ぽけっといんふぉ

ちょっとしたお得な情報などをお届けします。スキマ時間にぜひお立ち寄りください。

ボクシング

ボクシング拳四朗!名前の由来はあの漫画の主人公!5・20世界初挑戦へ!

2018/01/03

 

5月20日、東京・有明コロシアムで行われるWBC世界ライトフライ級王座に挑む同級4位の拳四朗選手。

今回、同会場で行われるトリプルタイトルマッチの先陣を切ります。

わずか10戦目で世界への挑戦権を獲得した拳四朗選手とはどんな選手なのでしょうか?

現在、戦績は9戦全勝(5KO)無敗の成績をおさめています。

5月20日のタイトルマッチを前に世界王座獲得が期待されている無敗のホープ、拳四朗選手についてご紹介したいと思います。

Sponsored Link

■拳四朗選手のプロフィール

リングネーム:拳四朗(けん・しろう)
本名:寺地拳四朗
身長:164㎝
出身地:京都府城陽市
スタイル:右ボクサーファイタ―
アマ戦績:74戦58勝(20KO)16敗
プロ戦績:9戦9勝(5KO)
獲得タイトル
・WBCライトフライ級ユース王座
・日本ライトフライ級王座
・OPBF東洋太平洋ライトフライ級王座

・名前の由来はあの漫画から!

『拳四朗』という名前から30代後半以降の方は間違いなく漫画・北斗の拳の主人公『ケンシロウ』を連想することでしょう。

名前についてはやはり北斗の拳の『ケンシロウ』に由来するそうです。

世界戦ではケンシロウの北斗百裂拳のような怒涛の連打を見せてほしいですね。

ちなみに日本ボクシングコミッションでは名前のみでのリングネームは認められていないため『拳・四朗(けん・しろう)』での登録となっているようです。

 

・お父さんはあの人!

ところで本名の『寺地』という苗字を聞いてピーンと来たボクシングファンの方もいるのではないでしょうか?

実は拳四朗選手のお父さんは元日本ミドル級王者でさらにはOPBF東洋太平洋ライトヘビー級王者にも輝いた『寺地永』さんです。

お父さんの寺地永さんは生涯戦績24戦20勝(11KO)1敗3分という好成績をおさめた人気ボクサー。

唯一の黒星を喫した相手は日本人でただ一人ミドル級で世界王者となった『竹原慎二』さんです。

そんな元日本・東洋王者のお父さんの勧めで中学3年生からボクシングをはじめた拳四朗選手。

お父さんによると「無理やりやらせた面もある」とのこと。

Sponsored Link

■アマチュア時代

奈良県立奈良朱雀高等学校へ進学し熱心ボクシングに取り組んだ拳四朗選手。

2009年の高校3年のインターハイではモスキート級で2学年下で当時1年生の井上尚弥選手(現WBO世界スーパーフライ級王者)と対戦。

しかし3Rレフェリーストップコンテストで敗れてしまいました。

やはり井上選手は高校時代からモンスター級だったようですね。

そして高校卒業後は関西大学に進学します。

関西大学時代にはボクシング部に所属し、関西学生リーグ戦を始めとするアマチュアの大会に出場。

大学4年の2013年第68回国民体育大会では成年男子ライトフライ級で見事、優勝を果しました。

Sponsored Link

■プロ入り後

・デビュー戦

2014年8月3日、大阪・松下IMPホールでプロデビュー。

相手はOPBFミニマム級11位のヘリ・アモル選手(インドネシア)

実はこのアモル選手、過去には井岡一翔選手(現WBAフライ級王者)からダウンを奪ったこともある選手です。

デビュー戦でいきなり強豪と戦いますが4ラウンド目にダウンを奪うなど危なげなく判定勝利をおさめました。

 

・5戦目で初のタイトル獲得

デビューから無傷の4連勝後、5戦目にWBCライトフライ級ユースタイトルに挑戦します。

相手はOPBF9位でデビューから無傷の10連勝中と勢いに乗る強豪ロリー・スマルポン選手(フィリピン)。

序盤からスマルポン選手の大きく振り回すフックにスリリングな空気が流れます。

第2ラウンドにはその左フックが拳四朗選手にヒットしプロ初のダウンを喫してしまいます。

しかしプロ初のダウンにも動じなかった拳四朗選手はその後しっかり立て直していきます。

拳四朗選手のペースで試合は進み3-0の判定で拳四朗選手が勝利しタイトル獲得に成功します。

 

・6戦目で日本、8戦目で東洋チャンピオンに!

続く6戦目もタイトルマッチで今度は日本王座への挑戦となりました。

チャンピオンは同じ京都出身の堀川謙一選手。

結果は3-0で拳四朗選手が勝利し2つ目のタイトル獲得に成功。

7戦目で日本王座を防衛したのち、8戦目に日本ライトフライ級5位の大内淳雅選手とOPBF東洋太平洋王座決定戦を行います。

さらにこの試合には拳四朗選手の持つ日本タイトルもかけられた一戦でした。

この試合も3-0の判定で勝利し日本王座の2度目の防衛とOPBF東洋太平洋王座の獲得に成功。

3つ目のタイトル獲得とともに父の永さんと親子二代で日本・東洋王者となりました。

 

■そして世界の舞台へ!

 

9戦目のOPBF東洋太平洋タイトル防衛戦を3ラウンドにダウンを奪いその後連打をまとめてTKOで勝利した拳四朗選手。

10戦目となる次戦、ついに世界の舞台へとたどり着きました。

対戦相手のチャンピオンはメキシコのガニガン・ロペス選手。

なんだか強そうな名前ですね。

戦績は34戦28勝(17KO)6敗と拳四朗選手の3倍以上のキャリアを持つベテラン選手です。

この試合に勝ち、父の果たせなかった世界王者となることができるのでしょうか。

5月20日、新チャンピオン・拳四朗の誕生にぜひ期待したいですね。

Sponsored Link

-ボクシング