも名古屋ドームで吉見投手の活躍を見ることができます。
■今期は2桁勝利と捕手育成に期待!
昨年は故障明けのため100球前後と球数制限を設けながらの登板もあり勝ち星にも恵まれませんでしたが21試合に登板。
1年間ローテーションを守れたこと、ケガをせずにシーズンを終えたことに収穫がありました。
万全を期して迎える今シーズン、地元名古屋のテレビに出演した際にも2桁勝利を公約してくれただけに我々ファンの期待は高まるばかりです。
さらに吉見投手は今季を迎えるにあたり、自身の活躍は勿論のこと後輩の育成にも力を入れるとのこと。
特に捕手を育てたいとコメントしていました。
谷繁元監督が引退後、ずっと頭を抱えている捕手の育成にも吉見投手の手腕に期待が高まります。
■さいごに
今期の中日ドラゴンズ先発陣は楽しみな選手が沢山います。
左のエースである大野雄大投手。
肘の手術から開幕には間に合わないものの昨年、大物ぶりを見せた2年目の小笠原投手。
頭角を現してきた4年目の鈴木翔太投手も練習試合では安定したピッチングを披露し評価は急上昇。
さらにはルーキーで即戦力と期待される柳投手など。
しかしそんな中でもやはり中心は吉見一起投手。
森監督も吉見投手と大野投手で24勝してほしいと話していました。
チームの投手陣を引っ張る存在としても活躍を期待していきたいですね。