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ボクシング

井岡一翔、王座返上!原因はモチベーション?引退するなら最後にビッグマッチを!

2018/01/03

 

11月9日、日本ボクシング界に衝撃なニュースが入ってきました。

なんと世界3階級制覇王者の井岡一翔選手が保持していたWBA世界フライ級のベルトを返上したことが発表されました。

父であり、会長である一法氏により大阪市内のジムで会見が開かれ、王座を返上したことを発表するとともに、一翔選手が結婚してから練習がコンスタントにできていないことを明らかにした。

また、井岡選手の今後については本人次第と語り、モチベーション次第では『引退』もあり得ることを示唆していました。

今年4月に5度目の防衛に成功し、具志堅用高さんに並ぶ世界戦14勝をマーク。

そして5月には歌手の谷村奈南さんと結婚。

9月には挙式。

公私ともども順風満帆のように思えるのですが、井岡選手に一体何があったのでしょうか?

以前の記事で毎年恒例の年末ボクシングへ今年は出場しない可能性が高いとお伝えしましたが、やはり今年の年末は井岡選手の試合を観ることはできなくなりました。

 

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■モチベーション低下の原因は?

今回の件について井岡選手の『結婚』が大きく関係がしているように言われています。

はたして本当にそれが原因なんでしょうか?

ちょっと考察してみたいと思います。

結婚したら普通なら「さあ、これから一家の大黒柱としてますます頑張るぞ!!」となるのではないでしょうか。

結婚してすぐに「あーモチベーション上がんねー、仕事行くの嫌になったー!」なんて言ったらソッコーで奥さんに見放されてしまいますよね。

奥さんの谷村奈南さんのSNSに仲睦まじい写真が掲載されていることからこのようなことはないように感じます。

そう考えるとモチベーション低下の原因は『結婚』とは関係ないように思えますね。

ここから先は私の想像ですが、原因は『マッチメーク』にあるのではないでしょうか?

いま日本ボクシング界には井上尚弥選手や村田諒太選手などスター選手が存在します。

しかし、井岡一翔選手もアマチュア時代には井上尚弥選手の高校7冠には及ばないものの高校6冠を獲得する素晴らしい成績をおさめています。

プロ入り後は「ミニマム級2団体統一」「3階級制覇」「世界戦通算14勝」といった実績を持ち、日本人ボクサー屈指の存在と言えます。

のちに同じく3階級制覇を成し遂げる八重樫東選手とも激闘を演じ、勝利しました。

正直、穴がなく強い選手だと思います。

もっと評価されていい選手です。

無理に危険な打ち合いなどはしないだけに面白みには欠けるかもしれませんが、打たせずに打つ教科書のようなボクシングで完成度の高さは並みではありません。

にも関わらず、正直なところボクシングファンの評価は今ひとつ。

さらには「勝てる相手を選んでいる」などと言われています。

この発端となったのが2階級目となったWBA世界ライトフライ級王座を獲得後に怪物王者ローマン・ゴンザレス選手との対戦を義務付けられましたが対戦は実現しなかったことにあります。

WBAには正規王者の上にスーパー王者という存在があり、当時スーパー王者として君臨していたのがゴンザレス選手。

井岡選手が正規王座獲得後、WBAからは90日以内に両者の対戦が義務付けられていました。

しかし井岡陣営が準備期間の短さ、ゴンザレス陣営とラスベガスで試合をしたいという両者の意向が一致したことなどを理由に延期を申し入れましたが、結局実現しないうちにライトフライ級の王座を返上してしまいました。

このことから井岡陣営がゴンザレス選手から「逃げた」とファンの目には映ったようです。

これ以降、勝てる相手を選んで記録を作っていると言われてしまうようになりました。

常日頃から『唯一無二の存在』を口にしている井岡選手。

14度の世界戦を勝ち抜いても『唯一無二』を証明できないもどかしさ。

もしかすると井岡選手自身はもっと強い選手とのビッグマッチを望んでいたのではないでしょうか。

井岡選手を大事に育てていきたいというジム側の意向と強敵と戦いたいという井岡選手との考えにすれ違いがあったのかもしれませんね。

これがモチベーションの低下につながったのかもしれません。

5度目の防衛戦の試合後、勝利者インタビューでいつものように「唯一無二」や「これからも応援よろしく」といったコメントがなかったことが気になります。

このときから何か考えがあったのかもしれませんね。

 

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■本当に引退するの?引退するなら最後に・・・

今回、王座を返上し、会長から引退の可能性も示唆された井岡選手ですが本当に引退してしまうのでしょうか?

まだ本人の口から引退を発表したわけではありませんので本人からの発表を待つしかありませんね。

しかしまだ28歳。

4階級目のベルトを目指しての復帰も充分あり得るのではないでしょうか?

できればベルトを保持したままWBC王者の比嘉大吾選手との対戦が見たかったとは思いますが。

いずれにしてもこのまま引退というのはファンはともかく、本人もスッキリしないことでしょう。

もし本当に引退するのなら最後に強敵とのビッグマッチを行ってもらいたい。

願わくば比嘉大吾選手か井上尚弥選手と。

勝てば日本人最多の世界戦15勝で誰もが認める唯一無二の存在となるでしょう。

負けても引退にふさわしい試合となるのではないでしょうか。

 

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