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ボクシング

ボクシング、田中恒成!初の全国放送は大苦戦!次はいよいよ統一戦か?!

2018/01/03

 

日本最速5戦目での世界王座獲得!

日本最速タイとなる8戦目での2階級制覇!

『中京の怪物』田中恒成選手がついに全国デビュー!

全国デビューとなる今回の対戦相手は同級13位のパランポン・CPフレッシュマート選手。

前回は16戦16勝16KO勝ちの1位アンヘル・アコスタ選手。

その前は元世界2階級制覇王者のモイセス・フエンテス選手。

ここ2戦の強敵に圧勝していただけに今回は勝敗よりもどんな勝ち方をするか?

今回の焦点はまさにその一点でした。

さあ!『中京の怪物』の強さを日本中に見せてくれ!

名古屋市在住の筆者としてはやはり地元のヒーローが活躍するのは嬉しいものです。

試合が終わるころには『こんな強い選手が日本にいたなんて!』という驚きが日本中で巻き起こることだろうとわくわくしながら試合開始のゴングを待ちました。

どや、うちの恒成は?!

すごいやろ!!

と試合後には全国のボクシングファンの方に心の中でどや顔する気満々でした。

ところが予想外の展開に・・・

 

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■予想外の大苦戦・・・

初回、初の全国放送のせいか、動きも表情も少々固い田中選手。

徐々にエンジンがかかってくるんだろうな。

いつもどおりのスピード感たっぷりのボクシングを全国のボクシングファンに見せてくれるんだろーな。

こんな感じでいつもどおり安心して見ていました。

対するパランポン選手もWBOでは13位ですが、WBAでは3位にランクインしており、なかなかいい雰囲気を持った選手でした。

そして早くも試合は動き出します。

初回終了間際、パランポン選手の右がヒットし、田中選手が早くもダウンを喫する展開。

続く3回がスタート時には左目が腫れてふさがりかけるアクシデントも。

5回あたりからはいつもの素早い手足の動きで主導権を握り始める田中選手。

だがしかし、アクシデントはさらに続きます。

今度は右目から流血

試合は田中選手が支配しているのは明らかでしたが、流血をやたら気にするレフェリーがさらに気になる。

さらには鼻からも出血

 

おいおい・・・

大丈夫か??

 

・・・なんだか嫌な空気になってきた。

とはいえ、出血、目の腫れを除けば至って田中選手のペース。

左右への動きも止まることなくパランポン選手に圧力をかけ、じわじわと消耗させていく。

そして迎えた9ラウンド、連打からの右で田中選手がダウンを奪う

立ち上がったパランポン選手のダメージは明白。

最後は壮絶な打ち合いの末、田中選手が打ち勝ち見事にTKO勝利を飾りました。

 

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■あとは田口選手との統一戦の決定待ち!

前回のアコスタ戦、前々回のフエンテス戦では圧倒的な強さを見せた田中選手でしたが、まさかの苦戦でした。

試合後の顔の腫れ具合がそれを物語っていました。

試合後の勝利者インタビューでは自身を「持っていない男」と表現しました。

その理由は初の全国ネットという大事な舞台で満足のいく試合ができなかったこと。

インタビューでのコメントを察するに、全国放送をかなり意識していたんだと感じましたね。

今回の試合で負った瞼の傷が癖にならないか少し心配です。

しかし、年末の統一戦に向けてやる気は十分な様子。

さあ、あとは統一戦の決定を待つのみとなりました。

WBA王者・田口良一選手との対戦は実現するのでしょうか。

次こそは全国のボクシングファンにいつもの田中恒成選手のボクシングを見せることが出来るといいですね。

 

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