井上尚弥!3回KO勝ちで5度目の防衛!次戦は9月に米国で!さらに年末は?!
2018/01/03

5月21日に東京・有明コロシアムで行われましたボクシンングのWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチで王者の井上尚弥選手が指名挑戦者で同級2位のリカルド・ロドリゲス選手を3回KO勝ちで退け5度目の防衛を果たしました。
第3ラウンド開始30秒が過ぎたところで左フックで最初のダウンを奪い、すぐさま追撃の左フックでフィニッシュ!
指名挑戦者をまるで寄せ付けない圧勝でした。
5度目の防衛に成功した井上選手の戦績は13戦13勝(11KO)。
敗れはしたものの、他の選手が井上選手との対戦を拒む中、勇敢にも井上選手に挑んだロドリゲス選手の戦績は20戦16勝(5KO)4敗。
■さらに進化する天才!
いつも圧倒的な強さを見せる井上尚弥選手ですが、今回は今までにない引き出しを見せました。
一体どこまで強くなるのでしょうか?
新たな引き出しを見せたのは第二ラウンド。
以前にも時折サウスポースタイルにスイッチすることはありました。
しかしこの日はサウスポースタイルで第二ラウンドの終盤の約1分間をサウスポースタイルで戦い、左ストレートをヒットするなど普段とは違う攻め方を披露。
攻撃の幅を広げる進化を見せてくれました。
■次戦は9月に米国進出!!そして年末には、、、
試合後のリング上でのインタビューで井上選手は次戦は9月に米国で防衛戦を行うことがほぼ決まっていることを明かしました。
おそらくはWBO世界スーパ―フライ級の6度目の防衛戦を行うとみられますが、同じ日のリングでWBC王者のシーサケット・ソールンビサイ選手VSローマン・ゴンザレス選手の再戦、そしてその勝者への挑戦権をかけたカルロス・クアドラス選手VSファン・フランシスコ・エストラーダ選手の元世界王者対決が行われるようです。
つまりスーパーフライ級のトップ選手が集まるトリプル戦となる見通しのようです。
そして年末にはバンタム級への転向を視野に入れているようです。
ターゲットにはWBA世界バンタム級スーパー王者のザナト・ザキヤノフ選手(カザフスタン)が挙がっているようです。
さらにはWBC世界バンタム級王者「神の左」でお馴染みの山中慎介選手についても「意識はしている。」とのこと。
この対戦がもし実現すれば非常に楽しみで盛り上がりそうですね!
辰吉丈一郎選手VS薬師寺保栄選手や畑山隆則選手VS坂本博之選手の試合に並ぶカードとなるのではないでしょうか。
ただ、両者とも日本ボクシング界の宝なのでどちらかが負けるところは見たくないという気もしますが、、、
いずれにしても今後の井上尚弥選手の動向に注目ですね!