浴室のカビ予防!ひと手間加えることでお風呂掃除をグンとラクにする!
家の中で一年中カビとの戦場となる場所。
浴室。
洗っても洗っても繰り返し発生してくるカビのおかげでお風呂掃除って結構大変ですよね。
そこで今回はそんなお風呂掃除を少しでもラクにすべく、浴室のカビ予防についてお伝えしたいと思います。
毎日の入浴後にひと手間加えることで浴室のカビ予防ができ、グンとお風呂掃除がラクになります。
■浴室はカビの楽園
カビの繁殖する主な条件は以下の3つ。
・温度(20~40℃)
・湿度(70%以上)
・栄養(石鹸カス、垢など)
家の中でも特に浴室はこの3条件が当てはまります。
一般的にカビの発生しにくいと言われる冬場でも浴室はこの条件を満たしています。
ほぼ毎日のように温暖で湿度が高く、食べ物の豊富な環境が作られるわけですから。
まさにカビにとって楽園のような環境です。
放っておくとあっという間に繁殖してしまいます。
■浴室のカビ対策!
カビ対策としてはやはりカビにとって楽園のような環境から住みづらい環境へと変えていく必要があります。
つまりカビの繁殖に必要な温度・湿度を下げる栄養素を減らすことで予防することができます。
・締めのシャワーで浴室を流す
お風呂で身体を洗っていると知らない間にシャンプーや石鹸が飛び散っています。
これがそのまま放置されるとカビにとって美味しい栄養素となってしまいます。
身体を洗い流したあと、締めのシャワーで壁に残ったシャンプーや石鹸などカビの栄養となるものをきれいに洗い流してしまいましょう。
壁や床だけでなくシャンプーボトルや洗面器の裏などにも石鹸やシャンプーが残ってしまうことが多いのでそちらもサッと流してやりましょう。
・換気扇は積極的にぶん回す
浴室にこもった湿気もまたカビにとっておいしい環境です。
この湿気を取り除くために換気扇を活用しましょう。
また浴室の窓を開けて湿気を追い出すのもいいでしょう。
浴室内の温度も下がります。
うちは年中換気扇をつけっぱなししています。
しかし換気扇をフル活用していると結構ホコリが溜まってしまいます。
ホコリが詰まってしまうと換気扇から変な音がしたり換気効率が悪くなったりしてしまいます。
換気扇のメンテナンスも忘れずにやっておきましょう。
・浴槽にフタをする
浴槽の中の湯船から発する蒸気は浴室の温度・湿度を上げる要因になります。
入浴時以外はフタをする、もしくはお湯を抜いてしまうなどして対策しておきましょう。
・壁や床の水気をふき取る
床や壁に残った水滴を水切りワイパーなどを利用してふき取っておくと乾きやすくなり、同時に汚れも落とせて一石二鳥です。
水切りワイパーは100円ショップなどで簡単に手に入ります。
・シャンプーボトル、台をから拭き
シャンプーボトルやそれを置いている台などは水気が溜まってしまいやすい場所です。
また、なかなか乾いてくれません。
放置しておくとヌメヌメになっていることが多々あります。
あれって気持ち悪いですよね。
入浴後に乾いたタオルでから拭きして水気をとってやることで防ぐことができます。
■さいごに
今回は浴室のカビ対策についてお話しさせていただきました。
カビで汚染された浴室をお掃除するのは大変です。
普段からちょっとしたひと手間を加えることで、カビの増殖を予防することができます。
身体をきれいにするための浴室がカビだらけって本末転倒ですよね。
ちなみに発生してしまったカビを撃退するのに有効なのは、市販のカビ取り剤のほかに50℃以上のお湯が効果的です。
50℃のお湯を5秒ほどかけるだけでカビは死滅すると言われています。
ただし、お湯を使うときは火傷しないよう十分に注意して行ってください。
梅雨のカビ対策!いや~な臭いや害から家族や部屋を守って快適生活を!