血糖値スパイクにまいたけが有効!MXフラクションでダイエット効果も!
血糖値の急上昇を抑えるのにまいたけが効果的なのはご存知でしょうか?
栄養豊富なキノコ類の中でもまいたけは様々な成分が含まれていることは以前の記事でもご紹介させていただきました。
まいたけの栄養と効能に驚きの効果が!簡単なまいたけ料理もご紹介!
抗がん効果や、インフルエンザ予防、さらに美容にも良いとされるまいたけ。
我が家でも健康食材として積極的に取り入れており、毎日のように食卓に並んでいます。
我が家の食卓のレギュラーの座をがっちりキープしています。
様々な効果のあるまいたけについて、今回は血糖値の急上昇、「血糖値スパイク」にも効果的であることをお伝えしたいと思います。
■血糖値スパイクとは?
正常な人の血糖値は空腹時で80~100mg/dl、食後で140mg/dl以内とされています。
血糖値が常時140mg/dl以上だと高血糖となります。
ところが普段は血糖値が正常範囲内であるにもかかわらず、食後に急激に血糖値が上昇してしまう症状を「血糖値スパイク」といい、体内で急激に増えたブドウ糖が血管壁などを傷つけてしまうなどとても危険な状態となります。
この血糖値スパイクは糖尿病やがん、心筋梗塞、動脈硬化などの原因になると言われています。
・・・恐ろしいですね。
この血糖値スパイクに有効とされており、注目を集めている食べ物が「まいたけ」です。
■まいたけはなぜ血糖値スパイクに有効なのか?
さて、まいたけがなぜ血糖値スパイクに有効なのでしょうか?
まいたけには血糖値を抑える2つの成分が含まれていることが理由にあげられます。
その成分とは、
・食物繊維
・MXフラクション
まいたけにはキノコ類に含まれる食物繊維が豊富です。
食物繊維には血糖値の上昇を穏やかにしてくれるはたらきがあります。
また、MXフラクションとはまいたけにだけ含まれる特有な成分で血糖値の上昇を防ぐインスリンの働きを良くし、ブドウ糖の合成やコレステロールの吸収を抑えてくれる働きがあります。
つまりまいたけに含まれる2つの成分が血糖値の上昇を抑えるはたらきがあるのです。
MXフラクションはとにかくすごい!
まいたけに含まれるMXフラクション。
ちなみにMXのMはまいたけのMだそうです。
この成分は血糖値の上昇を抑えるという素晴らしい効果がありますが、実はそれだけではありません!
MXフラクションにはなんとダイエット効果まであるんです!
その理由は体内の中性脂肪や血液中の悪玉コレステロールの分解を促進させる効果があります。
この効果により、代謝が上がり内臓脂肪を減らすはたらきや脂肪を溜め込みにくい体質へと改善されることからダイエットに適した食材として注目されています。
■血糖値スパイク対策に有効なまいたけの食べ方
まいたけに含まれる血糖値スパイクに有効な成分の食物繊維、MXフラクションを効率良く取り入れるにはどんな食べ方が良いのでしょうか?
食物繊維もMXフラクションも水溶性であり水に溶けやすいことから汁物にして食べるのがおススメです。
我が家では基本的にお味噌汁に入れて食べています。
冷凍保存したまいたけを沸騰したお鍋にドボン!って感じです。
冷凍してから加熱するとまいたけの細胞が壊れて健康成分やうまみ成分が出やすくなります。
鍋にお水と出汁をいれて沸騰させ、他の具材と一緒にほぐした冷凍まいたけを投入!
味噌を入れてもう一度煮立つのを待つだけ。
めちゃくちゃ簡単です。
およそ50gほどの量を食べると1日の血糖値の上昇を抑える効果があるそうです。
私はいつもイオンで1束120gのものを購入していますので、50gというとおよそ1/2束くらいの量ですね。
なかなかのボリュームですので1食だけで50g食べるのはちょっとキツイと感じるかもしれません。
いや、普通にキツイと思います・・・
我が家では朝晩の味噌汁には必ずまいたけを入れていますが2回に分けて食べるくらいが丁度いいと感じています。
味噌汁に飽きたらスープに入れるなどアレンジしてみてはいかがでしょうか。
■さいごに
今回は栄養素を豊富に含む「まいたけ」が血糖値の急上昇、血糖値スパイクに効果的であることをご紹介させていただきました。
キノコなので秋の食材のように感じますがまいたけは一年中手に入れることができます。
さらにお値段も手ごろです。
1パック100円前後ですから。
もし沢山買いすぎても冷凍庫で長期保存もできます。
まいたけの保存期間はどれくらい?保存するなら冷蔵庫?それとも冷凍庫?
お手頃価格で健康が手に入り、さらにダイエット効果まであるまいたけ。
ぜひ、食卓のお供に入れてあげてください。