田口良一!次戦は1位バレラとの指名試合!その次は田中恒成との統一戦!?
2018/01/03
ボクシングのWBA世界ライトフライ級王者、田口良一選手の次戦の相手が決まりました。
大晦日以来となる今年初戦は7月23日、東京・大田区総合体育館で同級1位の挑戦者を迎えての指名試合となります。
その相手とはコロンビアの24歳、ロベルト・バレラ選手。
また、同日には現東洋太平洋ミニマム級王者の京口紘人選手もデビュー6戦目にして世界初挑戦。
IBF同級王者のホセ・アルグメド選手に挑みます。
さらには同じワタナベジムの先輩で元WBA世界スーパーフライ級王者の河野公平選手も昨年12月30日にWBO同級王者の井上尚弥選手にTKO負けを喫して以来の再起戦を行う模様。
ダブル世界戦&元王者の復帰戦と楽しみな興業になりそうです。
さて、次戦で田口良一選手が対戦するロベルト・バレラ選手とはどんなボクサーなのでしょうか?
また、その先に控えるビッグマッチとは?
今回はそのあたりについてお話ししていきたいと思います。
■ロベルト・バレラ選手とは?
ロベルト・バレラ
生年月日:1992年10月15日
出身地:コロンビア-サン・ホセ・デ・カナレーテ
戦績:19戦18勝(12KO)1敗
獲得タイトル:
・WBAラテンアメリカライトフライ級王座
・WBAボリビア地域ライトフライ級王座
唯一の敗戦は2015年10月10日、WBAラテンアメリカライトフライ級王座防衛戦でカルロス・カニサレス選手を相手に敵地で1-2の判定で敗れ王座陥落した一戦のみ。
ちなみにこのカルロス・カニサレス選手は昨年の大晦日、田口良一選手のWBAライトフライ級王座に挑戦し、引分けた選手です。
今年1月にはこれまた田口選手に挑戦したことのあるルイス・デラローサ選手と対戦し9回TKO勝ちをおさめました。
ここ5戦連続KO勝ちと勢いに乗っています。
24歳と若いだけにこの勢いは侮れませんね。
■勝てば田中恒成との統一戦!?
5月20日に行われたWBO世界ライトフライ級タイトルマッチ。
王者田中恒成選手が挑戦者で同級1位、16戦16勝(16KO)の実績を誇る最強の挑戦者アンヘル・アコスタ選手を見事に退けました。
そのリング上で田中恒成選手と年内の対戦を約束した田口良一選手。
実現すればWBAとWBO二本のベルトをかけた王座統一戦となりそうです。
相思相愛の王者同士によるビッグマッチです。
王座統一戦実現に向けて次は田口選手の番です。
試合当日は田中恒成選手が応援団長として田口選手の応援に駆け付けるそうです。
ランキング1位の最強挑戦者バレラ選手に勝利して、ぜひ二人の対決を叶えてもらいたいですね。
■さいごに
次戦で6度目の防衛戦となる田口良一選手。
これまで世界戦6戦を経験していますが唯一の苦戦といえば前回の引き分けとなったカニサレス戦のみ。
それも逃げるカルロス選手を捕えられなかった展開で、攻め込まれての苦戦といったものではありませんでした。
世界戦戦績6戦5勝(3KO)1分。
気が付けば安定王者となりつつあります。
今回もいつも通り、力強い田口良一選手のボクシングをきっと見せてくれることでしょう。
田中恒成選手との統一戦が現実味を帯びてきて盛り上がっているだけにかっこよく決めてほしいですね!
試合後のリング上で再び両者のマイクパフォーマンスを見るのがとても楽しみです。