家庭菜園で余った野菜のタネの保存には冷蔵庫がおススメ!

ベランダ菜園など家庭菜園を楽しむ際に100均やホームセンターなどで買ってくるタネ。
1度では蒔き切ることができず余ってしまうことって多いですよね。
捨ててしまうのももったいないし、無理やり植えてしまうのも良くないだろうし、、、
ちょっと頭を悩ましてしまいますよね。

でも、ご安心を!

無駄に捨ててしまったり、無理やり植えてしまわず適切に保管してあげましょう。
■余ったタネの保存方法
タネの保存に避けるべきものは3つ。
・湿気
・高温
・日光
これらから種を守る最適な環境で保存してあげましょう。
◆冷蔵庫で保存
一定の温度を保てる、直射日光が届かないことから冷蔵庫の中は種の保存に最適な環境といえます。
保存の際には種袋をセロハンテープなどで密閉し、乾燥剤と一緒に茶筒やのり缶に入れて冷蔵庫の野菜室にしまいます。
乾燥剤はお菓子やのりの防湿に使用しているものでOKです(100均で売っています)。
茶筒やのり缶がない場合にはジップ付きの袋を代用してもよいでしょう。
・ポイント1
保管前に一度紙やトレイの上に広げ1時間程度日光に当てて乾燥させてから保管しましょう。
・ポイント2
冷蔵庫から取り出した際にはなるべく早めに蒔いてあげましょう。
何日も放置してしまったり、直射日光のあたる高温な場所に置いてしまうと環境の変化に種が耐えられず傷んでしまうおそれがあります。
■保存期間の目安
適切に保存ができたとしても残念ながら野菜の種類により保存可能な期間が異なります。
おおよそではありますが保存期間は以下のようになります。
わずかな環境の違いによっても異なりますのであくまで目安としてお考えください。
保存期間1〜2年と寿命の短いもの
・にら
・ネギ
・玉ねぎ
・ミツバ
・しそ
・人参
・ごぼうなど
保存期間2〜3年とやや寿命の短いもの
・ピーマン
・かぶ
・ソラマメ
・インゲン
・エンドウ
・ほうれん草
・白菜など
保存期間4年以上と寿命の長めのもの
・トマト
・きゅうり
・なす
・スイカ
・かぼちゃなど
■さいごに

今回はベランダ菜園など、家庭菜園を楽しむうえで頭を悩ます「余ったタネの保存方法」について冷蔵庫での保存法をご紹介させていただきました。
中には冷蔵庫ではなく室温や冷凍庫での保存を主にしている方も見えるそうです。
冷凍庫の場合上手に保存すればタネの保存期間はかなり長く保てるそうです。
但し保存の際に水分が混ざってしまうとタネが死んでしまうなど保存手順の難易度が上がってしまうことから、素人でも簡単に保存可能な冷蔵庫での保存方法を推奨させていただきました。
余ったタネたちを適切に保存してあげてまた来年お世話になりましょう。