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ボクシング

亀田和毅の次戦はモラレスと三兄弟三男対決!この試合に勝って再び世界へ!

2018/01/03

 

ボクシングの元WBO世界バンタム級王者、亀田和毅選手の次戦、国内復帰2戦目が決まりました。

7月10日に東京・後楽園ホールで試合を行います。

対戦相手はメキシコのイバン・モラレス選手。

6月16日の公開練習では4ラウンドのスパーリングを行いガードを打ち破る右ストレートなどを披露しパワーアップした姿を見せるなど絶好調をアピールしました。

「1回も倒れたことがない強い相手を意地でも倒しきる」と、この試合に向け堂々のKO宣言。

さて、亀田和毅選手が次戦で対戦するイバン・モラレス選手とはどんなボクサーなのでしょうか?

そしてこの試合の先に見据える展開は?

今回はそのあたりについてお話ししていきたいと思います。

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■亀田和毅選手のこれまで

亀田和毅

身長:171㎝
リーチ:168㎝
生年月日:1991年7月12日(25歳)
スタイル:右ボクサー・ファイター
アマ戦績:30戦27勝(10KO・RSC)1敗1分1無効試合
プロ戦績:35戦33勝(20KO)2敗

アマチュア実績:
・2007年 バンタム級グアンテス・デ・オロ(ゴールデングローブ) 準優勝
・2008年 バンタム級プーニョス・デ・オロ 優勝

プロ実績:
・FECARBOXバンタム級王座(防衛1)
・CABOFEバンタム級王座(防衛0)
・WBCインターコンチネンタルスーパーバンタム級ユース王座(防衛0)
・WBC世界バンタム級ユース王座(防衛1)
・NABF北米バンタム級王座(防衛0)
・WBC世界バンタム級シルバー王座(防衛0)
・WBO世界バンタム級王座(防衛3)

今更説明するまでもありませんが、亀田三兄弟の三男、亀田和毅選手。

主に日本国内を主戦場としてきた二人の兄、興毅さん、大毅さんとは違い主に単身メキシコに渡り主に現地のリングを主戦場として実績を積みました。

2013年8月1日にWBO世界バンタム級王座を獲得し、この王座を3度防衛しました。

2015年5月9日にWBA王者のジェイミー・マクドネル選手と対戦。

ダウンを奪い健闘するも0-3の判定で敗北。

2015年9月6日にマクドネル選手と再戦するも今度はダウンを奪われ再び0-3の判定で再び敗北を喫します。

2017年10月7日に協栄ボクシングジムへ移籍。

2016年10月16日にエドガー・マルチネス選手に1ラウンドKO勝ちで再起を飾りました。

2017年3月10日日本国内復帰戦を行い3-0の判定で勝利をおさめます。

最新のランキングではWBA世界スーパーバンタム級3位にランクイン。

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■イバン・モラレス選手とは?

さて、今回亀田選手と次戦で対戦するイバン・モラレス選手とはどのような選手なのでしょうか?

イバン・モラレス

出身地:メキシコ
生年月日:1991年10月9日(25歳)
スタイル:左ボクサー・ファイター
プロ戦績:33戦31勝(19KO)2敗

プロ実績:
・WBCインターナショナルスーパーフライ級シルバー王座

イバン・モラレス選手には元世界王者のお兄さんが二人います。

元4階級制覇王者エリック・モラレスさん、元WBO世界スーパーフライ級王者のディエゴ・モラレスさんのお二人。

現在このお兄さん二人がイバン・モラレス選手のトレーナーを務めています。

特にエリック・モラレスさんは辰吉丈一郎選手を2度退けたダニエル・サラゴサ選手や薬師寺保栄選手から王座を奪ったウェイン・マッカラー選手など日本でもお馴染みの選手にも勝利しています。

ほかにもフィリピンの英雄、マニー・パッキャオ選手とも3度対戦し1勝2敗と1度は勝利しています。

まさに名王者の一人です。

元世界王者の兄二人からボクシングのイロハを教わっているだけに中々の難敵なのではないでしょうか。

亀田三兄弟と同じくボクシング三兄弟、そして共に三男で25歳。

何だか似たような境遇の二人の対決ですね。

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■世界前哨戦後の展望は?

国内復帰2戦目となる次戦を間近に控えた亀田和毅選手。

難敵を迎えての今回の試合はどうやら世界前哨戦と位置付けているようです。

この試合に勝利すればその次はいよいよ再び世界のベルトが見えてきます。

そこで少し早いのですが亀田和毅選手のターゲットとなる、現在のスーパーバンタム級の世界王者を見ていきたいと思います。

 

 

・WBC王者 レイ・バルガス選手

前王者長谷川穂積さんが返上し空位となった王座を2位のキャビン・マクドネル選手と争い2-0の判定で下し新王者に。

プロ戦績は29戦29勝(22KO)。

131戦という豊富なアマチュアキャリアを活かすテクニシャン。

 

 

・WBA王者 久保準選手

今年4月9日に王者ネオマール・セルメニョ選手に挑戦し試合は王者有利で終盤へ。

しかし持ち前の根性で攻め続け、心が折れた王者が11回開始時点で棄権したためTKO勝利となりベルトを奪取。

戦績は12戦12勝(9KO)。

初防衛戦は2位のダニエル・ローマン選手(アメリカ・25戦22勝(8KO)2敗1分)との指名試合が濃厚か。

 

 

・WBO王者 小國以載選手

2016年大晦日に無敗のジョナタン・グスマン選手を下す大金星で新王者へ。

戦績は21戦19勝(7KO)1敗1分。

次戦は岩佐亮佑選手との指名試合が濃厚。

 

 

・IBF王者 ジェシー・マグダレノ選手

5階級制覇王者、ノニト・ドネア選手を破り王者となったジェシー・マグダレノ選手。

戦績は25戦25勝(18KO)。

攻撃的な右利きのサウスポーで188戦という豊富なアマチュアキャリアも持ち合わせパワー・スピード・技術と総合的にハイレベルな選手。

 

 

・WBAスーパー王者 ギジェルモ・リゴンドー選手

パウンド―・フォー・パウンド(全階級を通じて1番強い王者)の候補とも言われる最強王者の一人。

アマではシドニー・アテネと2度金メダルを獲得。

プロでは5階級制覇王者ノニト・ドネアに勝利。

日本のリングでは天笠尚選手と対戦し2度のダウンを奪われるも11回終了TKO勝ちを見せる。

プロ戦績は18戦18勝(12KO)。

 

このように現在5人の世界王者が君臨するスーパーバンタム級。

そのうち二人の日本人王者が存在します。

久保選手、小國選手とも次戦は指名試合が濃厚です。

この両者、まだ王者になったばかりということもあり、正直なところ知名度はまだまだこれからといった感じがあります。

そこで人気・知名度アップに亀田和毅選手との対戦はうってつけと言えるのではないでしょうか?

先日、和毅選手の兄、興毅さんがとある番組のイベントで一夜限りの現役復帰を果たしましたが、色んな意味で大変話題になりました。

アンチ・亀田は確かに多いものの話題性は未だに衰えていないと言えるでしょう。

和毅選手の前哨戦、久保・小國両選手の防衛戦が成功すれば近い将来対戦が実現するのではないでしょうか?

挑戦する和毅選手、迎え撃つ久保選手、小國選手双方にメリットのある対戦と言えそうです。

早ければ今年の大みそかになんてこともあるかもしれませんね。

実現すれば面白いと思います。

 

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