侍ジャパン2勝3敗で本番へ。3月7日の初戦はキューバ戦!

3月7日に初戦を迎えるワールドベースボールクラシック(WBC)を前に侍ジャパンの練習試合、壮行試合、強化試合の計5試合が終わりました。
いよいよ次戦は本番となります。
日本は1次ラウンドはプールBに所属しキューバ、オーストラリア、中国とあらそいます。
初戦の相手は強豪キューバです。
心理的にも有利に進めるためにはぜひ緒戦は勝ちたいところ。
果たして日本は1次ラウンドを無事突破することはできるのでしょうか。
WBC開幕を前にこれまでの試合を振り返ってみたいと思います。
■2月25日VSソフトバンク
ソフトバンク2-0日本
ソフトバンク相手に完封負けを喫してしまった侍ジャパン。
打線は広島、菊池選手が3安打と筒香選手のヒットのみの4安打と寂しい展開。
逆に投手陣は2点を失ったもののトータル4安打に抑える好投を見せました。
しかし四球が5つとWBCの試合球に少々戸惑っている様子。
まあ、ここから投打にエンジンがかかってくることでしょう。
■2月28日VS台湾リーグ選抜
日本5-8台湾リーグ選抜
台湾リーグ代表に計17安打を許し8失点。
先発、則本投手(楽天)が3回被安打6、失点3。
2番手、牧田投手(西武)が2回被安打6、失点2。
3番手、増井投手(日本ハム)が1回被安打2、失点1と不安を残す内容。
しかし台湾打線はパワフルでした。
ひょっとして台湾代表よりも強力では?と思ってしまうほど振れてました。
明るい話題としては菊池選手が前の試合に続いて3安打の猛打賞と絶好調。
前回大会の井端選手のようなキーマンとなりそうな予感も。
■3月1日VS台湾リーグ選抜
台湾リーグ選抜1-9日本
侍ジャパンが圧勝!
トリプルスリーの山田選手(ヤクルト)に待望の1発が飛び出し先制。
4番の筒香選手(DeNA)も3打点と打つべき人が打ち9安打9得点と打撃陣の不安を一掃しました。
投げては菅野投手(巨人)-石川投手(ロッテ)-藤波投手(阪神)-千賀投手(ソフトバンク)の4人のリレーで1失点に抑える好投を見せました。
この調子で頑張れ!侍ジャパン!
■3月3日VS阪神
阪神4-2日本
メジャーリーガーの青木選手も加わりベストメンバーが揃った侍ジャパン。
対する阪神は若手メインで構成されたベストとは言えない布陣。
しかし、このベストメンバーではない阪神を相手に敗北を喫する侍ジャパン。
阪神の投手陣はメッセンジャー投手、岩貞投手が好投。
まあ、これには仕方ないところでしょうか。
中田選手(日本ハム)に待望の1発が出たことは明るい材料でした。
投手陣は大谷翔平投手に代わって代表入りした武田投手(ソフトバンク)が先発して3失点、抑えの秋吉投手(ヤクルト)が1失点という結果でしたが、
牧田投手、平野投手(オリックス)、増井投手、松井投手(楽天)、岡田投手(中日)のリレーで3回〜7回までの5イニングを0に抑え、WBCの試合球にも慣れてきたように感じられます。
そろそろ本気を見せてくれ!侍ジャパン!
■3月5日VSオリックス
オリックス3-5日本
本番前の最後の試合。
先発の藤波投手(阪神)の立ち上がりに2点を失うものの、神ってる男、鈴木誠也選手(広島)の3ランですぐに逆転。
その後同点に追いつかれるも9回、代打秋山選手(西武)の2点タイムリーで逆転し勝利を掴みました。
本番に向けて良い形で終えることが出来ました。
今日の勝利で勢いに乗ってほしいですね!
■苦戦しているのは侍ジャパンだけではない!?
本番前の今回の5試合は2勝3敗と負け越しとなってしまいました。
球界のスタープレイヤーが揃った侍ジャパンなだけに、圧勝することが期待されていました。
ファンからは心配する声もあがっています。
しかし、苦戦しているのは侍ジャパンだけではなく、同じグループBで戦う他のチームも実は同様に苦戦しているのです。
3月3日 オリックス3-3キューバ
3月4日 オリックス5-2中国、阪神3-0オーストラリア
3月5日 西武5-0キューバ
やはり国の代表を背負って戦うというのは物凄いプレッシャーなんでしょうね。
特に侍ジャパンは第1回、第2回と優勝しており、王座奪還という期待がかかっているだけにプレッシャーは半端ではないことでしょう。
とにかく7日のキューバ戦でまずは1勝を掴み、のびのびとプレーをしてほしいですね。
侍ジャパンの本来の力が出せれば必ず勝ってくれるでしょう!
頑張れ!侍ジャパン!