車酔いしないためには?原因と予防法を知れば怖くない?
旅行や遠足ってとっても楽しいものですが、そんな中で割と多くの方が抱えてる悩みが車酔い。
楽しい遠足やバス旅行などでみんなが楽しんでいる中で孤独に吐き気と戦いもがき苦しむ様はまさに地獄です。
車酔いがネックで遠足に行きたくないという学生さんも多々いるのではないでしょうか?
そこで今回は車酔いの原因と車酔いしないための予防法についてご紹介したいと思います。
■なぜ車酔いは起こる?
車酔いとは車やバスだけではなく飛行機や電車、船、さらにはジェットコースターなど乗り物全般に起こり俗に乗り物酔いとも呼ばれます。
その原因となるメカニズムは揺れや加速、原則の繰り返しによって内耳のある三半規管などを刺激して自律神経や平衡感覚を乱してしまうことから起こります。
症状としては唾液の分泌増加、胃の不快感から次第に気分が悪くなって吐き気や嘔吐を引き起こします。
子供のころ、スケート選手やバレリーナのようにグルグル回転して遊んだことはありませんか?
筆者は経験ありますが、回転し終わったあとグルグル目が回り気持ち悪くなりました。
遊びの中の出来事ですから、友人たちと笑っていましたが吐き気をこらえるのに結構必死でした。
この症状は車酔いと非常に似ており、やはり三半規管が刺激されて平衡感覚を乱した影響によって引き起こされた症状です。
またその他にも車酔いの要因としては車内のにおいや排気ガスのにおいによる不快感、自分は車酔いしやすいという思い込み
なども影響すると考えられています。
■車酔いしないためには?
車酔いしないためにはどうしたらよいのでしょうか。
車酔いの予防法を以下にまとめてみました。
・万全な体調にしておく
ストレスや疲労、睡眠不足など体調不良も車酔いを助長する要因となります。
前日にしっかり睡眠をとり、ストレスや疲労のない状態にしておきましょう。
・揺れの少ない席を確保する
バスなど比較的前方の席が揺れが少ないようです。
ただし、タイヤの上にあたる場所は揺れやすいので避けましょう。
電車では進行方向を向いている席に座りましょう。
・気分を紛らわす
気分を紛らわすことによりメンタル的な要因を解消しましょう。
唄を歌ったり、仲間とおしゃべりをしたり楽しむことで車酔いの不安を払拭しましょう。
私は学生時代の遠足のときこれは非常に効果が高いと感じました!
ちょっと余談ですがその昔、学校の遠足の道中、バスで隣に座っていた友人が突然青白い顔になって「やべぇ、酔ったかも」と発言。
そこには甲子園を目指し日々の練習により黒々と日に焼けたいつもの彼の姿はなく、青白く弱った筋肉質の男の姿がありました。
ところが車内で彼の大好きなカラオケがはじまり盛り上がりだした途端、急に元気になり弱った白マッチョマンから普段の健康的な黒マッチョマンへと回復したのです。
これを目の当たりにして車酔いは気持ちでなんとかなるもんだな~と思いました。
・寝てしまう
寝てしまうと酔いません。
バス旅行や遠足などは社内での友人とのおしゃべりや景色を眺めることも楽しみの一つですが、酔ってしまっては楽しめません。
それならいっそのこと乗った瞬間から寝てしまいましょう。
・スマホ操作・読書は避ける
スマホ操作や読書など近くで細かいものを見る行為は車酔いの大きな原因となります。
振動により揺れている中でスマホ画面や本の文字を追うことにより平衡感覚が刺激され車酔いを引き起こします。
その昔、買ってもらったばかりのプラモデルを帰りの車のなかで作ろうとして車内でリバースした経験があります。
くれぐれも細かい作業なども避けましょう。
・酔い止めの薬を飲む
人類の英知である化学の力を借りる。
一番手っ取り早い方法かもしれませんね。
なるべく乗る30分前に飲んでおくと効果的です。
酔ってしまったあとに改善目的で飲んでも有効です。
■車酔いしたときの改善方法
車酔い対策をしていても酔ってしまった、なんてこともあります。
そんなには以下の方法を試してみましょう。
・遠くを眺めてリラックス
スマホ画面など細かいものを見てしまい車酔いになってしまった時にはしばらく遠くを眺めて落ち着き平衡間隔を取り戻しましょう。
・一旦外に出てストレッチ
もし停車が可能であれば一旦車を停めて外にでて少しストレッチや深呼吸を行いましょう。
・衣服を緩める
ベルトなどを緩め、お腹の圧迫などをなくしリラックスしましょう。
・外の風を取り入れる
車内の窓を開けて外の風を取り入れることにより気分転換、リラックスをしましょう。
■最後に
今回は車酔い(乗り物酔い)の原因と改善方法についてご紹介しました。
旅行や遠足を思いっきり楽しむためにも車酔いなんかで悩みたくないですよね。
良かったら今回ご紹介したものを一度試してみてください。