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ボクシング

田中恒成!最強挑戦者アコスタを退ける!次は田口良一と統一戦!?

2018/01/03

 

ボクシングWBO世界ライトフライ級王者の田中恒成選手が16戦16勝(16KO)とパーフェクトレコードを誇る最強の挑戦者アンヘル・アコスタ選手(プエルトリコ)を迎えての初防衛戦が名古屋市内の武田テバオーシャンアリーナで行われました。

強打者同士の激しい戦いとなりましたが、王者の田中選手が中盤にダウンを奪うなど優位に試合を進め3-0の判定で勝利!

最強の挑戦者を退けて見事初防衛に成功しました。

勝った田中恒成選手の戦績は9戦9勝(5KO)と無敗をキープ。

プロ初黒星を喫した挑戦者のアンヘル・アコスタ選手の戦績は17戦16勝(16KO)1敗

これで以前から田中選手が望む他団体王者との統一戦に現実味を帯びてきました。

そして試合後にはWBA同級王者田口良一選手がリングに上がり会場は大盛り上がりとなりました。

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■試合経過

1ラウンド

試合開始のゴングが鳴ってスタート。

緊張の第1ラウンドは両者柔軟なステップで好調さが感じられる動き。

静かな立ち上がりにも時折振るってくるアコスタの強打はやっぱり怖い!

アコスタ選手の圧力に田中選手が回って様子を見る展開で緊張感たっぷりのこのラウンドが終了。

2ラウンド

1ラウンドとは逆に田中選手がプレッシャーをかけアコスタ選手が下がる展開。

田中選手の右のクロスがきれいにヒット。

しかしラウンド後半、アコスタ選手の右がヒットしヒヤリとする場面も。

オールKO勝ちのパンチは迫力満点。

3ラウンド

徐々に両者の距離が接近し出す。

積極的にそして少々強引に強打をガンガン振るってくるアコスタ選手。

ちょっと押され出した田中選手だが強烈なボディを返すとアコスタ選手は明らかに嫌な表情を見せる。

4ラウンド

田中選手のボディブローを気にしてか前のラウンド程前に出てこなくなってきたアコスタ選手。

下から上に田中選手のパンチがヒットし出す。

田中選手がどんどん圧力をかけていきアコスタ選手が下がっていく展開に。

5ラウンド

田中選手がボディを中心に攻めペースは田中選手が主導していく。

右のアッパーから右の打ち下ろしで田中選手がダウンを奪う。

これがアコスタ選手にとってプロ・アマ通じて初のダウン!

しかし立ち上がったアコスタ選手がとたんに猛ラッシュを仕掛けてくる。

6ラウンド

完全に試合を支配し出した田中選手。

細かいフェイントを織り交ぜながら上下へ攻めていく。

7ラウンド

アコスタ選手の打ち返してくるパンチはまだまだ怖いが田中選手の強打はそれを上回る。

ボディがかなり効いてきたのかアコスタ選手の足取りが重くなってきた感じ。

8ラウンド

接近して打ち合う両者。

アコスタ選手のショートのパンチの連打に田中選手の動きが止まりかけるヒヤリとする場面も。

しかしアコスタ選手の猛攻の打ち終わりを狙って打つ田中選手のボディブローがアコスタ選手を追い詰めていく。

9ラウンド

田中選手の強烈なボディが決まるたびに打ち返してくるアコスタ選手の根性は凄い。

まだアコスタ選手のパンチは衰えておらず時折連打を見せてくる。

ラウンド終盤はさすがに両者とも疲労が見られる。

10ラウンド

開始から出てくるアコスタ選手。

しかし田中選手も応戦。

アコスタ選手のクリンチする場面が増える。

田中選手のボディが相当効いているように感じるがなかなかアコスタ選手の心は折れない。

11ラウンド

アコスタ選手の猛攻に田中選手が防戦一方に。

しかし固いガードから覗くその眼はボディを狙ってキラリと光る。

激しい死闘ですがに両者とも疲労が感じられる。

12ラウンド

判定では勝てないことを悟ったアコスタ選手はKOを狙ってせめて来る。

田中選手も負けじと応戦!

両者激しく打ち合うもダウンシーンはなく試合終了のゴング。
勝負の行方は判定となり、117-110、117-110、116-111で三人のジャッジが田中選手を支持。

3-0と文句なしの圧勝で田中選手が勝利!

KO決着とはいきませんでしたが見ごたえのある試合でした。

そして田中選手の強さが一段と引き立った試合でした。

試合後のインタビューでは挑戦者アコスタ選手を称えるとともに、こんな強い選手に勝てて「自身になります!」とコメント。

そして話しは次戦に及ぶことに、、、

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■WBA王者の田口良一選手がリング上へ!

勝利者インタビューでなんと田中恒成選手がこの日のテレビ放送にゲスト解説として来場していたWBA世界ライトフライ級王者の『つよかわいい』でお馴染みの田口良一選手をご指名。

田口選手をリング上へ招待します。

会場からは田口コールが沸き起こります。

共に対戦を望む相思相愛の仲であるこの二人。

田口選手と戦うためにアコスタ選手という高い高い壁を乗り越えてきた田中選手。

なんだか二人の愛が感じられますね。(笑)

田中選手の元にやってきた田口選手に対し「すみません、先輩なのに呼び出して。」と謝る田中選手。

そして「今年中にやりましょう!」と対戦を申し入れます。

それに対し田口選手は「次(の試合を)勝って、ぜひとも田中君とやりたいと思います。」とお返し。

さらに田中選手は「やりたいって言ってできてないことってよくありますので、、」と続けリング上から畑中会長を説得。

畑中会長からの「OK」が出ると「渡辺会長への説得は田口選手にお任せします。」と言いました。

田口選手も「会長にちゃんと言っておきます。」と力強く宣言。

果たして両者の愛は結ばれるのでしょうか。(笑)

仮に実現するにしても田口選手はおそらく1戦挟むことになるでしょう。

今度は田口選手の番です!

無事タイトルを守り、ぜひとも実現させてほしいですね!

両者の対戦の時期は大晦日あたりでしょうか?

とても楽しみです!!

 

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