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ボクシング

村田諒太、現役続行!エンダムとの再戦の可能性や復帰戦はいつ?!

2018/01/03

 

5月20に行われたボクシングのWBA世界ミドル級王座決定戦でアッサン・エンダム選手に判定で敗れたロンドンオリンピック金メダリストの村田諒太選手。

今後の進退が注目されていましたが、今月8日ついに、、、

 

現役続行を表明!

 

「得られなかったベルトを取ることに尽力していきたい!」と力強くコメントし練習を再開しました。

試合後に前向きな発言が多かったことからボクシングへのモチベーションは下がっていないようでしたが、今後についての正式な表明がなかっただけに「まさかの引退」という不安もよぎりました。

しかし今回の現役続行表明により世界王座獲得に向けて新たに再出発をすることなりました。

さて、村田選手の今後の展開ですが、WBAからのエンダム選手との再戦や先日の試合で村田選手の評価が上がったことにより、WBC、WBOからのオファーもあり選択肢が広がったように思えます。

しかし、村田諒太選手本人は「世界戦の背景を考えれば、誰とやりたいとは言えない。誰とでも試合を組んでいただければ、全力でやるだけ」と至って冷静に捉えているようです。

チャンスがあればそれに向かって全力を尽くすといったスタンスですね。

 

そこで気になる復帰戦の時期はいつ頃になるのでしょうか?

 

各団体の王者の動向などにもよるようですが、いまのところ11月頃との見通しのようです。

そこで今回は現役続行を表明した村田諒太選手の戦うミドル級の現状を見ていきながら今後の展開ついて勝手に想像していきたいと思います。

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■ミドル級王者の現状

現在日本で認定されているボクシングの団体はWBA・WBC・IBF・WBOの4つの団体になります。

つまり村田選手のターゲットはこの4つの団体それぞれに君臨する王者となります。

村田諒太選手の戦うミドル級はボクシング人口の最も多い階級で実力者がひしめく激戦区であることは周知の事実。

それではこの激戦区ミドル級の各団体の王者を見ていきましょう。

 

・WBC・IBF&WBAスーパー王者 ゲンナディ・ゴロフキン選手

4つの団体の内、3団体で頂点に君臨する怪物王者ゲンナディ・ゴロフキン選手

この王者のプロフィールをちょっと見てみましょう。

ゲンナディ・ゴロフキン

出身地:カザフスタン
現在:35歳
身長:179㎝  リーチ:178㎝
タイプ:右ボクサーファイター
アマ戦績:350勝345勝5敗
プロ戦績:37戦37勝(33KO)
世界戦戦績:19戦19勝(18KO)

アマ実績:
・2000年世界ジュニア選手権ライトウェルター級優勝
・2002年アジア大会ライトミドル級優勝
・2003年世界選手権ミドル級優勝
・2004年アテネオリンピックミドル級銀メダル

プロ実績
・WBA世界ミドル級王座(防衛18継続中、現在はスーパー王者))
・WBC世界ミドル級王座(防衛6継続中)
・IBF世界ミドル級王座(防衛3継続中)

アマチュアで350戦、プロで37戦とまさにボクシングをやり尽している感じがしますね。

先日、井岡一翔選手が世界戦通算勝利数の日本記録「14勝」におよそ26年ぶりに並びましたがそれを上回る19勝を記録しています。

3月の防衛戦こそ判定での勝利となりましたがそれまで世界戦18連続KO勝利という怪物級の記録を持っています。

私個人的にはこの選手こそパウンド・フォー・パウンド(全階級の中で1番強い選手)ではないかと思っています。

ちなみにこの怪物王者と対戦予定の選手がいます。

その選手とは、前WBO世界スーパーウェルター王者のサウス・アルバレス選手!

サウス・アルバレス

通称:カネロ・アルバレス
出身地:メキシコ・ハリスコ州グアダラハラ
現在:26歳
身長:175㎝  リーチ:180㎝
タイプ:右ボクサーファイター
プロ戦績:51戦49勝(34KO)1敗1分
世界戦戦績:11戦10勝(6KO)1敗

プロ実績:
・ハリスコ州ウェルター級王座(防衛1=返上)
・WBAフェデセントロウェルター級王座(防衛2=返上)
・NABF北米ウェルター級王座(防衛5=返上)
・WBOラテンアメリカウェルター級王座(防衛0=返上)
・WBC世界ウェルター級ユース王座(防衛1=返上)
・WBC世界スーパーウェルター級シルバー王座(防衛2=返上)
・WBC世界スーパーウェルター級王座(防衛6)
・WBA世界スーパーウェルター級スーパー王座(防衛0)
・リングマガジン世界スーパーウェルター級王座
・WBC世界ミドル級王座(防衛1=返上)
・リングマガジン世界ミドル級王座
・WBO世界スーパーウェルター級王座(防衛0=返上)

