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ボクシング

ボンバーレフト三浦隆司!7・15米国「番狂わせの館」で王座奪還なるか!?

2018/01/03

 

ボクシングの元WBC世界スーパーフェザー級王者で「ボンバーレフト」の異名を持つ、現在同級1位の三浦隆司選手が7月15日、米国カリフォルニア州イングルウッドの「ザ・フォーラム」で現在WBC同級王者のミゲル・ベルチェルト選手へ挑戦することが発表されました。

ボクシングの本場アメリカのリングでの世界戦!

しかもメインイベント

まさに最高の舞台で行われる今回の試合で三浦隆司選手は王座を奪還することはできるのでしょうか?

そこで今回は7月15日にアメリカで行われるWBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチについてお話ししたいと思います。

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■会場は番狂わせの館?!

今回の世界戦の会場となる「ザ・フォーラム」は米国、カリフォルニア州のロサンゼルス郊外に位置し、かつてはNBAのレイカーズやNHLのキングスが本拠地としていた屋内競技場。

ボクシングではウンベルト・ゴンザレスVSマイケル・カルバハルのライトフライ級ミリオンマッチを始めファン・マヌエル・マルケス、ラファエル・マルケスなどの試合が行われメキシコ人ボクサーの聖地として知られます。

また、数々の名選手が敗れた場所であることから「番狂わせの館」との異名を持ちます。

ボンバーレフトを武器に過去には番狂わせを起こしてきた三浦選手にとって、正にふさわしい会場と言えるのではないでしょうか。

王者ベルチェルト選手有利の声が多い今回、新たな番狂わせの歴史を刻んでくれることに期待したいですね。

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■今回の経緯

今回のベルチェルト選手への挑戦権獲得は1月28日に決まりました。

この日、米カルフォルニア州でこの階級のトップ選手四人が集い、試合を行いました。

・WBC世界スーパーフェザー級王者 フランシスコ・バルガス選手
・WBO世界スーパーフェザー級暫定王者 ミゲール・ベルチェルト選手
・WBC世界スーパーフェザー級1位 三浦隆司選手
・WBC世界スーパーフェザー級2位 ミゲール・ローマン選手

この4人のうちバルガス選手とベルチェルト選手、三浦選手とローマン選手がそれぞれ対戦。

この2試合の勝者が次戦で対戦するというサバイバルマッチが行われたのです。

その結果、ベルチェルト選手、三浦選手がそれぞれ勝利し次回両者が対戦することとなりました。

チャンピオンベルトをかけたトーナメント戦のような感じですね。

日本でもライトフライ級でやってほしいですね。

絶対に盛り上がると思います。

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■ベルチェルト選手ってどんな選手?!

ミゲール・ベルチェルト

通称:サソリ
出身地:メキシコ・ユカタン州メリダ
身長:170㎝
リーチ:180㎝
生年月日:1991年11月17日
スタイル:右ボクサーファイタ―
戦績:32戦31勝(28KO)1敗

獲得タイトル
・WBCインターコンチネンタルスーパーフェザー級ユース王座
・WBC世界スーパーフェザー級王座(防衛0)
・NABO北米スーパーフェザー級王座
・WBO世界スーパーフェザー級暫定王座(防衛1)
・WBC世界スーパーフェザー級王座(防衛0)

今年1月28日に前王者のフランシスコ・バルガス選手に11回TKO勝ちをおさめWBC世界スーパーフェザー級王者となったベルチェルト選手。

過去には後に内山高志選手に挑戦したオリバー・フローレス選手に2回2分49秒KO勝ち、元IBF世界フェザー級王者クリストバル・クルス選手に5回2分25秒TKO勝ちをおさめる。

さらにはWBO王者のワシル・ロマンチェコ選手とフルラウンドを戦った、チョンランタン・ピリャピニ選手にもKO勝利するなど強豪との対戦経験もあり、実績は十分。

三浦選手に勝利した前王者バルガス選手に勝っていることから、やはり三浦選手よりも実力は上なのでしょうか?

確かにベルチェルト選手は手数も多く非常にアグレッシブでバルガス選手も彼の勢いには相当に苦労していました。

しかし試合を決定的にしたのは左目のカットによりバルガス選手の視界が封じられたことではないでしょうか。

左目の影響が出るまではまさに一進一退の攻防だったように感じました。

また攻撃面が非常に際立っていましたが、荒々しさもあり、被弾する場面も目立ちました。

このことから三浦選手の「ボンバーレフト」がヒットする可能性は十分にあると考えられます。

つまり勝利のチャンスは十分にあると言って良さそうですね。

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■三浦選手の試合は目が離せない!

2015年11月に米国ラスベガスでフランシスコ・バルガス選手に敗れて王座を手放したものの、倒し倒されの壮絶な死闘を演じアメリカの、いや世界のボクシングファンのハートを鷲づかみした三浦隆司選手。

この試合はアメリカで年間最高試合に選ばれました。

また、前回1月の試合でも中盤劣勢になりながらも必殺のボンバーレフトでローマン選手を逆転KO。

どんなに劣勢になっても一撃で試合をひっくり返してしまう魅力を持つ三浦選手。

今回のベルチェルト選手は三浦選手の宿敵、バルガス選手を破った相当ハイレベルな相手。

苦戦は必至でしょう。

しかし三浦選手にはどんなに苦しい展開になっても何かやってくれそうな期待感が絶えません。

三浦選手の試合は試合終了のゴングが鳴るまで一瞬たりとも目が離せません。

7月15日の王座奪還に向けて頑張れ三浦選手!

 

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