元気な39歳、中日・バルデスおじさん!勝ち星がつかない不運にも前向き!

現在39歳でもうじき40歳を迎える中日ドラゴンズ・バルデス投手。
最近では「バルデスおじさん」とも呼ばれていて何とも愛嬌を感じます。
この「バルデスおじさん」、39歳という年齢を感じさせないほどの元気さを見せています。
シーズンが開幕して1か月半ほどたちますが、なんとここまで中6日での登板は一度もなく、中5日が5度、中4日はすでに2度というフル回転ぶり。
しかも中4日は2連続。
ここ最近は中4日ってあまり聞かないですよね。
この背景にはチームの苦しい台所事情もあるのでしょうが、なにより本人の希望が強いようです。
本人の希望は、、、
中4日で投げたい!
中3日でもノープロブレム!
とのこと。
何とも頼もしい!
今回はそんな野球大好きで元気な39歳、中日ドラゴンズのラウル・バルデス投手にスポットを当ててみました。
■バルデス投手のプロフィール
ラウル・バルデス
出身地:キューバ
生年月日:1977年11月27日
身長:180.3㎝
投打:左投左打
経歴
・バケーロス・デ・ラ・アバナ
・ナシュア・プライド
・ニュージャージー・ジャッカルズ
・ニューヨーク・メッツ
・セントルイス・カージナルズ
・ニューヨーク・ヤンキース
・フィラデルフィア・フィリーズ
・ヒューストン・アストロズ
・中日ドラゴンズ
キューバ出身のバルデス投手。1998年から国内リーグのセリエ・ナシオナル・デ・ベイスボルのラ・ハバナでプレー。
のちにドミニカ共和国に亡命します。
その後マイナーリーグ・独立リーグ・ウィンターリーグを経てメジャーリーグへ。
2014年12月15日に中日ドラゴンズとの契約を発表し日本球界へ。
2015年シーズンから先発要員としてローテの一角を担います。
・2015年 登板22試合 5勝8敗 防御率3.18
・2016年 登板20試合 6勝7敗 防御率3.51
■勝ち星に恵まれず、かわいそうとの声が、、
バルデス投手は今シーズンここまで8度の先発登板があり、すべてクオリティースタート(先発投手が6回以上を投げて自責点3以下)と抜群に安定した投球を見せています。
両リーグ最多の54回2/3を投げて、防御率1.98。(5月13日現在)
しかしこれだけ活躍しているにもかかわらず、現在は1勝1敗という成績。
勝ち負けなしの試合が6度あります。
これには中日ファンのみならず、他球団のファンからも「かわいそう」と同情の声があがっています。
そんな中、バルデス投手本人は「勝てないけど、こういう時もあるさ。今日のような投球を続けていけば、そのうち勝ち星がつくと思うので今後も全力でいくよ!」と前向き。
実は来日1年目の2015年もなかなか勝ち星に恵まれず、初勝利を挙げるまでに9度の先発登板で8度のクオリティースタートを達成していました。
しかしその間の平均援護率は1.91。
勝ち投手の権利を得て降板した後も後続が打たれてしまう不運もあり10度目の先発にしてようやく1勝目を手にしました。
このときのヒーローインタビューでは「本当にみなさん、ありがとうございます。なかなか勝てなくても応援してくれてありがとうございます。」とコメント。
なんとか野手陣に奮起してもらいバルデス投手に勝利をたくさんプレゼントしてあげてほしいですね!
我々ファンとしては応援することしかできませんので、精一杯応援させていただきます!
それと感謝も!
■打撃も凄い!チーム1号アーチ!
投手としてまさにエース級の活躍を見せているバルデス投手ですが、実は打者としても主砲級の実力を見せています。
なんと2017年シーズンのチーム第一号のホームランを放ったのがこのバルデス投手なのです。
シーズン開幕2戦目の4月1日の東京ドーム。
巨人・田口投手の変化球を完璧に捉えライトスタンドへ運びました。
2016年にも本塁打を放っていることから打撃の評価も高く、ファンからは「代打でもいけるのでは?」「8番でもいいのでは?」などの声もあがっています。
中には「二刀流」なんて声もあがっています。
ちょっと大袈裟に思えますがあのホームランを見るとそれもアリかなと思ってしまいますね。
投球にも積極的なバルデス投手ですが打撃も大好きのようです。
とにかく野球が大好きなんでしょうね。
これからも投げて打って活躍してくれることでしょう。
くれぐれも怪我にだけは気を付けてもらいたいですね。