早起きのメリットやコツは?朝が苦手な私でも大丈夫?
2016/10/12
近頃、早起きをして異業種交流や習い事をする朝活が話題となっています。
書店には早起きや朝型の生活に関する書籍が並び、いずれもビジネスの成功をもたらす内容が書かれています。
そんな早起きには一体どんなメリットがあるのでしょうか?
また、朝が苦手な人でも早起きができるようになるのでしょうか?
今回は早起きのメリットや誰でもできる早起きのコツについてお話しします。
■早起きのメリット
昔から「早起きは三文の得」と言われておりますが、どんなメリットがあるのでしょうか?
ちなみに「三文」とはほとんど価値がないような例えのようですが。
・体内時計が整う
早起きして朝日を浴びることによりメラトニンという体内ホルモンの分泌を促します。
このメラトニンは朝、日差しを浴びてから約15時間後に体内で分泌されはじめます。
このメラトニンの作用により眠りが誘発されるのです。
つまり早く起きることによってメラトニンの分泌も早い時間におこり、適した時間に眠くなることで自然と早寝早起きの習慣が身に付き体内時計が整います。
・ストレスが軽減される
体内時計が整い早寝早起きをすることで体内のホルモンバランスが整い精神の安定に役立ちます。
中でもセロトニンという気分を良くするホルモンは精神を安定させる効果が非常に高く「うつ」を防ぐ効果があると言われています。
・朝食をゆっくり食べられる
早起きすることにより普段寝ている時間を使うことができるため、時間に余裕が持てます。
朝食をゆっくり食べる時間ができ、家族とのコミュニケーションも取ることができます。
また、ゆっくり良く噛んで食べることにより胃腸など臓器の負担を減らし便秘改善など体調を整えることにも有効です。
・時間効率が良くなる
仕事で身体や頭を使いきってヘトヘトな夜よりも、睡眠をとってリフレッシュされた脳を使える朝は非常に脳が活発に働き効率よく働きます。
目覚めてすぐに行うことで趣味や仕事も普段より驚くほど効率的にすすめることができます。
■早起きのコツ
それでは実際に早起きするにはどうすればよいのでしょうか。
夜型で朝が苦手な人でも早起きの習慣を身に付けるには?
・起きてすぐ朝日を浴びる
日光にはメラトニン分泌されているメラトニンを抑える働きがあります。
先ほどお伝えしたようにまた約15時間後に分泌されるようにタイマーをセットしてくれるのです。
眠りのホルモンメラトニンが抑えられることにより目が覚めてくるのです。
・寝る前のお酒は控えめに
お酒を飲むと眠くなることから良いのでは?と思われるかもしれませんが、実は睡眠中に神経が高ぶる作用があり、眠りの質が悪くなってしまい途中で目が覚めたり、寝ても疲れが取れないなどの症状が起こります。
眠る2〜3時間前の飲酒は避ける、ほどほどの量で抑えるなどしていきましょう。
・お風呂はぬるめに
入浴は寝つきが良くなるイメージですが、あまり熱すぎるとかえって目が覚めてしまい逆効果になります。
40度前後のぬるめのお湯で20〜30分程度がベスト。
・寝る直前のスマホやテレビは避ける
就寝前にスマホやテレビを見ていると脳が興奮状態となり良質な睡眠がとれない原因となります。
また、睡眠ホルモンのメラトニンを抑えてしまうため寝つき悪くなります。
就寝1〜2時間前にはスマホやテレビの鑑賞は終えましょう。
・カーテンを開けっぱなしで寝る
カーテンを閉めずに眠ることで朝、自然と日差しが差し込み日光を浴びることで睡眠ホルモンであるメラトニンが抑えられて体内の目覚まし時計が働きます。
■まとめ
簡単ではありましたが、早起きのメリットやコツについてお伝えさせていただきました。
実は世の中の成功者の多くは早起きの習慣があったそうです。
例えば、アップル創業者のスティーブ・ジョブズやオバマ大統領、ツイッターの創業者のジャック・ドーシーさん、芸能人ではタモリさんなどなど上げればきりがないほどいらっしゃいます。
あなたも早起きしてできた朝の有効な時間を使って何か新しいことにチャレンジしてみてはいかがでしょう。
早起きは人生の成功の第一歩と言っても過言ではないかもしれません。