スーパーウェルター・ミドルと2階級を制覇しており、元WBC世界ミドル級王者フリオ・セサール・チャベス・ジュニア選手、元4階級王者のミゲール・コット選手など実力者を下した実績の持ち主。

唯一の敗戦は無敗のまま引退したフロイド・メイウェザー・ジュニア選手との一戦のみ。

ゴロフキン選手とアルバレス選手の対戦は今秋9月16日を予定しています。

もしこの試合の勝者に村田選手の挑戦が実現した場合、スケジュール的に年内はまず無理でしょう。

おそらくは来年の春以降といった感じになるのではないでしょうか。

また、両者ともビッグネームの選手なだけに開催地は米国のリングとなるのは間違いないでしょう。

実現すればファイトマネーも桁違いのドリームマッチになりますね。

 

・WBO王者 ビリー・ジョー・サンダース選手

ビリー・ジョー・サンダース

出身地:イギリス・ハートフォードシャー州ウェリン・ガーデン・シティ
現在:27歳
身長:180㎝  
タイプ:左ボクサーファイター
プロ戦績:24戦24勝(12KO)
世界戦戦績:2戦2勝

プロ実績:
・BBBofC南部ミドル級王座
・コモンウェルスイギリス連邦ミドル級王座
・BBBofC英国ミドル級王座
・WBOインターナショナルミドル級王座
・EBU欧州ミドル級王座
・WBO世界ミドル級王座(防衛1)

村田陣営がエンダム選手との対戦が決まる前から交渉を続けていたWBO王者のビリー・ジョー・サンダース選手。

2017年7月8日にカッパー・ボックス・アリーナでWBO世界ミドル級暫定王者アフタンディル・クルツィゼ選手と指名試合を行う予定でした。

ところがクルツィゼ選手ががニューヨークで逮捕されたため、クイーンズベリー・プロモーションズからタイトルマッチの延期を発表されました。

このことからもしかすると村田選手に挑戦のチャンスが巡ってくるかもしれませんね。

しかし難点が一つ。

それは王者陣営が自国である英国開催を強く望むこと。

以前から交渉を続けていた村田選手との対戦が実現しなかった要因にこれが大きく影響したようです。

挑戦実現には英国へ乗り込むこと、そして王座獲得にはKO勝ちが必須となりそうです。

 

・WBA王者 アッサン・エンダム選手

村田選手と対戦し判定により王座を獲得したご存知、アッサン・エンダム選手。

前回の不可解判定によりWBAから両者の再戦指令が命じられました。

陣営も今後の選択肢の一つとして再戦の可能性も視野に入れているようです。

しかし、王座決定戦だった前回とは異なり王者エンダム選手に挑む挑戦者という立場になることで、ファイトマネーの問題など課題もあることから一つ返事で再戦とはいかないようです。

再び日本での開催が出来るのか?といった問題もあります。

エンダム選手の自国開催となると以前にも増して判定に不安が増してしまいそうですね。

ただ、エンダム選手は海外での試合経験豊富なことから、自国開催にこだわらない可能性も十分考えられます。

もしかするとダイレクトリマッチなんて可能性も考えられますね。

前回の対戦から両者の実力は明らかなことからタイトル獲得に一番近い対戦がこのエンダム選手との再戦でしょう。

次こそはぜひKO決着を!

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■まとめ

悪夢の判定負けから沈黙を破り、ついに現役続行を表明した村田諒太選手。

気になる今後の展開について注目していきたいと思います。

どの選手と対戦するにしても次の挑戦は海外での開催になるかもしれません。

 

・ゴロフキン選手もしくはアルバレス選手のWBC・WBO・WBAスーパー王座に挑戦なら米国開催、対戦はおそらく来年以降。

・ビリー・ジョー・サンダース選手のIBF王座挑戦なら英国開催。

・アッサン・エンダム選手のWBA王座挑戦なら日本開催があるかも。

 

といった感じでしょうか。

日本開催でなるべく早い時期にと考えるとやはりエンダム選手との再戦が一番現実的かもしれませんね。

順当にいくならエンダム選手との再戦が一番可能性が高そうですね。

ボクシングファンとしては米国での村田選手のビッグマッチを見たいところでしょう。

しかしながらライトなボクシングファンや村田選手のファンとしてはエンダム選手と再戦して前回の雪辱を晴らす姿を見たいと望んでいるのではないでしょうか。

 

・エンダム選手との再戦で世界王者に!

・サンダース選手とのWBA・WBO王座統一戦!!

・ゴロフキン選手またはアルバレス選手との頂上決戦!!!

 

こんな夢ようなの展開が見れたら最高です!

 

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